2014年10月6日(月)
バンダイナムコゲームスは、12月18日に発売するPS3/PS Vita用ソフト『ガンダムブレイカー2』について、ストーリーや新兵器、引き継ぎ要素などを公開した。
『ガンダムブレイカー2』は、『ガンプラ』をモチーフとした“創壊共闘アクション”ゲームの第2弾。前作の要素を継承しながら多くの『ガンプラ』が追加され、ストーリーの刷新やシステムの改良などが行われる。
前作『ガンダムブレイカー』では確固としたストーリーがなかったが、本作では明確なストーリーが存在しており、キャラクターが一新される。
~ストーリー~
人類が宇宙へ進出して幾年月。
地球に住む人々、スペース・コロニーに住む人々を、それぞれアースノイド、スペースノイドと呼び、区別するほどに月日は流れた。
初めは良好な関係を保っていた両者は、次第に立場を、主義主張を違え、すれ違い、対立。
やがて勢力で優る地球側に対抗するため多くのコロニーは手を取り合い連合を組織。その姿勢が、より一層地球側の態度を硬化させ、軍事力による政治交渉を恒常化させた。
繰り返される地球とコロニー連合間の争いは無意味な決着を積み重ね、その苦い経験は平和への模索ではなく兵器の発展へと浪費されていく。
そして人々は傍らに戦いがあることに慣れ、ある者は自ら戦士としての使命を全うし、またある者は日常的に消えていく戦士の名を他人事として聞き流しつつ仕事に精を出す。
数少ない平和を願う者はつぶやく。
――この世界には戦いが満ちている――
最後の停戦協定が失効して数ヶ月。
移送中のコロニー連合軍所属艦が地球軍に鹵獲され、とある中立コロニーへと曳航された事を発端に、新たな戦端が開かれる事になる。
登場キャラクターについて、その一部が公開された。デザインを担当しているのは、アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』のキャラクターデザインや『ガンダム』シリーズの外伝コミックで知られることぶきつかささんだ。
ショウマ(声優:阿部敦)
地球軍所属のパイロットで、階級は曹長。戦災孤児でありストリートチルドレンとして生活していたが、“師匠”に拾われて育てられる。武術の才能は師匠を感嘆させるほどだが、本人の性格が悪影響して一向に開花しない。
レーア・ハイゼンベルク(声優:日笠陽子)
士官学校を中退し、生家を出てコロニー警備会社の契約パイロットとして生活していた。しかし、住んでいたコロニーに地球軍が鹵獲したコロニー連合軍所属艦を曳航したことから戦闘が始まってしまい、それに巻き込まれてしまう。混乱の中で主人公と出会い、行動をともにするようになる。
カレヴィ・ユハ・キウル(声優:小西克幸)
地球軍所属のパイロットで、階級は少尉。鹵獲したコロニー連合所属艦を地球へ降下させる部隊の護衛として派遣されていたが、コロニー連合の襲撃を受けて防戦を強いられる。その戦闘の中で主人公と出会い、行動をともにするようになる。
前回の記事で、ダブルオークアンタやガンダム試作1号機・フルバーニアンなどの参戦を紹介したが、新たに11体の新規参戦ガンプラが判明した。その中から3機をピックアップして以下に紹介する。
▲ジオン軍が開発した水陸両用モビルスーツの1体。独特のフォルムから数あるモビルスーツの中でも特異な人気を持つ。ゴッドガンダムの腕を装着して、アッガイファイト、レディー・ゴー!? |
▲“キャプテン・アッシュ”を名乗り宇宙海賊となったアセムの機体。ガンダムAGE-2をもとに、奇襲や格闘戦に特化した改修が施されている。クロスボーンガンダムX1など、ダークな雰囲気を持つパーツとの組み合わせが非常にマッチする。 |
▲ジオン軍が一年戦争後期に投入した、ゴッグの再設計機。胴体一体型の頭部やフレキシブルな細い腕、その先に付いた巨大なアイアンネイルなど、人型から離れたフォルムが特徴的だ。デナン・ゾンの頭部など、怪しげな雰囲気のパーツがよく似合う。 |
FAガンダムNT-1
アッガイ
ハイゴッグ
V2ガンダム
パーフェクトストライクガンダム
ジャスティスガンダム
ガンダムデュナメス
ガンダムキュリオス
ガンダムヴァーチェ
ガンダムAGE-2 ダークハウンド
ベアッガイ
ビルドバーニングガンダム
ライトニングガンダム
パワードジムカーディガン
前作から引き続き登場するパーフェクトグレードのガンプラやモビルアーマーに加え、本作では戦艦も“巨大な敵”として存在する。ステージ上には砲台やサブフライトシステム、そして新要素の“乗り物”が存在するので、活用して難敵の撃破を目指そう。
▲アークエンジェル級2番艦のドミニオン。陽電子砲・ローエングリン、ビーム砲・ゴットフリート、リニアカノン・バリアントなど、多彩かつ強力な火砲を持つ。なお、正確には強襲機動特装艦だ。 |
▲艦の弱点は艦橋。対空砲火を潜り抜け、致命打を叩き込めるか!? |
▲ドミニオンと対峙するアークエンジェル。艦同士の砲戦も展開される? |
砲台
▲威力抜群の砲台は、敵より先に占拠したい武装。画像の砲台はスキウレとよく似ているが、メガ粒子砲ではなく多銃身の回転式機関砲を複数連装しているようだ。 |
メガライダー
▲“乗り物”の1種である、モビルスーツ版オートバイとでも言うべきメガライダー。高い機動力や高火力のメガランチャーを持ち、体当たりでの攻撃も可能となっている。 |
ベースジャバー
▲サブフライトシステムの1種、ベースジャバー。航空性能の低いモビルスーツで上空の敵機と戦う際は必需品と言える。なお、敵が乗っている場合は叩き落として奪い取れる。 |
前作で収集したパーツは、その大部分を本作に引き継げる。ただしパーツの強さに関するシステムが変更されているため、前作のパーツ/武器/盾はストック数や★数、HG/MGの違いに関わらず、1種につき1点がLv0のものとして本作に反映される。概要は以下の通り。
・前作ではパーツごとの★数(強さ)は入手時/作成時に設定されたが、本作では個々のパーツを強化できるシステムへと変更(詳細は後日発表)。
・★違い、HG/MGの差に関わらず、パーツ/武器/盾は一種につきひとつだけ引き継がれる。
・引き継いだパーツ/武器/盾はすべてHGのLv0になり、初期段階から使用可能。
・引き継いだパーツは、強化することでプレイ中に入手できるパーツと同等になる。
・ユニコーンガンダム/バンシィにおけるユニコーンモード/デストロイモードのパーツは、いずれかのモードのパーツを所有していれば、対応するユニコーン/バンシィのパーツに引き継がれる。
・アストレイレッドフレーム改のレッグとバックパック以外のパーツは、アストレイレッドフレームのパーツとして引き継がれる。
・ペイント状態、デカール、モジュール、GPなどその他の情報は引き継がれない。
※以下の武器は引き継ぎ不可
HG ゴッドスラッシュ
HG ビーム・サーベル(バンシィ)
HG ビームサーベル(ビルドストライク)
MG ゴッドスラッシュ
MG ビーム・サーベル(バンシィ)
▲前作のパーツが1つでもあれば、本作に同種のパーツが1つだけ引き継がれる。どれだけ★数があってもLv0になってしまうが、パーツを強化することで性能を上げられる……というわけだ。 |
本作のテーマソングを担当するのは、前作から引き続き“BACK-ON”だ。同氏らは、10月から放送開始予定のTVアニメ『ガンダムビルドファイターズトライ』でも第1期のOP主題歌を担当することが決定している。公式サイトではBACK-ONからの応援メッセージや、本作テーマソング『Silent Trigger』を使用したプロモーション動画が公開されているので、チェックしてみよう。
初回特典として、前述の『ガンダムビルドファイターズトライ』に登場する最新3機をいち早く入手できるプロダクトコードが封入される。最新ガンプラの性能を体感しよう。
▲HG ビルドバーニングガンダム |
▲HG パワードジムカーディガン | ▲HG ライトニングガンダム |
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