2014年5月7日(水)
スクウェア・エニックスは、2014年5月4日に東京文化会館メインホールにて、オーケストラコンサート“Final Symphony Tokyo - music from FINAL FANTASY VI,VII and X”を開催した。
もはや国民的RPGという枠さえ超え、世界中のファンに愛されている『ファイナルファンタジー』シリーズ。美しい旋律が印象的な音楽も、その人気を支える魅力となっている。
今回のコンサートでは、豊富な楽曲群の中でもとくに人気が高い『VI』、『VII』、『X』のサウンドを、新たにアレンジして演奏。訪れた多くのファンの耳を楽しませていた。
1. Fantasy Overture Circle within a circle within a circle
作曲:ヨンネ・ヴァルトネン
2. FINAL FANTASY VI Symphonic Poem(Born with the Gift of Magic)
(ティナのテーマ、魔導士ケフカ、幻獣界、戦闘 etc.)
作曲: 植松伸夫
3. FINAL FANTASY X Piano Concerto
(ビサイド島、祈りの歌、雷平原、襲撃 etc.)
作曲:植松伸夫 / 浜渦正志
I. Zanarkand
II. Inori
III. Kessen
4. FINAL FANTASY VII Symphony in Three Movements
(FFVIIメインテーマ、J-E-N-O-V-A、ティファのテーマ、偉大なる戦士 etc.)
作曲: 植松伸夫
I. Nibelheim Incident
II. Words Drowned by Fireworks
III. The Planet‘s Crisis
指揮を担当したのは、2012年に開催された“Symphonic Fantasies Tokyo”公演や“Final Symphony”のワールドプレミア公演、ロンドン公演でも指揮棒を振るったエケハルト・シュティーア氏。
オーケストラは、今年の3月にアジア・欧米6カ国を巡るワールドツアーを開催したばかりで、ゲームファンにも馴染みが深い東京フィルハーモニー交響楽団。また、“FINAL FANTASY X Piano Concerto”では、欧州やアジアで活躍しているカタリーナ・トロイトラー氏がピアノを奏でた。
▲ゲームとはひと味違う、独自のアレンジが加えられた生演奏に、多くのファンが魅了されていた。 |
▲ゲストとして、サウンドコンポーザーである植松伸夫氏、浜渦正志氏も登壇。独自のゲームサウンド論を語ってくれた。 |
2時間を超える演奏が終了すると、ファンからは鳴り止まない拍手の嵐に。取材でお邪魔させてもらった筆者としては、今回の素晴らしいアレンジをぜひ音源化していただき、残念ながらコンサートに参加できなかった人たちにも体験できる機会を作ってもらえればと思う。
▲ファンタスティックな演奏を聞かせてくれたオーケストラに、カーテンコールでは観客からの拍手の嵐が! |
▲音楽への造詣が浅い筆者ではあるが、それでも、カタリーナさんのピアノの演奏には心ふるわされました。 |
▲当日は物販コーナーもお祭り騒ぎ状態。パンフレットだけはゲットできました! |
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