2014年9月12日（金）

『魔法科高校の劣等生 LOST ZERO』の序盤を制する攻略方法を伝授！主要キャラクターの性能がわかるレビューも掲載

　スクウェア・エニックスより配信されているスマートフォン用ゲーム『魔法科高校の劣等生 LOST ZERO（ロストゼロ）』の特集企画が始動！　連載第1回は、お役立ち情報満載な序盤の攻略とキャラクターレビューをライターの滑川けいとがお届けします。

　本作は、佐島勤先生が執筆する電撃文庫『魔法科高校の劣等生』（イラスト：石田可奈先生）を題材にした魔法バトルRPG。メインシナリオは佐島先生監修のオリジナルストーリーで、国立魔法大学付属第一高校に転入した主人公（プレイヤー）と妹の“零乃まやか”が、原作でおなじみの第一高校のキャラクターたちとともに零家の因果によって課せられた任務を遂行するという物語が展開します。


▲プレイヤーはオリジナルキャラクター。妹の“まやか”とともに魔法科高校を舞台に、極秘の任務にあたることになります。		▲ストーリーのあとは、バトルが発生。各キャラクターには魔法ゲージがあり、たまったキャラクターをタップすることで魔法が発動し、攻撃できます。


▲キャラクターが仲間になったら、パーティを編成しましょう。パーティは、キャラクター＋カードの組み合わせで編成していくことになります。


▲仲間とは、コミュ（コミュニケーション）をとることもできます。コミュをとると、キャラクターの経験値が得られたり、プレイヤーに対する好感度が上昇します。

　バトルではなかなか骨のある敵が多く、序盤から苦戦しているプレイヤーも多いのではないでしょうか。そこで今回は、序盤をスムーズにクリアしていくための攻略ポイントを紹介していきます。

●序盤攻略－零の1－「すぐに攻撃は厳禁」

　最初のポイントは、“攻撃のタイミングを見極める”こと。本作のバトルでは、魔法ゲージのたまったキャラクターをタップすることで攻撃できます。キャラクターごとにスピードが設定されており、魔法ゲージのたまり具合はいずれも異なるため、魔法ゲージのたまったキャラクターから攻撃しがち。しかしここは“あえて我慢”して、他のキャラクターが行動できるようになるまで待ちましょう。攻撃可能となったキャラクターを連続でタップすることで“連携魔法”となり、後続の攻撃にボーナスが付くのです！


▲5人全員で連携すると、最後のキャラクターの攻撃力はなんと4倍にまで跳ね上がります。


▲サポートに強力なプレイヤーを選び、連携に組み込めば、もう恐いものナシ！

　さらに注目したいのが“攻撃範囲”です。キャラクターの中には、通常攻撃の範囲が単体のみならず、敵全体にまで及ぶ者もいます。つまり、全体攻撃を持った仲間を連携の最後にすれば、4倍ダメージを敵全体に与えられるのです。ザコ戦は全体攻撃を持った仲間を、ボス戦では一番攻撃力の高い仲間を連携の最後にするといったように場面に応じて使い分けると、バトルがグッと楽になりますよ。


▲登場キャラクターで通常攻撃が全体範囲なのは、北山雫と十文字克人の2人。

●序盤攻略－零の2－「3すくみを覚えよう」

　続いてのポイントは、“3すくみを意識したパーティ編成”をすることです。キャラクターに付けるカードには“武装”、“精神”、“魔法”といったいずれかの属性をもち、各キャラクターは自分についているカードの属性で敵を攻撃します。これらの属性は、武装＞精神＞魔法＞武装といういわゆる3すくみの関係になっているので、敵に合わせた属性でパーティを組む（カードを付ける）ことで、よりステージ攻略がスムーズに行えるようになります。


▲武装（赤）、精神（黄）、魔法（青）といっても、どの色がどの属性というのは、慣れるまですぐには判断するのが難しいと思います。ですので、赤は黄に、黄は青に、青は赤に強いと色で意識しておくといいでしょう。

【4章までに有効な属性】

　1章……精神属性（黄）
　2章……魔法属性（青）
　3章……魔法属性（青）
　4章……精神属性（黄）

　4章までは上記のように、魔法と精神属性を中心にパーティを組んでおけば、戦いが有利になります。ちなみに私の場合、2つの属性で敵のパーティが構成されている時は出現する2つの属性を見比べて、弱点の属性がなくなるように選びました。敵からの攻撃は、なるべくであれば少ないダメージでおさえたいですからね。


▲序盤は、ストーリーのタイトルでどんな属性の敵が出現するのかわかるようになっています。パーティ編成の参考にしましょう。


▲各カードは、ステージの報酬だけでなく、“演習室”をクリアすることでも手に入ります。後述しますが、キャラクターには出現する属性の傾向があるので、欲しい属性を持つキャラクターが決まっていれば、演習室をクリアするのも手です。

●序盤攻略－零の3－「コミュ→ストーリーでムダのないレベル上げを」

　本作ではストーリーをクリアする他に、“コミュ”を行うことでもプレイヤーに経験値が入ります。コミュを行うために必要な“CP”は、ストーリーをプレイすることで回復するので、コミュ→ストーリー→コミュ……と繰り返し行うことで、効率よく経験値を稼ぐことができます。プレイヤーのレベルが上がればストーリーを進めるために必要な“BP”やCPの最大値が上昇し、さらに長くストーリーを遊ぶことができます。

■個性豊かなキャラクターを使いこなせ！　本作で仲間となる12人の能力を紹介

　本作で仲間となるのは、魔法科高校に所属する12人。彼（彼女）らで組んだパーティ4人と、他のプレイヤーであるサポーター1人を加えた計5人でストーリーに挑みます。キャラクターごとに出現する傾向のある属性やスピードなどが決められており、適材適所に使用することで戦いを有利に展開することができるようになりますよ。ここでは各キャラクターごとにどんな特徴があるのか、どんな属性が出現しやすい傾向にあるのかを紹介していきます。


▲まだ仲間にしていないキャラクターは、一度カードを入手することで使用できるようになります。

司波達也（しばたつや）声優：中村悠一

　原作の主人公で、国立魔法大学付属第一高校の1年生。スピード高めで攻撃力の低いカードと、スピード低めで攻撃力の高いカードを持っているので、どんなパーティにでも絡ませられる万能タイプです。スキルは、妹である深雪を回復させるものが多いので、どうしても入れたいキャラクターがいない場合は、深雪とともにパーティに入れるといいでしょう。属性傾向は“武”と“精”です。

司波深雪（しばみゆき）声優：早見沙織

　達也の妹。魔法の才能はトップクラスですが、極度のブラコン。素早さが高いので、連携に組み込みやすいのが利点です。HPは低めで打たれ弱いのが欠点ですが、達也と一緒にパーティに入れることで、欠点を補うことができます。兄妹だけに、パーティにいれるとすれば2人一緒がいいかもしれません。“魔”の属性が出現しやすいです。

千葉エリカ（ちばえりか）声優：内山夕実

　達也のクラスメイトで、剣術に長けた女性。スピードは早く、カード属性は“武”と、肉弾戦に突出したようなキャラクターです。多くの敵を相手にするというよりも、1対1を得意とします。ボス戦時、連携の最後に組み入れることで、パーティの心強いダメージソースとなってくれるでしょう。

西城レオンハルト（さいじょうれおんはると）声優：寺島拓篤

　達也のクラスメイト。明朗活発な性格で運動神経は抜群。スピードは低いですが、そのぶんHP、攻撃力、守備力はあまりあるほど強力なキャラクターです。能力通り、“武”の属性傾向にあります。敵の目標を自身に向けさせるスキルがあるので、集中的にレオンハルトを育成して、彼を壁にバトルを展開するのもいいでしょう。

柴田美月（しばたみづき）声優：佐藤聡美

　達也のクラスメイト。真面目な性格なものの少し天然もはいっている。“精”の属性傾向にあり、容姿通りの回復タイプのキャラクター。スピードが低いので、敵が強いと感じたら、魔法ゲージのたまったあとはある程度待機しておき、ピンチになったらスキルを発動して回復する、といったスタイルでプレイするといいでしょう。

吉田幹比古（よしだみきひこ）声優：田丸篤志

　達也のクラスメイトで、精霊を使役すると言われる古式魔法の使い手。“精”属性のカードの傾向が強いです。スピードは低めですが、カードの成長率は登場キャラクターの中でもピカイチ！　愛して育ててあげることで、欠点も克服してしまうかもしれません。

光井ほのか（みついほのか）声優：雨宮天

　深雪のクラスメイトで、おとなしい性格をした少女。“魔”の属性傾向にあり、スピードは可もなく不可もなくといったところ。回復するスキルを得意としているので、スキルが発動しやすくなるパーティリーダーに設定しておきましょう。パーティの全滅の可能性が低くなりますよ。

北山雫（きたやましずく）声優：巽悠衣子

　深雪のクラスメイトであり、ほのかの幼なじみ。深雪に次ぐほどの魔法の実力をもっています。素早さは低いものの、通常攻撃が全体を範囲とするため、ザコ戦では誰よりも光りますね。“魔”と“精”属性のカード傾向にあるので、出現する敵の属性にあわせてカードを変えれば、バトルで活躍してくれますよ。

渡辺摩利（わたなべまり）声優：井上麻里奈

　第一高校の3年生で風紀委員長。風紀委員長に選ばれるだけあって、戦闘技術は相当のものです。属性傾向は“武”と“魔”。どんな属性の相手とでもバランスよく戦えるのが特徴ですね。パーティ編成で誰を入れるか迷ったら、まずは彼女をいれておくと間違いないかも!?

十文字克人（じゅうもんじかつと）声優：諏訪部順一

　第一高校の3年生で、全クラブ活動を取り仕切る部活連の会頭。その筋骨隆々な姿からも想像できるように、“武”のカードの傾向にあります。雫とレオンハルトを足したようなキャラクターで、全体範囲の通常攻撃かつ敵の標的を自分にさせるスキルが魅力ですね。“武”と“魔”の属性が多いステージでは雫、“精”属性の敵が多く出現するステージでは克人といったように使い分けると、ザコ戦が楽になりますよ。

七草真由美（さえぐさまゆみ）声優：花澤香菜

　第一高校の現生徒会長です。凛とした性格でありつつも、まれに見せる小悪魔的な部分が魅力。“魔”と“精”の属性傾向にあり、素早さに特化したキャラクターです。スピードを生かして、スピードの遅い仲間の魔法ゲージがたまる前に、敵をどんどん攻撃していきましょう。

中条あずさ（なかじょうあずさ）声優：小笠原早紀

　第一高校の2年生で生徒会書記。小柄なだけあって非常に素早いです。攻撃というよりも、味方のダメージを減少させたり敵の素早さを下げたりなど、能力に効果を与える必殺技を所有しています。素早さを生かして先制で必殺技を発動すれば、戦況を有利にできますよ。“魔”と“精”の属性傾向にあります。

　本作では、ステージによってキャラクターを変更したり、カードを付け替えることで、格段に攻略しやすくなります。強いカードをただ単に付けるだけではなく、戦略性を持ってプレイできるのが本作のおもしろいところですね。本記事でお伝えしたポイントを実践すれば、序盤だけでなく中盤以降の敵とも互角以上に渡り合えるハズ。最強のパーティを結成し、任務を遂行していきましょう。

データ

『魔法科高校の劣等生 LOST ZERO』の序盤を制する攻略方法を伝授！ 主要キャラクターの性能がわかるレビューも掲載

●序盤攻略－零の1－「すぐに攻撃は厳禁」

●序盤攻略－零の2－「3すくみを覚えよう」

●序盤攻略－零の3－「コミュ→ストーリーでムダのないレベル上げを」

『魔法科高校の劣等生 LOST ZERO』の序盤を制する攻略方法を伝授！主要キャラクターの性能がわかるレビューも掲載