2013年12月21日(土)
――初回限定BOXについても伺いたいのですが、装丁がかなり凝られているパッケージですよね。
富澤さん:そうですね。パッケージビジュアル用にイラストを描き下ろしていただいたのですが、そこはディスクのパッケージに使い、初回限定BOXではBOXのデザインにかなりこだわりました。パッケージの蛍光ピンクはデザイナーからの提案で、色合いがかなり印象的ですよね。
パッケージにプリントされている魔女にも特殊な加工をしていて、ロゴも金の箔押しでと、かなりリッチなパッケージになりましたね。それと細かいところですが、ゲームのパッケージだと、PSマークなどさまざまなものを印刷する必要があるのですが、紙製のパッケージカバーに印刷したことで、パッケージ自体にそういうものを載せずに済みました。
素敵なパッケージとして部屋に飾れるようなものになっていると思います。本作を購入される方は『まどか☆マギカ』のファンが多いと思いますので、ファンアイテムとしても満足していただけるようなものを目指して作りました。
――特典内容については、どのように決められたのでしょうか?
富澤さん:最近は、コンテンツをデータで提供することも増えましたけど、特典そのものを楽しんでもらいたいなと考えて作っていきました。“お菓子の魔女 シール型クリーナー”は、PS Vita2000シリーズが発表された時に作っていた特典です。PS Vita2000シリーズにはビビッドなピンクカラーの本体がありますけど、その本体に特典のクリーナーを貼っていただければ、かわいいんじゃないかと思って作りました。
また、本作にはたくさんのゲームオリジナルのBGMが収録されています。それらの曲がサウンドトラックに収録されているのでお楽しみいただければと思います。
――ゲームオリジナルの新曲は、何曲くらい入っているのでしょう?
山本さん:20曲くらいは入っています。サウンドを担当された方も原作の大ファンで、楽曲の依頼をする時も話がすんなりと通りました。
富澤さん:『まどか☆マギカ』という共通認識を大勢のスタッフがすでに持っているので、そういう意味でも恵まれているゲームです。ゲーム制作に関わっている人たちが、原作を愛しつつ、ゲームを楽しみながら作っているのがわかるものになっていると思います。
――それでは最後にひと言ずつ、メッセージをお願いします。
林さん:大変なこともたくさんありましたが、スタッフ全員が原作に愛を持ちながら作った作品です。そういう思いがプレイヤーに伝わってくれるとうれしいですね。
山本さん:アニメでは味わうことのできなかったifというのが、ゲームならではのポイントだと思いますので、そういうところをぜひ楽しんでください。
小谷さん:インタビュー中で救済措置として紹介した“輪廻の魔女結界”ですが、実はやり込み要素でもあります。本編よりも難易度の高いミッションもたくさん入っているので、魔法少女たちの絆を育んだ後は、ぜひ高難易度ミッションに挑戦してもらえたらなと思います。
宇留間さん:歯ごたえはあるものの、誰でも楽しめる作りになっていると思います。『まどか☆マギカ』のアニメが好きだという方は、愛を持ってプレイしていただければうれしいですね。
富澤さん:本作は、これまで以上にコンセプトを明確にしたタイトルで、ゲームはそれほどやらないというアニメファンの方でも遊べるような作りになっています。アクションゲームとして気持ちよくプレイできて、爽快なアクションも楽しめる、ストーリーの補完もできるというものです。
もちろん難易度の高いミッションも用意しているので、アートディンクさんのハードなゲームが好きだという方にも、きっと満足していただけるデキになっていると思います。『まどか☆マギカ』が好きという共通言語で作ったタイトルですので、プレイヤーの皆さんもその思いを持ってプレイしてもらえれば、必ず楽しめるタイトルだと思います。
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