2014年9月12日(金)
スクウェア・エニックスが今冬に発売する3DS用RPG『ブレイブリーセカンド』。その最新情報が公開された。
『ブレイブリーセカンド』の舞台は前作と同じく“光と影の大地”と呼ばれる異世界ルクセンダルク。新キャラクターの魔王バスター・マグノリアなどが登場し、前作から数年後の物語が描かれる。正教騎士団三銃士のユウを主人公に、囚われの身となった法王アニエスを救うための冒険が展開するようだ。
▲イスタンタールの地で行動をともにする4人。前作の主人公のティズはパーティメンバーではないのか? |
今回新たに、法王アニエスを救うために旅立つ正教騎士団三銃士や、新ジョブ・トマホークと関連したアスタリスク所持者などが公開された。電撃オンライン独自の分析コメントとあわせて、これらの続報をお届けしていこう。
法王アニエスを救うべく、マグノリアと行動をともにする3人のパーティキャラクターが発表された。彼らはクリスタル正教の中でも選ばれた存在で、正教騎士団三銃士と呼ばれている。
クリスタル正教における“信仰の護り手”として創立され、正の歴史とともに脈々と存在し続けた正教騎士団――。なかでも、教団から騎士団全軍の指揮をまかされた者を“三銃士”と呼ぶ。
“紺地に白獅子の紋章”は、三銃士にしか認められない特別な意味を持つ紋章で、古今すべての騎士の憧れである。
▲吉田明彦氏によるキャラクターイラスト。 |
▲戦いの名乗りをあげる正教騎士団三銃士。こちらを向いているということは、もしかしたらプレイヤーが操作するマグノリアなどに戦いを挑んでいるのかも? |
▲三銃士にしか認められない“紺地に白獅子の紋章”。なかなかかっこいいデザインだ。 | ▲ユウが持っているからU(ユー)の手帳!? 前作の“Dの手帳”との関連性はあるのだろうか? |
ガテラティオ出身の16歳。正教騎士団三銃士“疾風のファルコン”を異名とする三銃士の若きリーダー。本作の主人公。
数年前、急逝した先代当主に代わり、幼くして名門ゼネオルシア家の当主となった。イスタンタールへの4年間の留学生活を、優秀な成績で終え帰国。直後に正教騎士団に入団した。ほどなく歴代ゼネオルシア家当主が務めてきた、正教騎士団三銃士のリーダーの座に上りつめる。
クリスタル正教とエタルニア公国の和平調印式において、法王アニエスの警護を担当することになるが……。
ガテラティオ出身の16歳。正教騎士団三銃士、“烈火のウルフ”を異名とする剣の名手。
貧しい農家に育ち、近隣の村々に響き渡るガキ大将で、貴族の子弟たちとの大ゲンカにいたることもあった。数年前、両親と死別した後、腕っぷしの強さを認められ、剣術特待生としてイスタンタールへの留学を果たした。
イスタンタールでは同郷のユウと友情を深め、めきめきと頭角を現して飛び級を重ね、ユウよりも早く卒業を果たし帰国した。
正教と公国の和平の機運が高まり、正教騎士団の再結団が認められると、身分にとらわれぬ登用制度により正教騎士団への入団が認められる。門地や後ろ盾のないジャンは、剣の腕前と数多くの武功をもって出世を繰り返し、ついには三銃士の称号を得る。
ガテラティオ出身の34歳。正教騎士団三銃士、“堅牢のバイソン”を異名とする司祭。
古くから正教騎士団に在籍し、エタルニア公国の圧力によって正教騎士団が解散させられた“白獅子の受難”も経験している。騎士団の解散後も司祭として教団に身を置き、再結団のために奔走し続け、正教と公国の和平の機運が高まるとようやくニコライの努力は認められる。
身分にとらわれぬ実力本位の登用制度を推し進め、ジャンなど才能ある若者を起用する反面、旧来の有力貴族たちとうまく折り合いをつけるなどして、騎士団の運営に尽力している。
個人的に主人公はティズだとばかり思っていたので、今回の三銃士の登場はかなり意表を突かれました。三銃士+マグノリアで、もう4人パーティなんですが……。
となると、今回はバトルパーティの入れ替えがあるのかもしれません。もしくは、『ドラゴンクエストIV』みたいに章ごとに主人公が違うとか?
ちなみに、僕が三銃士の設定を読んで最初に思ったことは、「まさか『聖闘士星矢』か!?」でした(笑)。いやあ、異名を持っていて、その異名に動物が含まれていると、そんな連想をしてしまう世代でして。
同い年で親友でもあるユウとジャンは普通にかっこいいんですが、34歳のニコライが異彩を放っているところも気になります。この髪型とか、魔法少女のパパかと思いました。余談ですが、最初はバイソン(牛)をパイソン(大蛇)と見間違って、「こいつ、裏切りフラグが立ってるんじゃね?」と濡れ衣を着せてしまいました。
そして、三銃士のリーダー=主人公のユウが持っている手帳もいろいろと妄想できる感じです。普通に考えるとユウが旅の出来事を書き記していくのでしょうが、前作の“Dの手帳”には未来予知的な側面もあったので、今回も何か仕掛けがありそうです。
手帳の装丁が“Dの手帳”と似ているのは、この手帳自体はエタルニア公国ではスタンダードな手帳だからだと思っています。たしかドラマCD『リユニオンの祝祭』で父親的な存在から手帳をプレゼントしてもらったというエピソードがありましたし。
『ブレイブリーセカンド』で初登場となる新ジョブと、そのアスタリスク所持者が公開された。エイミーのイラストはabec氏が担当している。
なお、アスタリスクとは、『ブレイブリー』シリーズの世界でジョブを司るアイテム。ゲーム中では、このアスタリスク所持者を倒すことで、そのジョブにつけるようになる。
トマホークのアスタリスク所持者。フロウエルの奥地にひっそりと暮らす少数部族の女性。
精霊と交信する能力を有し、先端に部族の守り神を模した斧槍をあしらった旧式の銃を愛用している。
▲エイミーの設定画。斧槍があしらわれた特殊な銃のデザインが見てとれる。イラストレーターはabec氏。 |
銃の扱いに長けたジョブ。全体攻撃やさまざまな補助効果を付与することができる。
▲トマホークにジョブチェンジしたマグノリア。ついつい、おへそに目が……! | ▲生粋のアタッカーといった感じだが、サポート役としても活躍できるかも? |
トマホークってなんだよ! というのが第一印象です(笑)。普通に斧使いかと思ったら、まさかの銃使いでした。明言はされていませんが、銃の先端に斧槍の飾りがついているから“トマホーク”と呼ぶのだと思います。もしかしたら、トマホークミサイルという意味が込められているのかもしれません。……いや、さすがにないか。
ネイティブアメリカンな感じのエイミーはかなり好みです! 狩人のアルテミアとのからみを見てみたいですが、フロウエルを荒らしたブラッドローズ特務隊とは相性がよくないような気がします。
アニエスを救出するため冒険に出たユウたち。その囚われ中のアニエスとは連絡を取ることが可能となっており、下画面でユウたちを親切にナビゲートしてくれる。
なお、メインストーリーはもちろん、サブシナリオの進行具合も教えてくれる。
▲メニューの下画面でいつでもユウたちをナビゲートしてくれる。この方向音痴っぷりを見ると、偽者ではなく本人の可能性が高そうだ。 |
ユウが住む家のイメージボードが公開された。名門ゼネオルシア家の当主だけに、とても豪華な屋敷となっている。
▲2階の廊下は奥に続いており、かなり広い印象。2階のベッドがある部屋は、ユウの部屋なのかもしれない。 |
“教えてアニエス”がどんな感じなのかイメージしてみると、前作のメニュー画面でのクリスタルの精霊的な感じかなあと……ってことは、まさか!?
それはさておき、囚われているはずのアニエスと、どんな形でコンタクトを取るのか気になるところ。また、アニエスが幽閉されているはずの部屋はけっこうキレイで、特に縛られたりしていないのも不思議です。何かの伏線でしょうか。
ユウの家については、いろいろと情報量が多い感じです。じっくりと見てみると、さまざまな発見があると思いますよ!
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MAIN CHARACTER DESIGN: Akihiko Yoshida
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