『英雄伝説 空の軌跡 FC Evolution』の体験版が3月下旬配信。オート戦闘や新ATボーナスを実装

文：電撃オンライン

　2015年に発売されるPS Vita用ソフト『英雄伝説 空の軌跡 FC Evolution（エヴォリューション）』について、キャラクターの新ビジュアルや新たな戦闘システムを紹介する。

　本作は、日本ファルコムの人気RPG『軌跡』シリーズの第1作目にあたる『英雄伝説 空の軌跡 FC』をリメイクしたタイトル。名シナリオのフルボイス化をはじめ、BGMのアレンジやグラフィックのHD画質化、全キャラクタービジュアルの一新など、多数の要素がパワーアップしている。

　なお、序章をまるごと遊べる体験版が、3月下旬ごろに配信されることがアナウンスされた。フルボイスのストーリーや生まれ変わった戦闘システムをいち早く楽しめるとのこと。

【キャラクター】序章に登場する新規描き下ろしキャラクター6人

●カシウス・ブライト（声：岸野幸正）

「ようやく父の偉大さを理解してくれたようで嬉しいぞ。
さあ、遠慮するな。どーんと胸に飛び込んでくるがいい」

　エステルの父親。引き締まった体格と、ダンディな口髭が印象的な中年男性。ベテラン遊撃士であり、エステル・ヨシュアのほか、シェラザードの師匠でもある。

●アイナ（声：鹿野優以）

「今日の研修が終われば、晴れてブレイサーの仲間入りね」

　遊撃士協会ロレント支部の受付担当。シェラザードとは飲み友だちで、地元の居酒屋アーベントでよく一緒に飲んでいる。

●ジョゼット・ハール（声：庄司宇芽香）

「まあ……！　それはセプチウムですわね。
なんて素晴らしい輝きかしら……」

　ルーアン地方にある“ジェニス王立学園”に通う女生徒。自主研究の一環として、各地の重要文化財を調べており、クラウス市長に時計台の話を聞くためロレントを訪れた。

●ナイアル・バーンズ（CV：藤原啓治）

「何か面白そうな話はないか？ 記事のネタにさせてもらうぜ」

　ニュース雑誌《リベール通信》の敏腕記者。不精髭のヘビースモーカー。特ダネを求めて、いつも王国全土を飛び回っている。ドロシーとコンビを組んでからは気苦労の絶えない毎日。

●ドロシー・ハイアット（声：新井里美）

「不肖ドロシー・ハイアット、おもいっきり撮りまくりまーす」

　ニュース雑誌《リベール通信》の新米カメラマン。強烈な天然ボケ＆超マイペース娘だが、カメラの腕だけは確からしい。

●アルバ教授（声：田中秀幸）

「魔獣から逃げ回る足腰には自信があるんです。
……さすがに今回は死にそうな目に遭いましたけど」

　七の至宝“輝く環（オーリオール）”の研究調査のために、王国にやってきた呑気な考古学者。手にしたミラをすぐに遺跡調査に費やしてしまうため、万年貧乏で護衛を雇えないが、危険な目に遭いながらも各地の調査をしている。

【戦闘システム】オート戦闘や新しいATボーナスを追加

●アーツ＆クラフトのエフェクトを強化

　戦闘での爽快感を大きく左右する、アーツ＆クラフトの演出がより美しくなった。Sクラフトには、新規描き下ろしのカットインイラストも追加される。

▲エアリアル

▲ダイヤモンドダスト

●オート戦闘＆早送り機能を実装

　新たにオート戦闘モードを実装。戦闘中にSELECTボタンを押すことで、“ターゲット選択→移動→通常攻撃”までの一連の動作を自動で行ってくれる。その間の時間の進みは4倍速。

　また、プレイヤーが直接行動を操作する時も、×ボタンを押し続けることで早送りできるようになった。強化されたアーツやクラフトの演出を楽しみがらも、快適に戦闘を進められる。

●新しいATボーナスの追加で戦略性アップ

　ATボーナスとは、AT（行動順）バーに現れる追加効果の総称で、『軌跡』シリーズの伝統的な戦闘システム。前作のHP回復やクリティカルなどに加えて、“ZERO ARTS（ゼロアーツ）”、“BAD ATTACK（バッドアタック）”といった新たなATボーナスが追加される。

▽新ATボーナスの一部

・ラッシュ………2回連続で行動できる
・ゼロアーツ……EP（エネルギーポイント）消費0でアーツを即時発動
・ゼロクラフト……CP（クラフトポイント）消費0でクラフトを発動

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