2015年2月21日(土)
皆さま、ごきげんよう。2014年のベストアプリを決める“電撃Appアワード2014”が開催中です! 筆者オススメのiOS用アプリ『モンスターハンターポータブル 2nd G for iOS』を紹介します。
本作は、2008年に発売された『モンスターハンターポータブル 2nd G』をiOS端末で遊べるようにしたもの。スマートフォンやタブレットでもモンスターを狩る楽しみやアクションの爽快さを感じられます。『モンスターハンターポータブル 2nd G』といえば、あまりゲームに詳しくない周りの友人たちが『モンハン』を始めるきっかけになった作品という印象です。
そんな当時プレイしていたけど、今はちょっと『モンハン』から離れてしまっているハンターさん、『MHP 2nd G』を知らないというハンターさんたちへ手軽に狩りを楽しめる本作の魅力をお伝えします。
まず、100人中100人が気になると言うであろう本作の操作感ですが、かなり考えこまれています。画面右下にある武器ボタンをタップして抜刀、そのまま上下左右にフリック操作をすれば武器を振れます。
▲めくるめく大剣体験……久しぶりに見て笑ってしまいました。 |
『モンハン』の楽しさは仲間との狩りや素材集めにあると思っている筆者ですが、武器によって異なるアクションが存在するところもおもしろい点だと感じています。大剣なら溜め斬りやガード、双剣なら鬼人化からの乱舞など武器ごとのアクションもしっかりタップ操作で発動できます。
▲最初は初心者演習で動き方を覚えましょう! |
操作面で特に筆者が感心したのは、アイテム周りでしょうか。アイテムはスワイプで使用するものを選択でき、あとは使いたいものをタップするだけで効果が発動。かなり直感的に操作ができるので、モンスターを狩っている際中でも簡単にアイテムを使用できます。
▲画面下をご覧ください。最大5個までアイテムが表示されるようになっています。左右どちらかにフリックして、すぐに目的のアイテムを使用可能です! |
また、3DS『モンスターハンター3(トライ)G』から導入されているターゲットカメラが本作でも使用できます。さらに自動追尾機能もあり、画面左にあるモンスターのアイコンを押すと、画面中央にモンスターが収まるように自動でカメラがモンスターを追ってくれます。これも狩りの際に非常に助かる機能ですよ! ちなみに、Type1ではカメラがボスを追尾、Type2では大型モンスターの方へカメラが向く(『MH3G』と同じタイプですね)、OFFではターゲットカメラなしに設定できます。
▲左側のティガレックスのアイコンをタップすると、モンスターに赤いターゲットマークがつき、ロックオンします。 |
でも、なかにはタッチ操作ではなく従来の『モンハン』のように操作したいと思う人もいるはず……。そんな人たちのニーズに答えるために、本作に対応しているゲームコントローラもありますので、チェックしてみてください。
ここまでは操作面やシステムについて書いてきましたが、ここからは筆者が実際にプレイしてみた感想をお届けします。
雪山を歩いていたら突如ティガレックスに襲われ……気絶。ポッケ村のハンターに助けられ、一命をとりとめた自身の分身であるハンターは、ポッケ村を拠点に狩猟の日々に明け暮れることに。というのが、大まかなプロローグになっています。
▲懐かしいオープニングです。映像がオリジナル版と変わりないクオリティでとても驚きました。 |
個人的には、『モンハン』シリーズを通して一番大好きな拠点であるポッケ村。「また来たぞ!」という思いを胸に秘めつつ、再び狩猟生活を始めました。
▲雪に囲まれたポッケ村。寒さがこたえそうですが、住人の温かさがそれを和らげてくれます。 |
最初はiOS版独自の操作性に慣れていないこともあって、ドスギアノス君に翻弄される場面も多々ありましたが、おおよそ30分ほどで操作になじめました。少し調子に乗って人差し指だけでプレイしてみましたが、さすがに難しかったですね(笑)。
基本的に攻撃は武器アイコンをスワイプすることで繰り出せますが、どの方向にスワイプするかによって、攻撃モーションが変わります。モーションを把握することで攻撃の連携も変わるため、事前に確認することを強く推奨しておきます! ちなみに筆者愛用の大剣はアイコンタップで縦切り、横スワイプで横切り、下スワイプで斬り上げが可能です。
また、採取可能位置や素材を剥ぎ取れる位置に行くとポップアイコンが出現するため、とてもスムーズに採取・剥ぎ取りが可能です。ここはかなり工夫されていて、感心させられました。
▲段差の登り降りなども、ポップアイコンを押せば簡単にできます。 |
ちなみに、エリア移動のロードは体感で3秒ほど。めちゃくちゃ早いです。 |
『MHP 2nd G for iOS』では操作面においての工夫も感じられましたが、そこだけではないのです……グラフィックも進化しています! オリジナル版よりも明らかに文字フォントが鮮明になっていたり、ゲームの解像度が高くなったりと、ハードの特性を最大限に活かしたグラフィックで、本作への力の入りように驚かされました。
iOS版ではオリジナル版に比べて全体的に光度が高くなり、色合いが鮮明になったように感じました。『モンスターハンター』のフィールドの多くは人工物が少なく、自然が多めですので、高解像度化されることで狩猟の際の緊張感がさらに増したように思いました。
ちなみに、iOS版の開発を担当した会社のヘキサドライブさんのブログによれば、グラフィックの細かいところは1つ1つ手動で調整をかけたこと、UIの解像度をオリジナル版の4倍にしたことが語られています。
▲こちらはオリジナル版のゲーム画像。 |
▲こちらはUIやグラフィックに調整が施されたiOS版のゲーム画像。 |
『モンスターハンター』といえばマルチプレイ、マルチプレイといえば『モンスターハンター』ですよ。もちろん、iOS版でもワイワイ皆で狩りができます!
マルチプレイにはWi-Fi環境が必須なものの、それさえあれば快適な狩猟生活を送れます。集会所に集まって、どのモンスターを狩りに行こうかと話し合うのは『モンハン』の醍醐味ですよね。
▲友人と遊べるように配慮されていたり、ハンターランクに合わせて遊べたりもします。 |
一度アプリを購入すれば、本作ではコラボクエストを除くすべてのG級クエスト、ダウンロードクエストも初めから収録されているので、協力プレイもやり込めること間違いなしです。
▲集会所に入るとお酒を飲みたくなりますよね……。 |
『モンスターハンター』シリーズの素晴らしいところはそのままに、操作性にも創意工夫が見られる本作。あと5年も経てば、スマートフォンで『モンスターハンター』シリーズの最新作出たりして……。ついそんな夢を見てしまう『モンスターハンター ポータブル 2nd G for iOS』で、ひと狩り行こうぜ!
ファン投票で2014年のベストアプリを決める“電撃Appアワード2014”にぜひご投票ください! 対象タイトルは、2014年に皆さんが遊んでおもしろかったと感じたスマホアプリです。2014年以前に配信されたアプリも対象となるので、皆さんが名作だと思うものを教えてください。
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