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2014年2月21日(金)

『Evolve』開発者インタビュー。成長要素や新たなモンスターの存在などプレイして気になったポイントをプロデューサーに直撃!

文:ゴロー

 先日行われた『Evolve(エボルブ)』のメディア向け先行体験会にて、プロデューサーのジョン・ブロック氏へのインタビューを実施した。開発の経緯や未公開の要素など、プレイして気になった点を質問をしている。

『Evolve』
▲インタビューに応じていただいた、タートルロックスタジオプロデューサーのジョン・ブロック氏。

 なお、本作のレビュー&システム紹介の記事をまだ読んでいないという人は、先にそちらをチェックしてからインタビュー内容を読み進めてほしい。

→『Evolve』レビュー&システム紹介はこちら

――“4対1のマルチプレイサバイバルアクション”という発想は、どこから生まれたのでしょうか?

 以前から、デザインディレクターの頭の中に『レフト4デッド』と『カウンターストライク』のゲーム性を生かした、次なる作品のアイデアがあったんです。2つの異なるゲームスタイルを融合させてハンターを操る4人のプレイヤーとモンスターを操る1人のプレイヤーで対戦したらおもしろいのではないか? というところへアイデアが発展し、『Evolve』の制作に取りかかりました。

――制作している中でどこに一番苦労をしましたか?

 ハンターとモンスターで異なる2つのゲームスタイルを、1つに組み合わせるところがもっとも難しかったと感じています。プレイ中の視点にしてもそうですし、攻撃方法にしてもそうです。システムが違うと制作の技術も異なってきますので。

『Evolve』
▲ハンター側は1人称視点、モンスター側は3人称視点でのプレイになる。

――『Evolve』で特に伝えたいポイントはどこになるのでしょうか?

 1セッションの中でモンスターが進化(エボルブ)をするという部分が、このゲームをユニークなものにしています。先ほどのプレイで実感していただけたかと思いますが、おもしろさのポイントはモンスターが進化することによる対戦バランスの変化にあります。

 たとえば、開始直後のモンスターはアビリティが2つしかなく、ハンターチームのほうが少し強いくらいのバランスです。でも、モンスターが進化を遂げることで形勢が徐々に変わっていき、最大まで進化するとハンターチームは味方と密接に協力して戦わなければモンスターに勝てません。

 ゲーム全体としては互角になるようなバランスをとりつつ、1回のゲームプレイの中でバランス配分が変わってくる。そういった調整をしております。

『Evolve』
▲モンスターはフィールドにいる獲物を捕食することで進化し、強靭な肉体や新たなアビリティを手に入れられる。もちろん、ハンターも捕食の対象だ。

――4人のハンターが同じクラスを選択できないところも、対戦バランスを考えてのことでしょうか?

 その通りです。勝ちやすいクラス編成が見つかると、その時点で使われないクラスが出たりして偏ったゲームプレイになりがちです。そうなってしまうのは、我々としても望んでいません。

『Evolve』
▲ハンターのクラスは攻撃特化型のアサルト、モンスターの探査を得意とするトラッパー、攻守のバランスがとれたサポート、仲間の回復に優れたメディックの4種。

 タートルロックスタジオではスタッフたちが毎日テストプレイをして、データと付け合わせをしながらうまくいったところやダメだったところを話し合っています。そこで提案された意見をフィードバックして、機能やルールといったあらゆる要素がうまく活かされるようなゲームを考えています。

――ハンターがモンスター以外の生物を倒した時に、能力ボーナスを得られるケースが何度かありました。これはモンスターと同じように、ハンターも徐々に強化していくことが可能ということでしょうか?

 そういった戦略もアリですね。惑星・シアには“エリート”と呼ばれる、通常よりも格上の生物がいます。倒すことでボーナスを得られますが、決して楽をして強くなれるというものではありません。

 それに、エリートと戦っている間は、銃声でモンスター側に居場所を気づかれてしまいますし、捕食する時間を与えることにもなります。必ずしも、自分たちだけがプラスになるわけではないということです。

――ゴライアス以外ではどのようなモンスターが存在するのでしょうか?

 具体的なことは言えませんが、各モンスターでビジュアルやアビリティなどに大きな違いがあります。ですので、単にモンスターをプレイするだけでも複数の選択肢がありますし、いろいろなプレイスタイルの方に楽しんでいただけるのではないかと思っています。

『Evolve』
▲ゴライアスはパワータイプのモンスターで、岩石を投げたり、壁を駆け登ったりできる。

――リザルト画面で武器やアビリティの使用頻度に応じてメーターが上昇していましたが、成長要素はあるのでしょうか?

 ハンターの武装は基本固定ですが、プレイを続けることで強化されたり、性能が少し変化したりするようになっています。モンスターのアビリティも同様にです。

 もう1つ重要な要素として、新しいハンターがアンロックされることもあります。クラスが4つというのと、クラスごとの役割は変わりませんが、同じクラス内のハンターによって役割を果たすための武器やアイテムが異なります。

――今回は“Hunt(ハント)”のゲームモードを体験させていただきましたが、他も同様に4対1の対戦ルールになっているのでしょうか?

 基本的には『Evolve』のコアとなる4対1での対戦になります。その中で特別なルールが設定されていたりするので、モードによって違った駆け引きが楽しめるでしょう。

――マップの種類としては、他にどういったものがありますか?

 シアという星は、各地にさまざまな自然環境がある惑星です。今回の舞台となったジャングルもその一部で、自然環境が異なるフィールドが複数用意されています。

『Evolve』

――実際にオンライン対戦をした場合、どういった形でマッチメイクされるのでしょうか?

 プレイヤーの希望に沿ったマッチングができるような工夫をしています。すみませんが、それ以上のことは現段階でお答えできません。

――今回遊ばせてもらったバージョンについてですが、完成度はどれくらいになるのでしょうか?

 開発を始めて3年ほど経っていますので、かなりの部分が完成している状態です。2014年秋の発売まで月日があるので、細かいところまで徹底的に詰めていこうと思っています。

――『Evolve』に期待を寄せているユーザーへメッセージをお願いします。

 開発期間が長くかかっていますけれども、それに見合った新たなゲーム体験を提供します。発売されたら、ぜひプレイしてみてください。『レフト4デッド』を楽しんでいただけた方なら、『Evolve』も間違いなく気に入っていただけると思います。

『Evolve』

(C)2010-2014 Take-Two Interactive Software, Inc. 2K, the 2K logo, Evolve, the Evolve logo, and Take-Two Interactive Software are trademarks of Take-Two Interactive Software, Inc. Turtle Rock Studios and the Turtle Rock Studios logo are trademarks of Turtle Rock Studios, Inc.

データ

▼『EVOLVE(エボルブ)』
■メーカー:2K(Take-Two Interactive Japan)
■対応機種:PS4
■ジャンル:アクション
■発売日:2015年3月5日
■希望小売価格:7,700円+税

Amazon.co.jp で詳細を見る

▼『EVOLVE(エボルブ)』
■メーカー:2K(Take-Two Interactive Japan)
■対応機種:Xbox One
■ジャンル:アクション
■発売日:2015年3月5日
■希望小売価格:7,700円+税

Amazon.co.jp で詳細を見る

▼『Evolve(エボルブ)』
■メーカー:2K(Take-Two Interactive Japan)
■対応機種:PC
■ジャンル:ACT
■発売日:未定
■希望小売価格:未定

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