2013年12月20日(金)
2014年春に稼働を予定しているセガのAC向け2D対戦格闘ゲーム『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX(ファイティング クライマックス)』。その第2回ロケテストが、12月20日~22日にかけて大阪の“セガ難波アビオン”で開催されています。ロケテストに先駆けて本作をプレイしましたので、そのレポートをカネキングがお届けします!
『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』は、電撃文庫創刊20周年を記念して実施されている“電撃文庫vsSEGA”プロジェクト第4弾となるタイトル。開発はエコールソフトウェア/フランスパンが手掛けており、『ソードアート・オンライン』のアスナや『灼眼のシャナ』のシャナなど、電撃文庫作品に登場するキャラクターたちが火花を散らします。
今回のロケテストでは、新たにサポートキャラクター3人が使用可能です。そのキャラクターとは!
・真奥貞夫(『はたらく魔王さま!』/著:和ヶ原聡司)
・ブギーポップ(『ブギーポップは笑わない』/著:上遠野浩平)
・ホロ(『狼と香辛料』/著:支倉凍砂)
こちらの3キャラクターです。まずはこの3キャラクターの、今回ロケテスト時点でのレビューからお届けしていきますが、今回のロケテストでは、第1回ロケテストで寄せられたユーザーからの意見を参考に、新システムが追加されるなど大幅にゲームが進化しているので、ぜひとも最後までチェックしてみてください!
『はたらく魔王さま!』の主人公・貞夫は、画面外から走ってきてグーパンを繰り出すという一見シンプルな性能を持っています。この状態だとダメージは低いのですが、なんとラウンド中に攻撃を何回かヒットさせると、秘められた力を解放して、超強力な一撃を放ってくれるのです。
その攻撃力はなんとクライマックスアーツ並。発動するにはちょっと手間がかかりますが、狙う価値は十二分にあると言えるでしょう。
貞夫はサポートの復帰も早めなので、回転率はいいです。キャンセルサポートでコンボに組み込むこともできますが、立ち回りで適当に出して行ってもいいでしょう。
『ブギーポップは笑わない』から参戦のブギーポップは、ちょっと特殊な攻撃を行います。口笛を吹きながら現れ、3カウントぐらい経つと画面が暗転。“空中ガード以外では防げない全画面”攻撃を相手目掛けて放ちます。ここから追撃も可能です。
攻撃を回避することはできないので、大人しくジャンプしてガードするか、ブギーポップ出現中に相手に攻撃を当ててアシストを追い払うか、そのどちらかを迫られることになります。コンボに組み込むのは難しいかもしれませんが、相手を固めて地上に釘付けにしたり、空中に逃げた相手に対空技を当てて行ったりなど、とにかく出すだけで簡単に有利な状況を作れるのが魅力です。復帰速度は普通かちょっと遅いぐらいなので連発はできませんが、出せる時にはなるべく出しておきたいサポートだと思います。
『狼と香辛料』から参戦のホロ。麦の豊穣を司る狼神ということで、能力は“回復”です。ぴょんと画面内に飛び込んできたホロが手を広げると、そこに突然光り輝く麦畑が出現。このフィールドにプレイヤーキャラクターが立っていると、体力が回復する仕組みです。
1回の回復量はそこまで多くはないものの、回転率は悪くないので、最終的にはかなりの回復量を期待できそう。これこそ出し得のサポートなので、出せる時は出しておきたいですね。なお、飛び込んでくるホロは攻撃判定があるため(威力はほとんどありませんが)、置き対空やジャンプつぶしを狙って使ってもいいかもしれません。
美琴など距離を取って戦うキャラクターと相性がいいかもと思いましたが、今回のロケテストでは“待ち”が強くない気がするので、使いこなすにはひと工夫いるのではないでしょうか。
→今回のロケテストの内容をがっつりレポート!(2ページ目へ)
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