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2014年7月2日(水)

御影瑛路先生の新作『僕らは魔法少女の中』を紹介! 好きな女の子を魔法少女の魔の手から守れ!!【電撃文庫新作紹介】

文:電撃オンライン

 御影瑛路先生が執筆する電撃文庫『僕らは魔法少女の中 -in a magic girl’s garden-』の紹介記事をお届けしていきます。

『僕らは魔法少女の中』
▲えいひ先生が描いた『僕らは魔法少女の中』の表紙はこちら。

「――僕たちは魔法少女に飼育されている」

 物語の舞台は魔法少女・ホワイトノワゼットが作り出した世界“空殻ファーム”。この世界では1週間に1人、魔法少女に生贄を差し出さなければならない。

 ある日、またいつものように魔法少女の生贄が選ばれた。それは、主人公の水無月岳哉(みなづきたけや)が最も愛する人・伊集院麗歌(いじゅういんれいか)。岳哉は麗歌を守るため、魔法少女・ホワイトノワゼットと戦う道を決断する……。

『僕らは魔法少女の中』

【物語のここに注目!】

まるで砂糖菓子でコーティングした甘美な毒――かわいい魔法少女が企てる大量惨殺の行方が気になる!!

 かわいい魔法少女のお話――表紙のイラストもラブリーだし、最初は誰でもそう思うところ。いざ物語を読み進めてみると、いい意味で期待を裏切られるはず。まるで砂糖菓子でコーティングした毒のようです。

 舞台は、魔法少女のホワイトノワゼットが支配する旧空殻学園。ここには586名の生徒が幽閉されていて、その中から1週間に1人、魔法少女の食料となる人物が選ばれます。そう、食べられるために飼われているような日々。そこで反逆の狼煙を上げたのが、食料候補の1人・水無月岳哉。

 彼は愛する人が食べられる前に、魔法少女を殺そうと計画するのですが……。それがまさか、クラスメイトを巻き込んだ大量惨殺へと発展するとは! 血が苦手な人にはオススメしません。でも、魔法少女の残酷な愛らしさと、家畜と化した人間たちの未来が気になる人はせひ読んでください。

【登場人物のここに注目!】

生きる希望を与えてくれる美少女・瀬戸リリィ。彼女は最後まで生き延びられるのか――?

 学園に監禁状され、命がけの毎日を過ごすことが日常化している世界。そんな時、そばにいて励ましてくれる味方がいてくれたら……と誰でも思うはず。頼れる男友達もいいけど、美少女だったらなおよし♪ 本作でそのポジションを担っているのが、岳哉のクラスメイト・瀬戸リリィです。

 岳哉より2歳年下の15歳。輝くような金髪、ドイツ人とのハーフならではの美貌、赤面するとそれを隠そうとしてプンプン怒る姿。どれをとっても、ヒロインとして申し分ないスペック! そして、岳哉に淡い恋心を抱いている――!?

 己の命を顧みず、大好きな人の役に立ちたいと奮闘する女の子は本当に魅力的。魔法少女との戦いにくじけそうになった時、このリリィの笑顔と応援を思い出して立ち向かって!

(C)御影瑛路/KADOKAWA CORPORATION 2014
イラスト:えいひ

データ

▼『僕らは魔法少女の中 -in a magic girl’s garden-』
■著:御影瑛路、イラスト:えいひ
■プロデュース:アスキー・メディアワークス
■発行:株式会社KADOKAWA
■発売日:2014年5月10日
■定価:本体610円+税
 
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Amazon.co.jp

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