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2014年2月14日(金)

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』の智花とキリトを最速レビュー! 新たに判明したサポートキャラクターたち5人も紹介

文:カネキング

 今春に稼働を予定しているセガのAC向け2D対戦格闘ゲーム『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX(ファイティング クライマックス)』。ジャパンアミューズメントエキスポ2014(JAEPO2014)に出展される最新バージョンのプレイレビューを、電撃オンラインの格闘ゲーム担当・カネキングとライターのカワカミ雁々がお届けします。

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』

 『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』は、電撃文庫創刊20周年を記念して実施されている“電撃文庫vsSEGA”プロジェクト第4弾となるタイトル。開発はエコールソフトウェア/フランスパンが手掛けており、『ソードアート・オンライン』のアスナや『灼眼のシャナ』のシャナなど、電撃文庫作品に登場するキャラクターたちが火花を散らします。

 電撃オンラインでは、これまで何回かにわけてロケテストのレビューをお届けしてきました。今回の記事では、JAEPO2014出展版で初めて登場するキャラクターである湊智花とキリトのレビューを中心に、新たに判明したサポートキャラクター5人や、新要素を紹介します。(※記事中のコマンドの方向キーは、テンキーで表記します。 例:下方向=2、斜め右下方向=3、右方向=6)

 JAEPO2014では、本作を試遊できるだけでなく、ステージイベントやノベルティグッズのプレゼントも予定されているので、興味がある人はぜひ足を運んでみてください。

■新規プレイアブルキャラクター2人をレビュー

●湊智花(声:花澤香菜)
出典『ロウきゅーぶ!』(著:蒼山サグ/イラスト:てぃんくる)

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』

 爽やかローリング・スポコメディ『ロウきゅーぶ!』から登場の智花ですが、正確には1人のキャラクターというより、5人そろって“慧心学園初等部女子バスケットボール部”としての参戦という表現が正しいかもしれません。

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』 『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』
『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』 『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』

 このキャラクターを象徴するのが、(214+攻撃ボタン)で出るパス技です。弱でひなたに、中で紗季に、強で真帆にそれぞれ智花がパスを出し、中と強はさらに追加入力で、愛莉につなぐこともできます。これにより、メインで戦う智花を、4人の女子バスケ部のメンバーがサポートするという贅沢なキャラクターに仕上がっています。格闘ゲームっぽく表現するなら、召喚系のキャラクターというイメージですね。

 パス技は、ボールが味方に渡ってしまえば本体の智花と同時攻撃を仕掛けられ、非常に強力です。たとえば、しゃがみCでダウンを取った後にキャンセルしてパスを紗季につなぐと、紗季がシュートを決めたゴールが凍りつき、ダウンしている相手の真上から落下してきます。この時は智花も動けるので、凍ったゴールをガードさせている間に、一方的に攻撃できるという具合いです。ゴールが凍る演出は、紗季の二つ名“氷の絶対女王政(アイス・エイジ)”からきているのでしょう。

 ひなたはドリブルからリバースショットを繰り出し、相手を攻撃してくれます。発生は遅いものの、攻撃が当たると相手がバウンドして追撃可能になるので、非常に強力な性能になっています。

 真帆は“打ち上げ花火(ファイアー・ワークス)”の二つ名を意識してか、ボールが花火のようにさく裂して相手を攻撃します。

 紗季と真帆へのパスのみ、追加入力をするとシュートしたボールがゴールからこぼれ、愛莉が登場します。愛莉の技は、リバウンドをそのままゴールに叩き込み、攻撃判定が発生するというもの。この時、カッコイイ虹色のエフェクトが出るのですが、これも彼女の二つ名“七色彩蕾(プリズマティック・バド)”からでしょう。

 そしてEX版のパス技は、当たった相手をボールに変えて、真帆がパスを返してくれるという技になっています。ここから空中コンボを叩き込めるので、使い勝手は非常にいいです。けん制に、コンボに大活躍するでしょう。

 智花本人は、“ワンハンドジャンプシュート”(コマンド:236+攻撃ボタン)というボールをゴールにシュートするシンプルな飛び道具の使い勝手がいいです。この技は発生がやや遅いものの、ボールの攻撃範囲が広いうえ、持続が長めなので、相手にシュートをガードさせることでバトルを有利に進められます

 バスケの他に得意の日本舞踊や茶道を生かした技もあり、しゃがみインパクトスキル“日舞演目・「対空」”では扇を両手に回転しながら上昇したり、ジャンプCでは傘を開いて攻撃したりします。

 また、通常のインパクトスキル“スティール”もかなり強力です。発動すると智花がドリブルで前進するのですが、相手にヒットすると、相手をボールに変身させてその場でドリブルを始めます。ここから、何もしないでバウンドパスを出すか、追加でボタンを押してシュート体勢に入るかで技が変化。後者に派生すると、智花がボールを持ってジャンプします。頂点付近でさらにボタンを押すと、智花がシュートして相手がゴールにスポッと入り、ダメージを与えられる仕組み。シュートのタイミングが合えば、智花に翼が生えて相手により大きなダメージを与えられます。タイミングが合わなかった場合も、愛莉がリバウンドを決めてくれるので大丈夫。ガンガン狙っていくといいでしょう。

 そして智花最大の魅力は、そのクライマックスアーツ! “RO-KYU-BU!”は、突進攻撃がヒットすると演出に移り、相手をバスケ部のメンバーたちがそれぞれの必殺シュートで攻撃。最後はチーム全員が、“RO-KYU-BU!”の文字を背景に決めポーズを取るというものです。決めポーズは、アニメの主題歌などを担当する声優ユニット・RO-KYU-BU!の振付が採用されているので必見です。また、ボイスの破壊力がすさまじく、これでKOした時の気持ちよさはクセになります(笑)。JAEPOに行った際は、ぜひ試してみてくださいね。

 もう1つのクライマックスアーツ“雨上がりに咲く花(シャイニー・ギフト)”もいわゆるロック技で、始動技ヒット後に智花が相手をボールに変身させてドリブル。そのままシュートを決めるというものです。こちらは非常に美しい演出になっており、智花を見守る昴のような気持ちになることでしょう。個人的には、インパクトスキルから出すと、技がキレイにつながって見えるのでお気に入りです。

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』 『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』

 長々と書いてきましたが、このキャラクターはとにかく作り込みがすさまじく、丁寧だと感じました。動かしているだけでもおもしろいですし、格闘ゲームファンとしても連係の組み立てなどにやり込み甲斐を感じることでしょう。(カネキング)


●キリト(声:松岡禎丞)
出典『ソードアート・オンライン』(著:川原 礫/イラスト:abec)

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』

 キリトで遊んでみた印象は、格闘ゲーム初心者でも扱いやすいキャラクターであると同時に、掘り下げることですごいポテンシャルを発揮しそうだなというものです。

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』 『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』
『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』 『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』

 必殺技の1つ目である“ホリゾンタル・スクエア”(コマンド:236+攻撃ボタン)は、キリトが持つ剣・エリュシデータですばやく前方の敵を切りさく技で、通常技から連続で出すことでお手軽なコンボになります。さらに、技中に追加コマンドを入力することで“メテオブレイク”に派生し、相手の背後や頭上に移動して、追加攻撃を繰り出せます。

 2つ目の必殺技“スピニングシールド”(コマンド:214+攻撃ボタン)は、その場でエリュシデータをくるくる回転させます。飛び道具を消す効果があるので、守りの手段にもなりそうですね。

 3つ目の必殺技“ストームストライク”(コマンド:空中で236+攻撃ボタン)は、空中から落下しつつ切りつける技。空中コンボ時にも使えそうでした。

 すでにロケテストなどで本作をプレイした人向けに言うならば、通常時の立ち回りはアスナに近い感じですね。接近して剣で攻撃する、シンプルなキャラクターです。クライマックスアーツは、突進して乱舞技を叩き込む“スターバースト・ストリーム”と、その場で剣から巨大な衝撃波を連続で発生させる“ジ・イクリプス”があります。どちらもコンボに組み込みやすいので、ゲージがある時は積極的に狙っていくといいかもしれません。

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』 『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』

 非常にオーソドックスな性能を持つキリトですが、“切り札”を使うことでとたんにテクニカルで奥深いキャラクターに変身します。キリトの“切り札”はもう1本の片手剣・ダークリパルサーを装備し、一定時間二刀流になるというもの。発動中は、ホリゾンタル・スクエア→スピニングシールド→ストームストライクのように、必殺技中に別の必殺技を発動させられるようになります。これによって大ダメージも期待できます。二刀流は継続時間が長めなうえ、とても強力な効果なので、ここぞという局面では積極的に使うといいと思います。

 また“切り札”そのものをコンボに組み込むこともできます。これがキリトの強みであり、また使っていて一番楽しいところかなと感じました。通常技から必殺技につなぎ、さらに“切り札”で動作をキャンセルしてコンボ再始動、さらにサポートキャラクターを呼び出して……とコンボをチェーンさせていくことができます。サポートとしてはとりあえずリーファが使いやすそうでしたが、まだまだ相性のいいサポートキャラクターはたくさんいるように感じられたので、これらを研究するのも楽しみです。

 オーソドックスで使いやすいキャラクターでありながら、“切り札”を絡めた奥深さを合わせ持つので、格闘ゲーム初心者の方にもヘビーユーザーの方にもオススメです。コンボもヒット数がグングンのびるので、爽快感も抜群ですよ!(カワカミ雁々)


■新たに登場したサポートキャラクターを紹介! そしてサポートシステムにも変化が!

 サポートシステムに新要素が追加されたので、まずはそれから紹介します。これまでのバージョンでは、サポートキャラクターは1人1つの技しか持っていませんでしたが、今回のバージョンから1人2つの技が使えるようになりました。

 たとえば当麻の場合、幻想殺し(イマジンブレイカー)による当て身技の他、ジャンプしてグーパンを叩き込む攻撃技の2種類が用意されています。これらの技は、レバーニュートラル+サポートボタン、レバー前+サポートボタンの2つで使い分けられます。復活までの時間は使った技で決まるので、どちらを使うかよく考える必要があるでしょう。

●新たに公開されたサポートキャラクターたち

・イノセント・チャーム(ひなたの幻):“無垢なる魔性(イノセント・チャーム)”といえば、『ロウきゅーぶ!』の袴田ひなたの二つ名。ゲーム中では、ひなたの“幻”という存在としてサポートキャラクター化されています。1つ目の技は、イノセント・チャームが振りまくキラキラしたオーラに相手が攻撃をすると、その攻撃を無効化して強制ガード状態にさせるという当て身のような技。もう1つは、イノセント・チャームが弧を描くような軌道で相手の近くに現われ、やはりキラキラしたオーラを出し、包まれたものを強制的にガード状態にするというもの。どちらも“かわいくてつい目を奪われる”という、イノセント・チャームならではの能力になっています。

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』

・加賀香子:1つ目の技はハートを飛ばして、当たった相手のクライマックスゲージを減らすという特殊な効果を持ちます。2つ目の技は香子が歩いて行って、手に持った花束で相手をメッタ打ちに。相手は上方向に吹っ飛ぶため、追撃が可能です。

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』

・キノ:“パースエイダー”(銃器のこと)を横に撃つ飛び道具と、少しタメてから斜めに撃つ技の2つ。前者は威力が低いものの、発生と弾速、回復速度が優れています。後者は発生が遅いものの、当たれば壁バウンドを誘発できる対空技です。

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』

・椎名ましろ:1つ目の技は、バウムクーヘンを転がして攻撃する技。大小複数のバウムクーヘンが連なって転がっていき、それぞれに攻撃判定があるため、一度ガードさせるとかなり長い間相手を固められます。もう1つの技は、攻撃判定を持つ複数の猫を呼び出して走らせる技。どちらの技も発生が遅めな地面をはうタイプの技で、ガードさせると大幅に有利な展開に持ち込めるのがポイントです。

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』

・藤和エリオ:1つ目はエリオが布団を被ってダッシュしてきて、ズサーっと豪快なスライディングを決める技。もう1つは、布団にくるまったエリオが飛び出してきて、一定時間ぴょんぴょん跳ね回る技。この間、エリオに当たった相手の技は、攻撃が無効化されます。

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』

→キリトや智花のアクションを確認できるPVはこちら!

(C)SEGA
(C)2014 KADOKAWA アスキー・メディアワークス

データ

▼『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』
■メーカー:セガ
■対応機種:AC
■ジャンル:FTG
■稼働日:2014年春予定

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