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2014年4月27日(日)

【ニコニコ超会議3】『テイルズ オブ』シリーズのソーサラーリングがグッズ化!? 『テイルズ オブ ゼスティリア』公式ニコ生の情報も

文:ごえモン

 本日4月27日に、ニコニコ超会議3でPS3用RPG『テイルズ オブ ゼスティリア』のスペシャルステージ“テイルズ オブ Bar”が開催された。その模様をレポートする。

『テイルズ オブ ゼスティリア』

 ステージには、声優の木村良平さん(『TOZ』スレイ役)、茅野愛衣さん(『TOZ』アリーシャ役)、松来未祐さん(『TOZ』ライラ役)、馬場英雄氏(『TOZ』プロデューサー)、岩本稔氏(『TOZ』キャラクターデザイナー)が登壇し、作品まつわるさまざまなトークが繰り広げられた。

■『TOZ』情報解禁前に収録現場でゼロス役・小野坂昌也さんとばったり

 馬場プロデューサーによるゲーム紹介が終了後、本日のゲストとして登場した声優陣から収録時の感想やエピソードが語られた。木村さんは『テイルズ オブ』シリーズの特徴である“掛け合いをしながらの収録”(通常は個別に収録)について触れ、他の収録現場でこれまでのシリーズに出演した声優陣から特殊な収録方法について教わったことを話した。茅野さんは他の収録現場で祝福を受けるなど、長く、そして多くのファンがいるシリーズにこれからかかわっていくことを実感したという。

『テイルズ オブ ゼスティリア』

 松来さんは、『テイルズ オブ ゼスティリア』の情報解禁前の収録現場で『テイルズ オブ シンフォニア』でゼロスを演じた小野坂昌也さんとばったり出会ったエピソードを明かした。小野坂さんに「何の収録?」と問われた松来さんは返答に困りつつ「ゲーム」と答えたそうだが、当然、その収録現場には『テイルズ オブ ゼスティリア』の開発スタッフもいて……それを見た小野坂さんは「あーっ!」と何かに気付いた様子だったという。

■主人公・スレイの情熱が世界を照らす? それぞれのキャラへの印象

『テイルズ オブ ゼスティリア』

 続いての話題は、演じたキャラクターへの印象について。木村さんはスレイの“情熱”について触れ、スレイほど真っ直ぐな男はなかなかいないとコメント。スレイの突き進む力を例に挙げ、「よく、役者はぶっ飛んだ悪役を演じると楽しいと言いますが、ここまでぶち抜けた真っ直ぐさを持ったキャラクターも演じていて楽しかった」とスレイを演じた感想を語った。

 情熱が世界を照らすと聞くと、ぱっとスレイを思い浮かべると語った茅野さんは、自身が演じたアリーシャを“強い意志を持ったカッコいい女性”と表現。スレイと同じように真っ直ぐだからこそ、よく悩んでおり、演じることが難しかったそうだ。

 それぞれの印象を語った後、“スレイ、アリーシャをアラカルトで表現するとしたら?”という話題に。「Barなのにフルコースなんですね(笑)」という木村さんのツッコミもありつつ、トークは進行した。なお、26日のステージで松来さんはライラのことをデザートと例えていた。

 木村さんは、ずばりスレイを肉と表現。スレイはどうやっても肉のため、だからこそ切り方を工夫していたり、周りに野菜を添えてもらっているとコメント。それを受けた茅野さんは、スレイが肉で、その親友のミクリオが魚だとしたら、アリーシャは“ソース”になりたいと語った。前菜やスープ、デザートではなく、メインの料理に添えてあるもののイメージだという。それを聞いた木村さんは、すかさず「じゃあお酒ですね」とツッコミを入れ、アリーシャはアラカルトで表現すると“ワイン”ということとなった。

『テイルズ オブ ゼスティリア』 『テイルズ オブ ゼスティリア』
▲生でライラとスレイのコミカルな関係がみられるシ-ンとスレイを初めて見た時のアリーシャの感想を言うシーンが演じられた。アリーシャは、普通の人は見ることができない天族を見られると語るスレイのことを少し変わった人だと認識していたようだ。

■エドナの登場シーンは衝撃的?

『テイルズ オブ ゼスティリア』

 続いては、本作のアートディレクターを務めた岩本稔氏が登壇し、岩本氏がデザインを担当したエドナについてのトークが行われた。岩本氏はシナリオを読んだ5~10分後にはラフを描き、各スタッフに見てもらう制作スタイルだという。エドナをデザインした時も、シナリオを読んだ後に何十枚とデザインを描き、そこから厳選した何枚かを馬場氏と一緒に見ながら、クオリティを高めていったそうだ。

 彩色については、地属性の天響術(てんきょうじゅつ)を操るという設定から、黄色やオレンジなどの土をイメージする色を思い描き、鮮やかな極彩色に仕上げたと語った。カラーバリエーションは100種類ほど用意して、これも馬場氏と一緒に相談しながら現在の形に仕上げていったという。

 馬場氏は、エドナは物語に深くかかわるキャラクターのため詳しく紹介できないと前置きしたうえで、『ゼスティリア』を象徴するキャラクターと表現した。日傘にぶらさがっているノルミンという謎(なぞ)のマスコットについても、ただのマスコットではないと謎の一部に触れた。

『テイルズ オブ ゼスティリア』 『テイルズ オブ ゼスティリア』
▲放送中に岩本氏がエドナを描くというひと幕も。

■ソーサラーリングがグッズ化決定? 『テイルズ オブ』商品化企画会議

『テイルズ オブ ゼスティリア』

 最後のコーナーは、グッズ化する商品を決めてしまおうという『テイルズ オブ』商品化企画会議。事前にファンから募集した600件のアイデアをもとに、厳選された10案の中から1つをこの場で選ぶこととなった。

 まずは10案の中から登壇者が4案まで絞ることになったグッズ案は下記の通り。

1.ソーサラーリング
2.マスコットキャラの靴下
3.抱きつき人形
4.マトリョーシカ
5.カノンノ3人のカチューシャ
6.ティポの手袋
7.ティポのリュック
8.ルルの鈴
9.クロノスの時計
10.エドナの日傘(ノルミン付き)

 木村さんは、マスコットキャラの靴下に「バルバトスとかね」と反応しつつ、10代のころに『テイルズ オブ』にハマっていた思い出に触れ、もっとも思い入れが深いソーサラーリングを選択。それを聞いて「10代のころなんだね……」とリアクションした松来さんは、『TOZ』のキャラが抱っこちゃん人形(抱きつき人形)になったら絶対に欲しいとコメント。茅野さんは、夏場が近いということで日傘を選び、最後の岩本氏はティポのリュックを選択した。

 上記4案の中から、ニコニコアンケートでもっとも投票数を獲得したのは、『テイルズ オブ』シリーズでおなじみの謎解きアイテム・ソーサラーリング(47.6%)。この結果の実現度について問われた馬場氏は「やりますよ!」と前向きな回答をした。実際に火が出るかどうかは「頑張ります」とのことだ。

『テイルズ オブ ゼスティリア』

■6月20日から毎月『ゼスティリア』の公式ニコ生が放送決定!

 イベントの最後に、6月20日から『テイルズ オブ ゼスティリア』の公式ニコニコ生放送が毎月放送されることが発表された。『テイルズ オブ ゼスティリア』の最新情報を知りたい人はぜひチェックしておこう。

『テイルズ オブ ゼスティリア』

→『TOZ』のバトルシステムが発表された初日のレポートはこちら!

(C)いのまたむつみ (C)藤島康介 (C)BANDAI NAMCO Games Inc.

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