辻本さんの予想外な悲劇も起こった“モンスターハンターフェスタ’13”札幌大会――予選を2分01秒で通過した1位チームが決勝でまさかの●●宣言!?

文：ゴロー

■親子ハンター/女子ハンター 札幌大会決勝戦

　親子ハンターの予選を勝ち上がったのは、“SSK（1位通過）”と“HR（2位通過）”。決勝戦のテツカブラ討伐に、“SSK”は太刀と操虫棍、“HR”はハンマーとスラッシュアックスでチャレンジした。どちらもほとんど練習をしていなかったそうだが、最初に乗りを成功させるなどして順調にダメージを与えていく。結果、4分44秒でテツカブラを討伐した“SSK”が優勝を飾った。

　女子ハンターの決勝は、“左がそらさん 右がふうさん（1位通過）”と“洞爺湖モンハン部（2位通過）”の対決に。討伐対象のリオレイア亜種に対し、“左がそらさん 右がふうさん”は片手剣×2、“洞爺湖モンハン部”は片手剣とチャージアックスを選択。結果は、乗り、麻痺、罠を立て続けに決めた“左がそらさん 右がふうさん”が、相手チームに大きなタイム差をつけて優勝した。

■狩王決定戦 札幌大会決勝戦

　予選大会“イャンクック討伐”を好タイムで勝ち抜いた8チームが集結し、“ゴア・マガラ討伐”のタイムアタックを実施。中でも、2位と約24秒の差をつけ、2分01秒で1位通過した“＊つぇキング＊”に多くの注目が集まる。

　ほとんどのチームは、安定感があると言われるランス×操虫棍という組み合わせを選ぶ中、ランスとヘビィボウガンで挑むチームも。頭部を徹底して狙い、時には密着で攻撃するというヘビィボウガンの立ち回りのうまさが目を引いた。

　注目視されていた予選1位通過の“＊つぇキング＊”は、開始前のコメントで「尻尾を切断して討伐します」と宣言。ダメージの通りにくい尻尾を狙うという大きなハンデを背負ってのチャレンジとなるだけに、ギャラリーの視線は“＊つぇキング＊”のプレイモニターに釘付け。

　結果、尻尾を切断するパフォーマンスを披露した“＊つぇキング＊”は6分19秒で2位に、そして予選2位通過の“Scratch”が5分47秒のタイムを出して札幌大会を制した。結果発表後に“Scratch”は、「“＊つぇキング＊”が尻尾を狙っていなかったら確実に2位でしたね」と謙虚なコメントを。2014年に行われる決勝大会本戦で、優勝した“Scratch”と、本気で挑む“つぇキング”がどういった結果を残すかが楽しみだ。

■“モンスターハンターフェスタ’13”イベント概要
【入場料】無料
【開催時間】10：00～17：00（最終入場16：00）
【スケジュール】
2013年10月20日：東京・幕張メッセ4・5ホール（※終了）
2013年11月3日：名古屋・ポートメッセなごや第1展示場（※終了）
2013年11月10日：福岡・西日本総合展示場新館（※終了）
2013年11月17日：札幌・アクセスサッポロ大ホール（※終了）
2013年11月24日：大阪・インテックス大阪4号館・5号館

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