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2015年5月20日(水)

『沙羅曼蛇』最高レベルの難度を誇るMSX版が配信開始。プレイ動画も公開

文:たけのこ

 D4エンタープライズは、同社が運営するレトロゲーム配信サービス“プロジェクトEGG”でMSX版『沙羅曼蛇』を5月19日より配信開始しました。価格は500円+税。

『沙羅曼蛇(MSX版)』

■『沙羅曼蛇(MSX版)』紹介動画

 本作は、1987年にKONAMIから発売されたシューティングゲーム。アーケード版『沙羅曼蛇』の移植版ですが、ストーリーやステージ構成などに大きなアレンジが加えられており、MSX独自の進化を遂げています。

 プレイヤーはサーベルタイガー(2P側はスラッシャー)を操作して、全6~7ステージ(3~5は選択方式)を攻略することに。自機のパワーアップは、アーケード版とは異なり、パワーアップカプセルを回収しながら機体を強化するパワーアップゲージシステムを採用しています。

 スピードアップ、ノーマルショット、2-WAYミサイル、リップルレーザー、レーザー、オプション、フォースフィールドといった『グラディウス』シリーズでおなじみの装備を獲得したり、パワーアップさせたりしながら戦いましょう。

『沙羅曼蛇(MSX版)』

 Eカプセルを回収することで7種類のEX装備を獲得できる他、特殊アイテムを取ることでスクロールの停止、明かりを付けるといったさまざまな効果を得ることもできます。2人プレイ時には合体攻撃などもでき、こうした多彩な攻撃は本作の大きな魅力の1つといえるでしょう。

 また、本作では“炎の予言書”を発見することでボスの弱点を知ることができます。MSXの本体スロット2に『グラディウス2』のカートリッジを挿すと永遠のクリスタルが出現し、これを回収することで真のエンディングが見られるという謎解き要素もあるとか(EGG版でも対応しています)。

 ストーリー性の強化や『グラディウス』同様のパワーアップシステムなどの大胆なアレンジによって、本作は最高難度の『沙羅曼蛇』に仕上がっていると言っても過言ではないとのこと。ハードなシューティングを求めている猛者はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

『沙羅曼蛇(MSX版)』

ストーリー

 私は、惑星グラディウス帝国宇宙考古学研究所所長ヴァン=イアンドロス=フレーリーである。今、惑星ラティスに残したわが弟から最期の便りが届いた。

 「今、私達は“予言”の時をむかえています。兄さんの教えてくれた悪魔のようなあの"予言"は現実のものとして私達の眼前に迫りつつあります。これが最期になるかもしれません。私達は、このまま滅亡の時をむかえるのでしょうか……」

 私は、当初原始リークパワー研究のために、単身惑星グラディウスへとやって来た。その後、私の興味は、近年発見された“炎の予言”の研究へと移行した。

 炎の予言は、最近私がまとめた報告書のとおり、断片的にしか解明されていない。しかし、ヴェノム事件をはじめとする、6644年の“北十字戦”以降の異変は、まぎれもなく炎の予言が示唆していると断言できる。

 今が炎の予言によって予言された時代にかかっているとすれば、わが故郷ラティスの異変も、古代ラティス人とリーク人の関係も説明がつくではないか!

 わが弟よ、故郷ラティスは救われるぞ。炎の予言は、“滅亡”ではなく、来たるべき“未来”を予言しているに違いない。

 今、運命ともいうべき炎の予言によって、新たな“歴史”が形づくられようとしているのだ!

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