2013年12月6日(金)
スポーツやゲームで、チームの仲間との連携で強敵を倒すというのは、誰もがあこがれるシチュエーションです。『World of Tanks』(以下、『WoT』)で先日実装された新モード“チームバトル”は、参加人数も少なく(通常は15人の1チームが最大7人に)、マップも狭く、個人のスキルがいかんなく発揮される、まさにそんな状況を実現できる夢のモードです。
古代中国の思想書『孟子』にいわく、「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」と申します。小官も、緊密に連携した戦闘単位は戦力比を覆せると信じています。また、これも中国の古典となる『史記』にいわく、「断じて行えば鬼神も之を避く」と申します。高い練度と高い士気で臨めば、幾万の敵と言えども恐るるに足らず。そんなゲキテキな何かを期待して『WoT』のチームバトルに挑んだわけですが、結果は今回の記事にて。
なお、書いてて思いましたが、この精神論主体の発想。まるで、太平洋戦争中の日本軍みたいだわ……。
10月4日に追加実装されたチームバトル。これはその名の通り、あらかじめチームを作って戦うモードです。ルールで設定された“上限コスト”を越えないよう、最少5人から最大7人までのチームを編成します。コストの上限は合計42。Tierの数値がそのままコストとなっており、編成に組み入れられる最も強い車両はTier VIIIとなっています。また、5人からチームを作れるのですが、7人に満たない場合は、足りない人数がコストの上限から引かれます。つまり、5人だと上限が40、6人だと上限が41になります。
編成の内訳は、Tier VI×7台でも構いませんし、Tier VIII×5+Tier I×2という形でもOK。上限を越えなければいいので、Tier I×7でも問題ありません(これで参戦する人はいないと思いますが)。
もちろん、Tier VIII×5(コスト40)でも参加可能です。ただし、Tier VIII×5+Tier II×1という形はNG。参加人数が6名なので、コストが41になってしまっているからです。基本的に同じような力量のチームを探してマッチングしてくれるのですが、敵チームを検索している時間が5分を超えると、強制的に空いているチームとマッチングされます。このため、コスト総数が30程度のチームでも、コスト40くらいのチームと対戦させられることがあるので、注意が必要です。
▲戦闘開始ボタンの下にあるモード選択で、チームバトルを選択してください。 |
チームバトルモードの画面に入ると、他のプレイヤーが作ったチームに後から参加するか、自分で新たにチームを作るかを選択することになります。既に作成されているチームに参加する場合は、“チームの検索”を選んでください。自分の所持する戦車がそれぞれのチームの希望に合致する場合、該当するすべてのチームが表示されるので、枠に空きがあればそのまま参加できます。
▲他のプレイヤーが作ったチームに入る場合、チームリーダーが希望する車両が画面に表示されます。 |
自分で新チームを作る場合は、“チームの作成”を選びます。この際、自分のフレンドを呼ぶこともできます。さらに、「味方が重戦車ばかりなので、スカウトに軽戦車が欲しい」とか、「味方が弱いので、Tier VIIの重戦車が欲しい」などといったリクエストを出すことができます。もちろん、特別な条件なしで募集することも可能です。
チームメンバー全員の準備が整ったら、マッチング開始です。全員が画面下の戦闘開始ボタンを押せば、マッチングがスタート。先ほども紹介しましたが、基本的に5分ほどをリミットとしているようで、自分たちの戦力と見合う敵チームがいない場合でも、マッチングを待っているチームと自動的に対戦することになります。
→高ランク戦車がひしめき合う戦場へ! その結果は!?(2ページ目へ)
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