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2014年12月24日(水)

『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』の入間人間&左のコンビで描く最新作『虹色エイリアン』【電撃文庫新作紹介】

文:電撃オンライン

 入間人間先生が執筆する、電撃文庫『虹色エイリアン』の紹介記事をお届けします。

『虹色エイリアン』

【ストーリー紹介】

 ハロー。ハロー。まもなくチキューに到着します。衝撃に備えてください。

 そいつはひやむぎ泥棒か宇宙人、どっちなのだろう。
 名前も分からない、言葉も分からない。分かるのはその少女の髪が虹色に輝くことだけ。私がその髪に触れると、その指も虹色を帯びた。
 そして起こるは、狭苦しいアパートの一室で繰り広げられる、虹色のエイリアンとの壮大なファーストコンタクトであった。ご近所さんにこの子を紹介し、カニャエと名前をつけ、不思議なロブスターと邂逅し、ひやむぎ買いに二人でスーパーまで競争!

 地球のどこかで発生したささやかな異星間交遊。それは、窓から、外から、腹の中から始まっていた。
 宇宙からやってきた虹は今日も暖かい。
 異星人(あなた)も地球人(わたし)も宇宙人(変なやつ)。
 こんなのがいれば、夜空も明るいわけだ。

『虹色エイリアン』

【物語のここに注目!】

■出会うこと、伝えること、別れること、生きること……
 すべてが愛おしくて切ない異星間交流ストーリー

 電撃文庫を支える人気作家の1人、入間人間氏の最新作。TVアニメ化もされた『電波女と青春男』に登場した自称・宇宙人の藤和エリオなど、これまでにもコズミックなエピソードを物語に織り込んできた入間氏。『虹色エイリアン』では3組の宇宙人&地球人を中心に、4つの異星間交流が描かれていきます。

 舞台は隕石落下騒動で沸き立つ学生街の小さなアパート。そこの住人で大学生のカナエは、真夏の夜に“ひやむぎ”しか食べない宇宙人の少女・カニャエを保護します。言葉が通じない2人の奇妙な共同生活は、もどかしいことばかり。でも、それゆえにふだんは言葉の陰に隠れていて見えない、大切なものに気づかされるのです。

 ひと夏の出会いと別れ。小さな惑星で紡がれるこの物語には、大きな希望が詰まっています。生まれた星も生き方も違う2人――カナエとカニャエが最後に共有した“想い”には、なぜ生きるのかという問いに対する1つの答えが出されます。

 「この世界で私たちの分かち合うものは、分け隔てるものよりはるかに大きな価値がある」。そう語った、元NASAの宇宙飛行士ドナルド・ウィリアムズの言葉が実感を持って迫ってくる、そんな物語です。

【登場人物のここに注目!】

■ひやむぎが主食、巨大エビにそっくり、人間の腹に寄生……
 予想の斜め上を行くのがエイリアン・クオリティー!!

 本作の魅力の1つは、個性的な宇宙人が登場し、地球人と交流を深めていくところです。まずは女子大学生・カナエの家に居候するカニャエ。夏になれば日本の家庭に1つは召喚される定番麺類・ひやむぎしか食べないという、偏食家の美少女エイリアンです。特長は食事を取ると、髪の毛が虹色に輝くという不思議な機能を持っていること。ちなみに、カニャエというのは偽名で、本当の名前は地球人には発音不可能のため、家主のカナエにもじってつけたそうです。

 続いてはカナエと同じアパートに住む女子大学生・猿子とその相棒(?)のエビ型宇宙人・ボストン。彼はロブスターそっくりの顔に宇宙服を身にまとっています。地球へはとある調査で飛来したとか……。翻訳機の都合で噛み合わない2人の会話は、コミカルで笑えます。

 この他にも、カナエと猿子の隣の部屋に、寄生型の宇宙人が腹から生えた青年が住んでおり、彼らも微妙に奇妙に物語に絡んできます。同じアパートで宇宙人と関わったことを隠しながら日常を送っている3人が織り成すドラマを最後までお楽しみに!

(C)入間人間/KADOKAWA CORPORATION 2014
イラスト:左

データ

▼『虹色エイリアン』
■著:入間人間、イラスト:左
■プロデュース:アスキー・メディアワークス
■発行:KADOKAWA
■発売日:2014年11月8日
■価格:本体610円+税
 
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