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2014年1月22日(水)

3DS『カラス BOR』をエレキコミック・今立進が斬る! STG好き芸人×k.h.d.n.永田大祐の濃厚対談をお届け

文:ミゲル

 2006年11月にアーケードで稼働し、STGとしては珍しい自機の成長要素や近接攻撃などのシステムと、ディープな世界観から、根強いファンを持つ『カラス』。その流れを汲んだ3DS用STG『Karous ‐The Beast Of Re:Eden‐(カラス ザ ビースト オブ レデン)』(以下、『カラス BOR』)が1月23日にクロンより発売されます。

『Karous ‐The Beast Of Re:Eden‐(カラス ザ ビースト オブ レデン)』

 本作『カラス BOR』は『カラス』と異なり、武器や機体を選択してミッションに挑戦していくステージクリア制のSTGとなっています。最大の特徴は、1つ1つのミッションが短時間で終了し、テンポのいいプレイを楽しめる点です。また、武器のレベルアップというRPGのような要素や、すれちがい通信による画像の交換など、ユニークなシステムを搭載しています。

 今回は、コアなゲーマーとしても有名なお笑い芸人・エレキコミックの今立進さんと、本作のシナリオや音楽、ビジュアルなど幅広く手掛ける永田大祐さんとの対談をお届け! とあるイベントで今立さんがSTG好きと判明して、今回の対談が実現しました。『カラス BOR』の世界観やシステム、魅力やオススメの攻略など、リッチな内容になっています。前作のファンはもちろん、本作から『カラス』の世界を知る人も、最後までぜひご覧くださいね。

『Karous ‐The Beast Of Re:Eden‐(カラス ザ ビースト オブ レデン)』
▲クロンの永田大祐さん(左)とエレキコミック 今立進さん(右)。

■携帯機でのプレイに特化させたSTG

今立進さん(以下、今立):もともとSTGゲームが好きなこともあり、アーケード版『カラス』は知っていました。モノクロのビジュアルと、ソードアクションの新しさが印象に残っています。

 最近はNESiCA×Liveの筐体などもあますが、一時期のゲームセンターは“僕の好きなゲーセン”ではなくなってきてしまったな……と思うところがあり、離れてしまっていたんです。なので、久々のSTGとして『カラス BOR』をプレイして、「最近のSTGはこんな風に短時間でも遊べるものになっているのか」と思いましたね。

永田大祐さん(以下、永田):『カラス BOR』は電車に乗っている数駅の間にサクっとプレイできるように、短いミッションの集合になっています。STGはもともと、6~7個の長いステージで構成されているのが定番ですが、携帯機のタイトルでは、そこを変えなければいけないと思ったんです。

今立:でも、「1つのミッションが短いから、すぐにやめれるだろう」と思ってプレイし始めると、「もう1回、あともう1回……」としてしまって、意外にやめられないんですよ(笑)。

 「新しいミッションが出たからやってみよう」とか、「今、レベルが80だから、100にしたらやめよう」とか考えてしまうと、意外にプレイし続けちゃってるんですよね。やめ時がわからなくなるくらい、思わず続けてしまうゲームだなと感じましたよ。

永田:“Degree:2とDegree:3のこの面をクリアすると、Degree:1のこのステージが解禁になる”というものもあるので、クリアした時に表示されるリザルト(結果)を見て、「マジで!?」と驚くことがあるかもしれませんね。

『Karous ‐The Beast Of Re:Eden‐(カラス ザ ビースト オブ レデン)』 『Karous ‐The Beast Of Re:Eden‐(カラス ザ ビースト オブ レデン)』
▲Degree:1▲Dgree:2

※Degree:……各階層のこと。本作は全5階層で構成されている

今立:ありますね! あとは、「こんなに頑張ったのに、1つもレベルが上がらないの!?」と思ってしまう場面も(笑)。

永田:ありますね(笑)。やはり、ある程度のレベルまでいくと、上がりにくくはなってきます。

→ファミコン時代に感じた、“ゲーム攻略の楽しさ”(2ページ目へ)

(C)2014 Klon Co.,Ltd./k.h.d.n.

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