News

2014年9月26日(金)

美少女恋愛ADV『彼女(あのコ)はオレからはなれない』がPS4で12月18日に発売。新規パッケージビジュアルも到着

文:ゴロー

 TGLは、PS4用ソフト『彼女(あのコ)はオレからはなれない』を12月18日に発売する。価格はパッケージ版が4,980円+税、ダウンロード版が3,980円(税込)。

『彼女(あのコ)はオレからはなれない』
『彼女(あのコ)はオレからはなれない』
▲PS4版のパッケージビジュアルを飾るのは、ヒロインの成瀬茉菜美(左)と桜井柚季(右)。

 本作は、2014年3月にPS Vitaで発売された恋愛アドベンチャーゲーム『彼女(あのコ)はオレからはなれない』をPS4へ移植したタイトル。私立志鳳院学園に転校してきた主人公・祐人が、個性的なヒロインたちと共にリア充を目指す日常が描かれる。PS Vitaのリモートプレイにも対応。

 この記事ではPS4版でパワーアップした要素をはじめ、ストーリーや登場ヒロイン、イベントCGをお届けする。なお、TGLは本タイトルを皮切りに『ホチキス』や『キスベル』のPS4への移植も計画中とのこと。ファンは楽しみにしていよう。

■PS4版でパワーアップした主な要素

・PS4版では画像がフルハイビジョンに対応

 PS Vita版よりも解像度の高い1920x1080ピクセルの画像を使用。

・画面内の文字サイズを変更可能

 PS4用コントローラのタッチパッドをスワイプして、文字の大きさを自分好みに変更できる。

・画面構成や情報画面の変更

 ゲーム画面が広くなり、立っているキャラクターは太ももまで見えることも! この差が大きいと感じるか、小さいと感じるかはプレイヤーしだい。その他、好感度などが表示される情報画面が豪華になるという。

■ストーリー紹介

「先輩のことがずっと好きでした! 私と付き合ってください!」

 学園の屋上で突然の告白。目の前には頬を紅潮させながら、今にも泣き出しそうな瞳で返答を待つ可愛い女の子。そんな彼女に両手を広げて頷くと、2人で熱い抱擁を交わし、互いに愛を囁き合う。――顔も名前も知らない、無関係な男女2人が。

「……これが世に言うリア充ってやつなのか」

 転校初日の昼休み、たまたま告白現場に居合わせてしまった中庭の隅。気付かれないよう植木の陰に隠れ、俺は空に向かってつぶやく。

「あの2人のこと……そんなに、羨ましい……?」

 すると、同じように植木の陰で小さくなっている女子学生と目が合う。整った顔立ちを赤くしながら、決意したような顔で、彼女はこう言った。

「……だったら……私が、キミをリア充にしてあげる……」

 ――わけがわからなかった。

 だが、その言葉がすべてのきっかけ。なぜか俺の周りに、アレな感じな女の子たちが集まってしまった。しかし実際にリア充になるには、どうすればいい? 友達を作って、遊びまくる? やっぱり恋人といちゃラブればいいのか? というかそもそも俺たちに、そんな事ができる……のか?

 青い空がまぶしいこの季節、俺と、彼女たちとの、リア充を目指す日常が始まる――。

■キャラクター紹介

●メインキャラクター

桜井柚季(さくらい ゆずき)
所属:二年生(クラスメイト)

『彼女(あのコ)はオレからはなれない』

~人付き合いが苦手な、一途で真面目な孤高の姫~

 整った容姿と寡黙で知性的なたたずまいで、学園でもトップクラスの美少女として有名な女の子。だが、音楽プレイヤーと本のバリアーで男女問わず他人を寄せ付けない。それ故に周りの学生からは“鉄の城”と呼ばれている。

 実際は素直じゃない上にさびしがり屋で、嫉妬ばかりする不器用な少女。口数は少ないが、心を許した仲間内では普通に気兼ねなく話す。しかし元が口下手なので、困ると赤面して黙ってしまう癖がある。

成瀬茉菜美(なるせ まなみ)
所属:二年生

『彼女(あのコ)はオレからはなれない』

~ヤンキーに誤解されている、あがり症のハーフ美少女~

 金髪で整った顔立ちをしている美少女で、イタリア人の母を持つハーフ。真面目でやさしい性格の持ち主だが、極度のあがり症。ぎこちない愛想笑いで周囲に怖がられてしまい、金髪と相まってヤンキーだと誤解されてしまっている。

 パズルが趣味で、1人の時は、まるでトゲ付きチェーンにしか見えない連環式の知恵の輪を延々とやっている。自分の胸が大きいのを気にしており、シャツも若干小さいのを買ってしまったせいで胸が苦しいという始末。現在も順調に成長中。

深山遥香(みやま はるか)
所属:三年生(生徒会会長)

『彼女(あのコ)はオレからはなれない』

~模範的な優等生を演じてるだけの超見栄っ張り生徒会長~

 表面的には清潔感のある優しいお姉さん的な生徒会長に見えるが、実は優等生キャラを演じているだけの超見栄っぱりな女の子。はしゃぐのが大好きで、妹を溺愛しているぐーたらな姉。

 その優等生イメージを崩さないための努力は半端ではなく、超がつくほど地道な努力を日々重ねている。逆に優等生モードがオフの時は反動がひどく、調子に乗って積極的に楽しいことに突っ込んでいく。自分の地を知られた主人公とは、友だち付き合いの距離感が分からず、つい弟のように接してしまっている。

上代 碧(かみしろ あおい)
所属:三年生(茶道部部長)

『彼女(あのコ)はオレからはなれない』

~オタクを隠しているおしとやかな和風美人~

 凛とした空気を持つ和服の似合う茶道部部長。伝統のある家の生まれで、茶道や華道などにも通じている。物腰が柔らかく気品もあり、学園でも有名な高嶺の花。

 しかし、裏では漫画やアニメをこよなく愛する人気同人作家。妄想が大好きでスイッチが入ったら一直線に暴走、壊れ気味になる。主人公にいじられると密かに「はぁはぁ」と息を荒げるヘンタイ。

深山紅葉 (みやま もみじ)

『彼女(あのコ)はオレからはなれない』

~厨二病を演じている普通の女の子~

 遥香の妹。常識的で礼儀正しい女の子だが、厨二病の止め時を失い、引っ込みがつかずにそのままイタい演技を続けている。

 深山家では家事全般を請け負っていたせいもあり、何気によく気がつき女子力も高い。行きつけの商店街などでは、逆に厨二病を受け入れられて人気者になってしまい、止めるに止められない悪循環に陥っている。ゴスロリなどのファッションの好みは、今も趣味として健在。

●サブキャラクター

美嶋さくら(みしま さくら)

『彼女(あのコ)はオレからはなれない』

 紅葉の友人で思いこみの激しいタイプ。紅葉のことを“イタ可愛い友人”として認識し、彼女の“イタい厨二設定”を全肯定してしまってるため、紅葉が厨二病演技を止められなくなっている元凶の1人。根は熱血系。

敷波真澄(しきなみ ますみ)

『彼女(あのコ)はオレからはなれない』

 祐人の叔母にして担任教師。非常にだらしないが、その性格ゆえか、学生側に立った物の見方をするため、学生たちからは信頼されている……と本人は思っている。

森崎綾香(もりざき あやか)

『彼女(あのコ)はオレからはなれない』

 祐人が引っ越してきてから初めてできた友人。とてもノリが良く、気さくなタイプで、クラス内でも友人が多い。どんなことにも果敢に挑戦し、柚季とも話をしてみたいと思っているが、残念ながら毎度撃沈している。趣味はゲームで、特にレトロゲーが好き。

結城莉子(ゆうき りこ)

『彼女(あのコ)はオレからはなれない』

 遥香の裏の顔も知る苦労人で、生徒会副会長。遥香が地を出してしまった時にフォローしてくれている。難しい顔をしていることが多く、彼女のことを知らない人からは怖がられることが多いが、実際はかなりやさしい上に頼りになる。

橘菫(たちばな すみれ)

 上代家の女中さん。代々上代家を裏から支えてきた家系で、彼女自身、幼いころから女中として仕えている。何事も完璧にこなし、とても礼儀正しく博識な人柄であるが、思ったことをすぐに口に出してしまう毒舌系美人。表情の変化は微々たるもので、碧は別だが家の人間ですら彼女の機嫌がわからない。

萬里小路紫子(までのこうじ ゆかりこ)

 紅葉の昔の友人で通称“深き紫の者#ディーパー(DeePer)”。冥府の殲滅天使こと紅のオータムル……と呼ばれていた頃の紅葉とは、かつて学園の双璧とうたわれ、おそれられていた……らしい。当時は紅葉と交換日記するほど意気投合していたが、お互いが別々の学園に通い出したのをきっかけに疎遠になっていた。

■イベントCG

『彼女(あのコ)はオレからはなれない』
『彼女(あのコ)はオレからはなれない』
『彼女(あのコ)はオレからはなれない』
『彼女(あのコ)はオレからはなれない』
『彼女(あのコ)はオレからはなれない』

(C)TGL/だいだい

データ

関連サイト