『竜は神代の導標となるか』では臨場感あふれる戦闘シーンとピュアな恋が見どころ！【電撃文庫新作紹介】

文：電撃オンライン

　エドワード・スミス先生が執筆する、電撃文庫『竜は神代の導標（しるべ）となるか』の紹介記事をお届けします。

一騎打ちこそ華。騎士たちが操るのは“鉄”の竜。
　壮大なスケールで描く新たな騎士英雄譚。

　地方郡主の子カイ。武道はだめだが、頭は回り口も達者。幼馴染のエレナを許嫁とし、ささやかな領地を継ぐ。待つのは平凡だが幸せな人生。だが、事態は一変する。王国軍戦略参謀ウェインが王位を狙い挙兵したのだ。エレナが王位継承権を持つ血筋であったことから、カイは戦乱の只中に巻き込まれていく。

　統治者たちは鉄騎竜と呼ばれる巨大兵器を保有している。地方郡主が太刀打ちできるものではない。だが、カイは違った。彼には鉄騎竜を超える竜とそれを乗りこなす才能があり!?

【物語のここに注目！】

■竜の伝説に彩られた巨大な王国で反乱の狼煙が上がる！
　白き鎧をまとった“騎士竜”を操縦する少年の運命は――

　白き鎧をまとった巨大兵器“騎士竜”を駆り、命を狙われた許嫁を守るために戦う少年の英雄譚!!　竜の伝説に彩られた中世風の王国を舞台に描く、騎士たちのバトルストーリーが楽しみたいなら、電撃文庫『竜は神代の導標となるか』をどうぞ。

　神代に生きていたという竜の遺骸“骸竜”を奉る風習が残るシュエルガ神権王国。主人公のカイ・ソルワークはその地方郡主の息子として生まれます。

　16歳の誕生日を迎えると同時に、カイは幼なじみの貴族の娘、エレナ・ランドランスと婚約。ゆくゆくは夫婦となり、父親から譲られた領地を治めていく未来が待っているはずでした。王国軍戦略参謀のウェイン卿が国王を暗殺し、王位を簒奪するまでは……。

　この野心家が次に命じたのは、王位継承権を持つ者をすべて殺すこと――。第48位と最下位ながらも許嫁のエレナが王位継承権を持っていたため、カイは祖父が残してくれた“騎士竜レイバーン”を操縦し、反乱軍に反旗を翻します。

　ウェイン派の貴族たちが所有する“鉄機竜”とカイの“騎士竜”の臨場感あふれる戦闘シーン、幼なじみのエレナとカイが育むピュアな恋……。その両方が楽しめるのが本作の魅力です。大切な人を守るため、強敵に立ち向かう少年少女たちのドラマを堪能してください！

【登場人物のここに注目！】

■幼なじみから許婚へ……一途な想いを胸に秘めた
　金髪のお姫様がかっこかわいい!!

　多数の美少女から主人公が好意を寄せられる“モテモテ系”の物語が大好きなキミ！　幼なじみ同士で婚約したカイとエレナのエピソードを読めば、“一途系”のラブストーリーの魅力に目覚めてしまうかも――!?　とにかく、エレナがかわいいんです♪

　エレナはカイの父親が治めるカルム群の隣、ブリーゼ郡の当主の娘。母方の血筋は王族から出ていて、田舎貴族ながら王位継承権を持つお姫様です。

　容姿も抜群！　豊かな金髪を腰までたらし、瞳は透き通るようなブルー。槍の名手でもあり、男のカイよりも腕が立ちます。頼りない彼にちょっぴり意地悪な口を利いたり、強気な態度を取ったり。でも、この強くて美しい姫様は、幼なじみの少年のことが一途に好き……。

　2人は両親公認で正式に婚約者になったあとも、カイが本当に自分へ好意を持っているのかどうか迷い、ピュアな恋心を覗かせます。カイに手を握られて思わず赤面する初々しい姿は、前半の胸躍るシーンの１つといっても過言ではありません。

　しかし、エレナには王位簒奪を企てたウェイン卿によって殺害命令が出てしまいます。郡主の姫から一転、命を狙われる身に。過酷な運命に翻弄されながらも、一途な恋心を貫こうとする姫が選んだ道とは？　こちらにも注目しつつ、物語を楽しんでください！

(C)エドワード・スミス/KADOKAWA CORPORATION 2015 イラスト：クレタ

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