2014年5月1日（木）

PS3/PS Vita『真流行り神』が8月7日に発売！都市伝説を軸に新たなキャラクターたちが織り成す“真”の恐怖を追及したホラーADV

　日本一ソフトウェアは、PS3/PS Vita用ソフト『真流行り神』を8月7日に発売する。価格は、PS3パッケージ版が6,800円＋税で、PS Vitaパッケージ版が5,800円＋税。PS3ダウンロード版が6,171円（税込）で、PS Vitaダウンロード版が5,143円（税込）。

　本作は、日本一ソフトウェアのアドベンチャーを代表する本格ホラータイトル『流行り神』シリーズの最新作。2009年にPSP用ソフトとして発売された『流行り神3 警視庁怪異事件ファイル』から、実に5年ぶりに登場する新作となる。これまでのシリーズの雰囲気や世界観は継承しつつ、登場キャラクターを一新。あらゆるホラーのジャンルを取り入れ、徹底的に恐怖を追及したタイトルになっている。シナリオはキュートロンが担当、キャラクターデザインは三村勇貴さん（hakus）、ディレクター・音楽は高須和也さんが務めている。

『流行り神』シリーズとは？

　『流行り神』シリーズは、2004年に発売された『流行り神警視庁怪異事件ファイル』を初めとする本格ホラーアドベンチャーシリーズ。現在、『流行り神警視庁怪異事件ファイル』、『流行り神2 警視庁怪異事件ファイル』、『流行り神3 警視庁怪異事件ファイル』の3シリーズが発表されており、多くのハードへの移植、リメイクがされている。


▲『流行り神警視庁怪異事件ファイル』（PS2版：2004年8月5日発売）		▲『流行り神2 警視庁怪異事件ファイル』（PS2版：2007年11月15日発売）		▲『流行り神3 警視庁怪異事件ファイル』（PSP：2009年8月6日発売）

■『真流行り神』とこれまでの『流行り神』の関係性

　『真流行り神』では、『流行り神』シリーズで最も重要だったキーワードである“都市伝説”という根幹が踏襲されている。雰囲気、世界観は引き継ぎつつ、主人公を含む登場キャラクターは全員が新キャラクターとなり、新たな物語を展開。これまでのシリーズファンはもちろん、『流行り神』シリーズをプレイしたことがない人でも十分楽しめる内容になっている。システム面でも“推理ロジック”や“カリッジポイント”、“F.O.A.F.データベース”などのおなじみのシステムを搭載。さらに、ゲーム性を追求した“ライアーズアート”という新たなシステムを追加している。


▲登場人物とキーワードを組み合わせて事件の全容を整理する“推理ロジック”。シリーズおなじみのシステムは健在だ。


▲心理戦を得意とする主人公の能力を生かした新システム“ライアーズアート”。嘘を操り相手の心理を揺さぶり、有力な情報を引き出したり危機を乗り切ることができる。

　また、ストーリー構成はこれまでの各話が独立したオムニバス形式から、『ブラインドマン編』という1つのメインストーリーを軸に各ルートへ分岐していく形式に変更されている。ルートによって異なる事件が起こり、さまざまな恐怖が演出されている。各ルートではキャラクターの立ち位置も変わり、1つのルートだけではわからないキャラクターの一面を見ることができるようだ。

■新主人公と物語のキーマンを紹介

北條紗希（※名前変更可能）

「お願い目を覚まして。私には、あなたが破滅に
向かって突き進んでいるようにしか見えないの」

性別：女　年齢：25歳　職業：S県警C村分署特殊警ら科巡査

　本作の主人公。嫌みのないさっぱりとした性格で、人当たりはよく行動的。人の前で弱音を吐くことはない。実は臆病な面もあるが、普段は表に出さない。“嘘”や“演技”が上手く、心理戦を得意とする。

関本爽二朗

「君たちにとってはそうだ。だが、私にとっては意趣が異なる。
……都市伝説が具現化したプロセスを知りたいのだ」

性別：男　年齢：36歳　職業：民俗学者（殺人容疑で公判中）

　民俗学、主に都市伝説の研究をしていた元大学教授。殺人の容疑がかかっており、東京拘置所在住。公判中、ある村で起きた事件について「有力な情報をもっている」と告白。この事件に関して主人公ら警察に対し、協力、助言をすることになる。

■“恐怖”を追求した『真流行り神』の開発コンセプト

　『真流行り神』では、「“何が怖いか”、“何に対して恐怖を感じるか”というのは人によって異なる。」という点から、万人が“怖い”と思えるようなホラーゲームを目指し、あらゆるジャンルのホラー要素を取り入れている。殺人、悪霊、監禁、洗脳、虫、サイコなど、多彩なホラーのジャンルで徹底的に恐怖を追及した本作。ディレクター・高須さんのコメントからも、“恐怖”へのこだわりがうかがえる。

『真流行り神』ディレクター・音楽　高須和也さんコメント

　『真流行り神』はホラーゲームである以上、“怖さ”を第一に考え、シナリオ、グラフィック、サウンド、ルート構成、演出、どの要素にも、より恐怖を体感できるようにこだわっています。また、『流行り神』といえば、“都市伝説”なのでストーリー中には都市伝説を題材にしたシーンを多数用意しました。

　これまでのシリーズのテーマを踏襲しつつ、“怖さ”を徹底的に追及することで、“ホラー好き”、“流行り神ファン”どちらにも満足していただける内容になっています。

　最後に、これは私の個人的な考えですが、ホラーに感動なんていらないと思ってます。なので、シナリオ制作の時、“お涙頂戴”的な、終盤にはユーザーの感動を誘うハッピーなよくある展開は排除しました。涙は涙でも欲しいのは“恐怖に打ちひしがれ絶望感溢れる涙”です。


▲並んで転がる3つの死体。目に刺さる鋏（はさみ）は明確な殺意の証だ。


▲拘束された男性の背後に忍び寄る謎の人物。鋏を手にしているが、3つの死体もこの狂人の仕業なのだろうか。


▲冷蔵庫の中に転がる変死体。こびりついた血がこの者の凄惨な最後を物語る。		▲無残な死骸に執着する子ども。何もかもが常軌を逸している……。


▲女性の背後に現れたこの世の常識では測れない“ナニか”は、一体何なのだろうか？		▲電気椅子で拷問される男性。現代社会では認められるはずのない行いだが……。


▲たくさんの蟲に襲われるという、殺人や悪霊とは全く別次元の恐怖。		▲ただ、横たわるだけの人形からも不気味な何かを感じる。

■予約特典は2枚のサウンドトラックCD！

　『真流行り神』の予約特典として、サウンドトラックCD『「流行り神」サウンドトラック the BEST』が用意されている。『真流行り神』のBGMを収録したCDと、歴代シリーズのBGMを厳選しCDの容量ギリギリまで詰め込んだ『流行り神』シリーズのBEST版サウンドトラックCDの2枚組。欲しい人は予約を済ませておこう。

『真流行り神』公式サイト

データ

PS3/PS Vita『真 流行り神』が8月7日に発売！ 都市伝説を軸に新たなキャラクターたちが織り成す“真”の恐怖を追及したホラーADV