『閃乱カグラ EV』体験会で爆乳プロデューサー・高木さんを直撃！ 魅力や気になっているキャラを語る

文：kbj

　マーベラスから3月26日に発売予定のPS4/PS Vita用ソフト『閃乱カグラ ESTIVAL VERSUS －少女達の選択－』の先行体験会“WELCOME TO THE にゅう WORLD”東京会場が、3月6日にソフマップ アミューズメント館で行われた。その模様と高木謙一郎プロデューサーへのインタビューを掲載する。

　体験会“WELCOME TO THE にゅう WORLD”では、『閃乱カグラ ESTIVAL VERSUS』のPS4版とPS Vita版のどちらもプレイできる。参加者には雪泉、詠、華毘の3人が描かれた描き下ろしポスターが先着で配布されていた。

　東京会場には、本作を手掛ける爆乳プロデューサー・高木謙一郎さんが来場。来場者へのあいさつに続いて、ゲームのポイントを紹介した。高木さんはお気に入りの雲雀（ひばり）を使い、PS4版の特徴である美麗なグラフィックや多数の敵キャラクター、ロードスピードなどをアピールした。続いて更衣室に入り、アナログスティックを使った新たな遊びを披露。R3、L3ボタンで手のアイコンを表示させ、胸をいたずらしたりスカートをめくったりして新機能も実際に操作していた。

　高木さんはプレイ体験を終えたユーザーと積極的にコミュニケーションをとりつつ、ユーザーの意見やプレイした感触を確かめていた。

　今回、ソフトをアピールした後の高木さんへのインタビューを掲載する。各地で行われている先行体験会の感想やタイトルの注目要素、コラボなどについてお聞きしたので、最後までチェックしてほしい。

――各地で行われている先行体験会を経て、東京会場に来た現在の状況についてお聞かせください。

　開発はマスターアップして、バージョンアップに手をつけている段階です。今日の体験会のバージョンもちょうど発売日の1.01くらいの状態になっています。これまでの体験会は東京と大阪ぐらいだったのですが、直接触れ合いながら意見をもらいつつ、こちらも伝えられることを伝えながら体験してもらうというのは、コンシューマゲームとしてはすごくいいと思いました。会場に来てくれた人同士で友だちになるようなことなども含め、『閃乱カグラ』というコンテンツを楽しんでほしいなと思いますし、個人的にもすごく楽しいです。

――PS4版に関しては初の据え置きハードとなりますが、体験された方の感想はいかがですか？

　やっぱり実際に見ると驚かれていますね。PS Vita版を目的で遊びに来た人も大きなテレビに映っているのを見て、「帰りにPS4版を予約しちゃいました」とか「PS4本体を買ってしまいました」と言っていただくこともあります。やはり、見ると我慢できなくなる人が続出でした。抑えがきかなくて、ムラムラとやりたくなるようです！（笑）

――来場者からの要望の中で印象に残っているものはありましたか？

　対戦モードが入っているので隣に並んで一緒に協力プレイや、対戦プレイをしたいという話はありました。ゲームの性質上難しいのですが、据え置きで遊ぶことを考えるとそういうことができるといいのかなと。PS Vitaだとそれぞれの画面で遊べるのですが、その点は僕も忘れていたと思い起こさせてもらいました。

――そういう対戦格闘みたいな展開をやってみたいという気持ちはありますか？

　僕自身、もともとアーケードゲームが好きだったのですが、業界に入ったころにはアーケードのビデオゲームは縮小気味でなかなかやる機会がありませんでした。『閃乱カグラ』はいろいろな展開ができると思うので、何らかの形でやりたいとはずっと思っています。その1つとして『DEAD OR ALIVE 5 Last Round』とのコラボレーションもやらせていただきました。

――本作ならではの見どころがあればお聞かせください。

　やはり美少女アクションゲームなので、女の子キャラクターたちが純粋に綺麗に柔らかく表現できているところを見てほしいなと思います。ちょっとエッチな要素がありつつ、アクションゲームとしても遊べる。僕のベースにはエロで釣られたクソゲーたちがあるので（笑）。

　この手の美少女アクションゲームでここまでやっているゲームはないと僕は思っていて、それを極める道の途中ですが、PS4、PS Vitaという舞台でグラフィックをはじめ、ゲームとしての遊びやすさ、ボリュームなどグッと上がったクオリティを見てほしいですね。あと前作『SHINOVI VERSUS』でもそうですが、パッチを当ててどんどんよくしていけるところを強化したいと思います。

――前作もかなり長くやられていましたね。

　前回は本当にノリでやっていて、予定していたわけではありませんでした。ただ、実際に楽しんでくれる人がいて意見もたくさん来たので、僕らとしてもテンションが上がって勝手にやった感じでした（笑）。それもありつつ、今回はもう少し計画的にやりたいと思っています。売っておしまいではなく、多少しっかりやっていきたいですね。

――これから先行体験会でプレイされる人に、注目してほしいポイントをお聞かせください。

　ちょっと重複しますが、画面を見てカワイイと思ってもらいたいのが一番大きいです。あとはアクションとしてより気持ちよく、気軽に遊べるという点です。

　僕自身もゲームをやる中で、忙しくなりゲームをプレイする期間が空いてしまった時に遊び方や物語がわからなくなってしまうことが嫌なのです。ただし、本作ではそういうことはないと思います。操作もシンプルですし、ストーリー選択もやりやすくしているので、気が向いた時にふっと触れるよさをより強化しています。

――本作で高木さんがイチオシのキャラクターがいれば教えてください。

　やっぱり小百合（さゆり）さんじゃないですかね。ババアかよみたいな（笑）。一歩間違えれば「ちゃんと女の子を出せよ！」と批判になると思うのですが……今回は基本的には男性キャラが出ない舞台にしようと考えていたので、場を締めるキャラが必要だと考えて小百合を置きました。ちょっとおもしろいことができますし、インパクトがあるじゃないですか！　まあ、『豪血寺●族』って言われれば、それは否定できないんですが……。

▲81歳のキャラクター・小百合さん（左）と、忍転身で若返ったジャスミン（右）。

――ちなみに半蔵は忍転身すると若返ることはできるのですか？

　それはできないです。忍転身は自分がなりたい姿に変身することがベースになっています。例えば両備であれば本当は胸が大きくありたいという、願望が形になるというイメージです。

――その他に作っている中で、お気に入りのキャラクターはいますか？

　この前の人気投票ではあまり高くはなかったのですが、僕は華毘（はなび）は自信を持っています。早い攻撃のキャラが多い中で、彼女は重くて使いにくさを感じるところもあるんですが、そこもよさかなと思います。彼女はバカキャラなので、キャラ的なカワイさはストーリーをいろいろ体験してもらうと評価が変わってくると思います。あと僕自身が徳井さん（声優の徳井青空さん）のファンというのもあります（笑）。

――“最胸!!爆乳ラーメン祭りin秋葉原＋うまE、もう1パイ！”が3月7日よりスタートしますが、その見どころもあればお聞かせください。

　あれはお店さんのほうがノリノリです。僕からは「胸っぽいのを作ってくれ」などのお願いは言っていないのですが、ドンドン盛りつけがエスカレートしているので、そこがまず見どころですね。盛りつけが特徴的なので「味は大丈夫か？」と不安を持っている方もいると思うのですが、どれもおいしいですし、810円という良心的な値段になっています。これまで何回かやってきて、僕も食べに行ってそのまま常連になった店もあるので、ぜひ食べてみてください！

――最後に発売を楽しみにされているファンにメッセージをお願いします。

　『SHINOVI VERSUS』から早くも2年が経ちました。お待たせしてしまいましたが、基本的なおもしろさ、ボリューム感は期待に沿えるものになっていると思うので、ぜひ気軽に「おっぱい！　おっぱい！」と笑いながら堪能してほしいと思います。

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