2013年12月29日(日)
とはいえ、最近は対戦格闘ゲームをやっていない、もしくはあまり得意ではない人にとっては、ハードルが高く感じてしまうというのも事実なのでは? はい、kbjも正直そうでした。
でも大丈夫!
本作には、チュートリアルやコンボチャレンジ、コマンドトレーニングが用意されているのでシステムやコンボを理解するまで十分に練習できます。
ただ、CPU相手にやるよりも、対人戦で鍛えたほうが成長は早いのも事実。しかし、あまりに腕の差がある人に一方的にぼこられるのは、悲しいのも事実。
でも大丈夫!!
オンラインモードでは、対戦してポイントを獲得していく“ランクマッチ”があります。これならば、いきなり場違いなレベルのプレイヤーに当たって、悔しい思いをすることも……少ないはず。
いろいろ説明してきたのですが、「結局のところ、さわってみないとわからない!」という人も多いのではないでしょうか?
でも大丈夫!!!
な・ん・とPS3版『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』には、無料で遊べる“基本無料版”があるのです!
この基本無料版ではSTORYモードを除く全モードを、かすみ、あやね、リュウ・ハヤブサ、ハヤテという4キャラクターを操作して無制限に楽しめます。ある意味で体験版と言えなくもないですが、遊べる要素が多すぎて体験版より圧倒的に豪華です。さらにはオンライン対戦も可能。これで腕を磨いていくもよし、遊んでみて楽しかったからキャラクター使用権やストーリーモード開放権を購入するもよし。最近、格闘ゲームから離れてしまった人に対して、門戸を開けて待っているです。
冒頭の開発者と対戦した時の話に戻りますが、企画としては電撃オンラインチームは完敗しました。「その強さに乾杯」というほど、圧倒的な敗北です。
ただ、参加したメンバーは試合が終わっても、ずっと笑顔でした。もちろん“Team NINJA”の人たちも同じです。試合を見ながらいろいろ話をしたり、終わったメンバーにダメ出ししたりというやり取りが見られました。対決後にエキシビジョンマッチも行ったのですが、勝った負けたとか、うまいとかヘタとかに関係なく、終始笑顔で同じゲームの話をしているわけです。
ふと、学生時代にゲームセンターで1つの椅子に交替交替で座りつつ対戦に明け暮れていた時も、こんなだったなって思ったんです。格闘ゲームって勝ったらもちろん楽しいんですが、同じゲームを一緒に遊ぶという、共有している感じも楽しいんですよね。
対人戦は、プログラムされたコンピュータではなくて、状況に対応する人間同士のぶつかり合い。わずかな判断ミスで勝てる試合も落としますし、形勢の悪かった試合がひっくり返ることもあります。だからこそ、負けを反省して次に生かすために皆で考えて、また対戦する。結果、勝てるようになれば最高にうれしいのです。この過程が対戦ゲームの醍醐味であることを改めて感じたのです。
もちろん、実力差が離れている相手に負け続けるのはおもしろくありません。悔しさを通り越して、頭に来るだけです。しかし、『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』では、オンラインに接続してランクマッチを選べば、自分のランクに近い対戦相手を探すことは難しいことではありません。そして負けたとしても、練習して対戦にまた臨めばいいのです。
▲アーケード版に登場する新キャラのマリー・ローズ。軍隊格闘術・システマを使いこなすとのこと。 |
繰り返しになりますが、PS3版『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』には、基本無料版が用意されていますし、アーケード版も稼働したばかりです。アーケード版で格闘ゲームが全盛だった当時、対戦に胸をおどらせた人、揺れる胸に心をおどらせた人は、まずはこちらで対戦するおもろしさを味わってみてはいかがでしょうか? 遊んでいたら、きっとキャラを購入したり、ソフトを入手してみたくなったりするはずです。対戦のおもしろさ、興奮は今も昔も変わっていないのですから!(ミラを使いこなしたいkbj)
ファン投票で2013年のベストゲームを決める“電撃オンラインアワード2013”にぜひご投票ください! 対象タイトルは、2013年1月~12月に国内で発売・配信・サービス開始された、あらゆるゲーム。コンシューマゲームに限らず、PCゲーム、スマホゲーム、トレーディングカードゲーム、ボードゲームなども含まれます。
投票していただいた方の中から抽選で、PS4、PS Vita(PCH-2000)、ニンテンドー3DS LLのいずれかを5名様に、好きなソフト1本を20名様にプレゼントいたします(ハードとソフトは、いずれか1つしか選べません)。ご希望の賞品とともに、あなたの2013年のベストゲームを投票してください! なお、当選者の発表は、2014年2月上旬を予定しています。
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