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2013年12月25日(水)

『ブラウザ三国志』はもう1つのリアル世界!? 山下まみさんも参加した座談会で今回のゲームプレイを振り返る!【電撃義勇軍】

文:ユート

■思うところはイロイロあるんです! 本当に……

山下まみ:役職の重要性や役割もそうですけど、プレイしながらいろんなことを知っていければ良かったですね。でも、そういった知識を把握する前にワーってなってしまって。私はワーってなっていることもあまりわかってなくて、「皆が大変そうだけれど、私はどうしたらいいんだろう?」みたいな。

『ブラウザ三国志』

五味:いきなり巻き込まれましたからね。今回は本当に、まったり遊ぶってことはできなかったですね。

ユート:集まった直後に宣戦布告とか、衝撃的でしたからね……。

五味:戦争に関していうと、スタートが遅かったっていうのも響きましたね。集まってくださった方は、ワールド開設から2週間が経った状態のところに来たわけで。これが例えば開始3日目とかなら、だいぶ違ったと思います。

山下まみ:本当に、1日が重要なんですね。

五味:重要ですね。最初の2週間とかは、特に。

山下まみ:最初は、もう少しのんびり進んでいくんだと思ってました。例えば、畑を作るのにも時間が掛かるし、何をやるにしても時間がかかるから、ゆっくりとしたペースで遊ぶものなのかなって。それが、ちょっとトイレ行ってる間にも状況が変わってることがあったりして。「え、もう!?」みたいな感じで、すごくビックリしました。

五味:実は結構シビアなんです。

『ブラウザ三国志』

れおん:今回の戦争は、名声が一番響いてるんじゃないかなと思ってます。

五味:そうですね。名声は、初期状態だと12時間に1しか上がらないので、布告された時期にはだいぶビハインドがありましたから。

ユート:拠点の数も、こっちは皆が1とかなのに対して、相手は3とか4とかありましたからね。「資源のたまる量とか、諸々で、明らかに差があり過ぎやろ」とは思いつつ。

れおん:やっていて思ったのが、時間のアドバンテージもありつつ、こっちは戦争用の内政を進めてなかったのも大きいかなって。宿舎もレベルが低いし数も少ないし。援軍を送っても、最大枠が少なくて兵士が作れなくなったりとか。こういった部分でも、経験者と初心者でだいぶ差が出る気がします。全部を宿舎にするのも、珍しくないって聞きました。

山下まみ:まんべんなく作るのがいいって、思っちゃいますよね。キレイに作って行くのがベストなのかなって。でも、そうじゃないってことですよね。

ユート:どういう方針でゲームを遊ぶか次第ですね。農耕メインでやるか、戦争メインでやるかで、ガラッと変わります。

五味:今回の流れ自体も、普通じゃなかったですしね。本来でいうと、NPC砦を取るっていう行動があってからの戦争なので。

れおん:普通は、砦を奪い合うために戦争をするんですよね。今回はただ殴られた感じ。

五味:電撃義勇軍の同盟を落としても、なんのメリットもなかったですから。砦を持ってる同盟だったら、制圧ポイントとかも自分たちのものにできますけれど、電撃義勇軍はそうじゃないですし。

山下まみ:一般プレイヤーの方とぶつかるより、私たちを相手にしたほうが気軽に戦えたんじゃないですか?(笑)。

れおん:それはあるかもですね。……でも、「画面の向こうに人間がいるんだよ!」って言いたかった(笑)。

五味:ちなみに、宣戦布告されたのが11月23日で、義勇軍が落城したのが11月29日。そこから、三河屋さんに救出されたのが12月8日なので、だいたい1週間半ぐらいで救出されてますね。その後、12月11日に三河屋さんが相手の同盟を落としているから……。実質4日ぐらいで、いろいろなことに片をつけてくれたことになります。

れおん:三河屋さんは、動き方と連携のうまさがハンパない気がしますね。相手同盟の盟主を落とすのは、さすがに少し手間取っていましたけれど、それ以外の、例えば僕の周りの領地を取り返してくれるまでの速さとかは、すごかったです。

ユート:うちらに宣戦布告してきた同盟は、確か他のワールドでも活動しているですよね。

五味:はい、他のワールドでも遊ばれているようですね。

ユート:最初、オレの城がすげー攻められてましたけど、援軍をもらったおかげで意外と守ることができたんですよね。布告された段階だと5人ぐらいしかまともに動けなかったんで、すぐに落城するかと思ったんだけど、1週間くらい持ちこたえれました。

五味:向こうも、手を抜いてくれてたのかもしれないですね。

れおん:なるほど、そうかもしれませんね。1週間くらい時間があったので楽しめたというか、いろんなことを知りつつ守れたのかなっていうところはありますね。アッという間につぶされていたら、本当に何もわからず終わってたでしょうし。

ユート:それは確かに。完全に包囲された後も、武将カード1枚で攻めてくることが多かったりして、その間にいろいろ聞いて、防御のこととかも把握できたし。「本気かな?」って思う攻め……、「剣兵と衝車が大量に!」みたいなことは、数日に1~2回あった程度やもんなぁ。

れおん:攻める側でも“衝車担当”みたいな方がいると思うんですけど、衝車って作るのにすごい時間が掛かるじゃないですか。今思うと、その辺の数をまだそろえてない段階で布告してきたのかなって感はありましたね。「とりあえず布告しとけ」みたいな。

ユート:相手の内情はわからんけど、ファーストインプレッションがもっと違う形やったら、あの同盟に対する印象も全然違うもんになってたんやろうなって気はする。それこそ、あの人らが言ってたみたいに、楽しい戦争ができたんやろうなって。宣戦布告からの流れの書簡が、圧倒的に感じ悪かったんで。

れおん:ホントですよ。スポーツかなって思っいたら、いきなり絡まれた感じ。びっくりしましたね。「自分は渋谷を歩いてたのかな」って思いましたもん(笑)。こっちはそれまですごい楽しんでたのに、あの同盟からの書簡で、一気にもう……。書簡の言葉づかい丁寧なんですけれど、すごいイヤミを感じるような内容で、こっちもキレそうになって。

ユート:オレの場合はレポートで、れおんさんの場合は漫画で、いろいろ悩まされましたよね(笑)。

れおん:そうですね(笑)。

『ブラウザ三国志』

五味:でも、いろいろ弾けたんで良かったですよね。

山下まみ:動きはあったというか。

ユート:前回のレポートとは比べもんにならへんぐらい、いろいろな体験ができましたね。それこそ、「別のゲームやってるんかな?」ってぐらい。

五味:少数の同盟で遊ぶのと、戦争に絡むのだと、全然違うゲーム性になりますからね。

れおん:状況を見てないとダメだから、ずっとゲームをチェックしてて、「原稿が全然進まねぇ!」ってことに(笑)。到着時間が見えてるから、余計気になっちゃって。ブラウザを閉じようと思ったけど、「閉じたらまずいんだろうな」って思いました。

ユート:オレも「原稿の締切りがやべぇ!」ってなりつつ、状況が気になってしゃーなかった。特にオレの場合は、盟主やった時に「オレが落ちたら同盟ごと配下になってまう」っていうのがあったんで。

れおん:正直、最終的に落城したときは残念だったけど、ホッとするような感覚も同時にありました。

五味ユート:そうそう!

五味:落ちると、ホッとするんですよね(笑)。

ユート:やっと、攻められる重圧から解放されたかも、みたいな(笑)。

れおん:攻められている時は「落とされたくない!」って気持ちにはなるんですけど、必死に頑張った結果、落ちたら落ちたで、すごい落ち着いた感じが(笑)。

ユート:もう攻められることないんや、ってね。

れおん:若干、安心してしまう。

五味:自分も同じ感覚になりますね。「ああ、もういいんだ」って(笑)。

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データ

▼『ブラウザ三国志』
■メーカー:マーベラスAQL
■対応機種:PC
■ジャンル:S・RPG(オンライン専用)
■プレイ料金:基本無料(アイテム課金制)
■正式サービス開始日:2009年7月15日

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