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2015年7月3日(金)

【電撃PS】『デート・ア・ライブ Twin Edition』佐倉綾音さんインタビュー。士道とはデートしたくない!?

文:電撃PlayStation

 これまでの『デート・ア・ライブ』シリーズの2作品に、新規エピソードを加えたPS Vita『デート・ア・ライブ Twin Edition 凜緒リンカーネイション』。アニメや劇場版などでも注目を集める『デート・ア・ライブ』のゲーム版最新作が、まもなく7月30日の発売を迎える。

『デート・ア・ライブ Twin Edition 凜緒リンカーネイション』

 ここでは6月11日発売の電撃PS Vol.592に掲載された、本作で登場する新キャラクター・凜緒を演じる佐倉綾音さんへのインタビューを完全掲載する。

『デート・ア・ライブ Twin Edition 凜緒リンカーネイション』

■凜緒はなんでも知りたがりな女の子

──まずはじめに、『デート・ア・ライブ』という作品にどんな印象をお持ちか聞かせてください。

 幹本雅臣役として、利根健太郎さんが『デート・ア・ライブ』のアニメのファーストシーズンに出演されていましたので、ラジオでご一緒させていただいていたときによく話題にのぼっていたのを覚えています。なので、利根さんが出演されている作品というのが最初の印象でした。そして“デートをすることで世界を救う壮大な物語なんだ”というお話を聞いたときは、なんて大変な世界なんだと(笑)。それと本屋に行くのが私は好きなんですが、原作小説が平積みになっているのを見かけては、絵柄がかわいいなと思っていました。

──つなこさんが描くキャラクターたちも大きな魅力の『デート・ア・ライブ』ですが、なかでも佐倉さんがとくに気に入っているキャラクターは誰ですか?

 本屋さんで見かけて最初にかわいいと思ったのは折紙ちゃんです。あと、ゲームの公式サイトでサンプルボイスを聞いていたんですが、八舞耶倶矢役の内田真礼さんの声がとてもかわいいなあと。

『デート・ア・ライブ Twin Edition 凜緒リンカーネイション』
▲鷲一折紙
『デート・ア・ライブ Twin Edition 凜緒リンカーネイション』
▲八舞耶倶矢

──佐倉さんが演じる凜緒はどんな女の子ですが?

 どんなことでも興味を持ったり、いろんなことを知りたがったりする、“生まれたて”みたいな感じの純粋な女の子です。正体は謎に包まれていて、たぶん園神凜祢さんと縁があるんじゃないかな……。そして、勘がいいところがあって、空気を読むのがうまいと思います。ふわふわとしたかわいい見た目と雰囲気が特徴的なんですが、ちょっとませている部分もありますね。

──或守鞠亜や或守鞠奈を演じる三森すずこさんは妹のようなキャラクターだと言っていました。

 そうなんです。凜緒はイラストだけを見るとちょっと大人っぽく感じるようなところもありますが、年齢がひとケタくらいの女の子を演じる気持ちでやっています。

『デート・ア・ライブ Twin Edition 凜緒リンカーネイション』
▲佐倉さんが演じる“凜緒”。

──凜緒を演じてみての感想は?

 知識というものがほとんどない子で、知ったかぶったり、人から覚えた言葉を使いたがったりするところがある女の子だなぁと。でも基本的には言葉がつたなくて、自分の心のなかで整理ができないまま言葉を口に出しているところもあるように思いました。

 だから台本を読み込むよりも、最初に台本を読んだときの文字の認識が、凜緒にとっての言葉なのかなって。セリフを間違えないように注意はしましたけど、台本を最初に読んだときの感覚を生かしていきました。

 それと、台本に書かれているセリフはすべてひらがなだったんですよ! いい意味で読みづらくて「この単語ってなんだっけ?」って一瞬詰まってしまうような間も、凜緒にとって考えている瞬間とリンクしているのではないかと思います。もちろん物語全体の把握のために台本はひと通り読んでいましたが、自分のセリフのみ、あまり読み込まないように気を付けていました。

 あと、アフレコで一番最初にいただいた指示が、「もっとゆっくりしゃべってください」だったんです。私としてはゆっくりと話していたつもりだったんですけど、「え、もっと!?」と驚きました(笑)。

『デート・ア・ライブ Twin Edition 凜緒リンカーネイション』

──印象に残ったシーンやセリフを教えてください。

 士道と鞠亜に初めてファミレスに連れて行ってもらって、どれを食べようって悩んだところです。私自身、小さい頃にあまり外食をすることがなかったので、共感してテンションが上がりました(笑)。

──収録中、印象的な出来事はありましたか?

 じつは収録当日が私の誕生日だったんですが、スタッフのみなさんお祝いしていただいて、みなさんと一緒にケーキを食べたのを覚えています。誕生日当日のお仕事ってめったにないものじゃないですか。その誕生日と収録が同じ日で、しかもお祝いしていただけたのは、とても印象的で心に残っています。

──本作の限定版に付属するドラマCDの収録にも、佐倉さんが参加されたと聞きました。

 “ちょいデレシチュエーション 凜緒編”ですね。収録がすごく楽しかったです。同じ特典のドラマCDで“或守バスタイム”というのもあるんですが、その登場人物のまねを凜緒がしていくんです。美九さんや夕弦ちゃんをまねたんですが、同業者の方のまねを公式でやるなんてめったにない機会なので緊張しました。ただ、あくまで凜緒がまねをしているので、けっしてそっくりというわけではないですからね(笑)。

──佐倉さんがデートするとしたら、どのキャラクターとデートしてみたいですか?

 凜祢さんです。凜緒と凜祢さんが一緒に寝るシーンがあって、そのときに凜祢さんはお姉さんのような、安心感をもたらすキャラクターなんだな、と感じました。

『デート・ア・ライブ Twin Edition 凜緒リンカーネイション』
▲園神凜祢

──佐倉さんが士道とデートするなら、どんなデートをしてみたいですか。

 デートなのかわかりませんけど、本屋に行って別行動します(笑)。私自身は士道とはあんまり……。いやじゃないですか? あんなにたくさんの女の子と仲良くしてる男の子は!

──最後に読者へメッセージをお願いします。

 凜緒はとても謎だらけのキャラクターで、ゲームをプレイしていただかないとわからない部分も多いと思います。でも、みなさんに愛されるために生まれてきたキャラクターだと思うので、ぜひプレイしていただいて、凜緒のことを愛おしいと思っていただければうれしいです。

『デート・ア・ライブ Twin Edition 凜緒リンカーネイション』

(C)2013 橘公司・つなこ/富士見書房/「デート・ア・ライブ」製作委員会
(C)2014 橘公司・つなこ/KADOKAWA 富士見書房刊/「デート・ア・ライブII」製作委員会
(C)2015 COMPILE HEART / STING

データ

▼『電撃PlayStation Vol.593』
■プロデュース:アスキー・メディアワークス
■発行:株式会社KADOKAWA
■発売日:2015年6月25日
■定価:657円+税
 
■『電撃PlayStation Vol.593』の購入はこちら
Amazon.co.jp
▼『デート・ア・ライブ Twin Edition 凜緒リンカーネイション』
■メーカー:コンパイルハート
■対応機種:PS Vita
■ジャンル:アドベンチャー
■発売日:2015年7月30日
■希望小売価格:6,800円+税
▼『デート・ア・ライブ Twin Edition 凜緒リンカーネイション』(限定版)
■メーカー:コンパイルハート
■対応機種:PS Vita
■ジャンル:アドベンチャー
■発売日:2015年7月30日
■希望小売価格:8,800円+税
▼『デート・ア・ライブ Twin Edition 凜緒リンカーネイション』(ダウンロード版)
■メーカー:コンパイルハート
■対応機種:PS Vita
■ジャンル:アドベンチャー
■発売日:2015年7月30日
■希望小売価格:6,000円+税

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