2013年12月25日(水)
PS Storeの注目コンテンツを、電撃PSの編集&ライター陣が平日(ほぼ)毎日紹介していく特集企画、“電撃PlayStation×PlayStation Store”。話題のDL販売ゲームをはじめ、ゲームアーカイブス、追加DLC、ベスト版、PV・体験版など、ゲームを深く愛する電撃PSスタッフが、ゲーマー視点でコンテンツをピックアップしていきます。
本日紹介するのは、ロックスター・ゲームスより2013年10月10日に発売され、2013年12月18日よりダウンロード版が配信開始となった、世界的な人気を誇るクライムアクションシリーズの最新作『グランド・セフト・オートV』。
ディスク版の発売よりすでに3カ月近くが経ち、11月よりスタートした『GTAオンライン』も含めて、すでに多くの人がプレイしていると思われる本作。“起動時のロードを除けばほぼシームレスで展開するゲームプレイ”、“ワルの仕事以外にも、スポーツからマネーゲームまで多岐にわたるお楽しみ要素”など、このゲームについて語る要素は無数にあります。
その中であえて自分が推すのは、3人の主人公が織りなす“仲間”をテーマとしたストーリーだったりします。成り上がる野望を持ちながら、ともに実行する仲間に恵まれない青年、フランクリン。かつて仲間を裏切り、成功を手にするも再び裏家業に舞い戻るマイケル。そして、死んだはずの仲間・マイケルの生存を知り、再会するために田舎からやってきたトレバー。彼ら3人の間で交錯する友情と対立の物語は、ぜひプレイヤー自身の手で最後まで見届けてほしいところです。
また、状況に応じて操作する主人公をリアルタイムで切り替え、一見困難なミッションを鮮やかに成功させるシステムも見事。さらにミッションによっては、強盗を行う手段をプレイヤーが決め、参加メンバーを選抜するものがあるなど、“行って、倒して、逃げる”のワンパターンに陥らない構成も素晴らしいです。“とにかく大味”、“主人公がみんなヒゲマッチョ”など、先入観で語られがちな海外作品のネガティブなイメージを払拭するパワーのある1本です。(ライター:柏又)
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