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2015年8月29日(土)

【電撃対戦企画】『戦国BASARA4 皇』読者プレゼントを賭けて勝負! あの人気広報が……まさかの!?

文:電撃オンライン

 電撃オンラインスタッフとメーカーがバトルする不定期企画【電撃対戦企画】。今回は、カプコンから発売中のPS4/PS3用スタイリッシュ英雄(ヒーロー)アクション『戦国BASARA4 皇』を使って対戦を行う。

 メーカーやジャンルを問わず、さまざまなゲームで対戦していくという趣旨のもと、お届けしているこのコーナー。対戦したいタイトルがある人や、特定のソフトを宣伝したいという人は、電撃オンラインまで一報を入れてほしい。

【電撃対戦企画】

 というわけで、カプコンに呼ばれてやってきたのは、電撃オンラインのkbj。いつものように適当なポーズだが、『戦国BASARA4』で惨敗していたため、内心はおだやかでないようだ。

【電撃対戦企画】

 そんなkbjを出迎えたのは、カプコンの宣伝担当であるスキャンダラス・マリエとドクターZ。kbjを部屋に通すやいなやドクターZはソフトを突き出してくる。

【電撃対戦企画】

ドクターZ「プレイしてもらうのは発売中の『戦国BASARA4 皇』です。前作の時はカプコンチームの圧勝だったので、イジメみたいな結果になってしまうかもしれませんが、それは許してくださいね」

 というわけでルールを確認。一回戦は“国家安康の戦い”にて、スタートから3分半以内に“天貨メダル”をどれだけ稼げたかで勝負する。

kbj「3分半って少し中途半端なんですが、なぜですか?」

ドクターZ「始まってしばらくは敵兵士が少ないので移動時間を考慮しました」

【電撃対戦企画】

 なるほど、プレイ時間が少なすぎると、逆転の要素が減ってしまうための配慮のようだ。プレイする武将はくじで決定することになり、ドクターZはまつを操作することに。

【電撃対戦企画】

 最初の合戦ルーレットでいきなり赤の出目“天貨”をひき、多数のメダル兵が出現。メダルをガンガン稼いでいくドクターZ。

ドクターZ「うはっ! メダルがザクザク!! これは勝ちましたね!」

 と余裕シャクシャクだ。確かに今回のルールだと、運が悪かった場合、メダルをほとんど集められない可能性がある。

【電撃対戦企画】

 2つ目の合戦ルーレットでは、他の武将や兵器に変化する黒の出目“変化黒”をひく。一見ハズレのようだが、ドクターZが引き当てたのは、敵を倒すとメダルが獲得できる直江兼続だ。あれ? 本当に流れが来ているのか!? さらに兼続はどんな敵でも一撃で倒せるという特性を持っている。これは大量にメダルを稼ぐチャンスだ!

【電撃対戦企画】 【電撃対戦企画】

 雑魚兵に斬りかかっていったドクターであったが、その後ろに構えていたガトリング兵の一撃を受けて、数秒でやられてしまった。そんなこんなで時間終了となり、結果は263枚であった。

【電撃対戦企画】

 kbjが引いたのは新武将・千利休。広範囲の攻撃をうまく活用して、メダルを稼ぐことができるか? 最初の合戦ルーレットでは見事に“天貨”を引き当てる。しかし、ガトリング兵の攻撃や多数集まってきた武将にはばまれて、撃破数を伸ばせない。うまく倒せないまま、メダル兵は逃走してしまう。……これはまずいのでは?

【電撃対戦企画】

 次の合戦ルーレットで挽回したいkbjであったが……なんとハズレ目の“罰天”をひいてしまう。さらに運が悪いことに、宮本武蔵が乱入してくる。時間が短い今回のルールで、時間のロスはかなり厳しい。これは……万事休すか?

【電撃対戦企画】

 武蔵の攻撃を受けながら、横にいたルーレット兵を倒すkbj。いや、そんなことをしていていいのか? ……と思いきや、ここで引き当てたのは“変化黒”、プレイヤー武将が直江兼続に。敵を倒せればメダルを稼げるが、うまくいくのか?

【電撃対戦企画】 【電撃対戦企画】

 ここで、発想を逆転させたのはkbj。しっかり武蔵の攻撃を回避しつつ、敵を一撃で倒せるという能力を活用して武蔵を討伐することに成功。武蔵の攻撃はかなり厄介だが、倒せればメダルを大量に入手できるのだ。というわけでドラマティックに381枚のメダルを入手したkbjが、劇的な勝利を収め、1つ目の勝ち星を手にした。

【電撃対戦企画】 【電撃対戦企画】

kbj「演出だよ、演出。ちょっと本気を出せばこんなもんかな」

ドクターZ「次のルールは“直虎女道場”で、撃破数を競います。最初のミッションの制限時間がなくなるまでに倒せた数で勝負です」

kbj「いや、それはいいんですが、ドクターZのままでいいんですか? あんなしょっぱい負け方だったのに」

【電撃対戦企画】

ドクターZ「……マリエさま、お願いします!」

 戦うことを放棄したドクターZは、カプコンを裏から牛耳っているという、スキャンダラス・マリエにプレイを依頼する。

【電撃対戦企画】

マリエ「いいでしょう。いままで、この企画ではコントローラを握ってこなかったけど、私の実力をみせてあげましょう! ちなみに次の勝負に勝った方が2つ分の勝ち星を得るのよ!」

 理屈はまったくわからなかったが、とりあえずこのルールで勝利したほうが勝ち星2つ分をとるようだ。

【電撃対戦企画】

 スキャンダラス・マリエが引き当てたのは、かすが。素早い動きが可能で、初心者から上級者まで爽快なアクションを楽しめる武将だ。しかし、スキャンダラス・マリエは渋い顔をしている。どうやら、イケメンを手玉にとることは得意でも、綺麗な女性を操るのは得意ではないようだ。さっすがスキャンダラス!

【電撃対戦企画】

 得意ではないとか言いつつも、逆立ちしつつ蹴りを繰り出す“密儀 月輪”や敵を引き寄せる“密儀 落星”を駆使しつつ、敵を撃破していく。途中、飛び込んでくる兵士に驚くシーンもあったが、183人の乙女を斬り伏せた。

【電撃対戦企画】

 対するkbjが引いたのは、上杉軍に対する武田軍の大将、信玄公だ。しかし、こちらも浮かない表情。どうやらシリーズを通してそこまで使いこんでいない武将のようだ。大丈夫か、この企画!?

 ところが、合戦が始まると一転し、イキイキとした表情でボタンを連打するkbj。どうやら信玄の攻撃力が高いために敵を撃破しやすい。さらに、ステージが狭いために移動しなくていいため、信玄に向いていたようだ。とにかく撃破数を稼いでいく。

【電撃対戦企画】

 少し遠い位置にいる敵であれば、戦友の真田幸村を向かわせ、ドンドン倒していく。終わってみれば、436人斬りという圧勝であった。

【電撃対戦企画】

 前作『戦国BASARA4』での全敗を晴らすかのように大差で勝利したkbj。読者プレゼントを大量に用意させようと企む彼に向かって、スキャンダラス・マリエは驚きの言葉を叩きつけてくる。

【電撃対戦企画】

マリエ「では、次の勝負は3DS『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村DX(デラックス)』を使ってやるわよ! 新キャラや新衣装を追加している他、遊びやすくなり、おもしろさもデラックスなのよ! ちなみに発売日は9月10日よ!」

【電撃対戦企画】

kbj「異議あり! すでに勝負はついています! っていうか負けたら次のソフトを出すとか汚いでしょ」

マリエ「ふっふっふっ。誰も一回で勝負をつけるとは言っていないわ」

kbj「でもさっきドクターは「プレイしてもらうのは発売中の『戦国BASARA4 皇』です」と言っていましたよ! あなた方の証言はムジュンしています!」

【電撃対戦企画】

マリエ「それは誤字ね。「まず一回戦でプレイしてもらうのは」と言うべきところを間違えたようね。ほら、電撃オンラインもよく誤字をしているでしょ? それと同じよ」

【電撃対戦企画】

ドクターZ「そうです、気にせずに勝負しましょう」

【電撃対戦企画】

 というわけで、なんだかよくわからないスキャンダラス理論に押し切られ、『アイルー村DX』のプーギーレースで勝負することに。コースは火山の中距離だ。

 レースが始まる直前に、kbjは異変に気付いた。カプコンは2人、電撃オンラインは1人。

kbj「しまった!! このレース、始まる前から不利だ!」

 以前に対戦した時は同人数の対戦で電撃オンラインチームが圧倒したが、今回は数的に不利な状況だ。これを覆すことができるのか?

 スタートするやいなや、下にいたプーギーをとりあえずタックルで吹き飛ばすkbj。スキャンダラス・マリエが舌打ちしているところ見るに、どうやら彼女をつぶしたようだ。2人がつぶしあっている間に、抜け出したのはドクターZ。先行逃げ切りを狙っているのか?

 追うkbjは、ドクターZにタル爆弾の狙いを定める。

kbj「これで今回の勝負は完全勝利だっ!」

【電撃対戦企画】

 しかし、そんなkbjの視界に入ってきたのは、今まさに自分のプーギーに当たらんと飛んでくるタル爆弾であった。

kbj「あれ? なんで、後ろからタル爆弾が飛んでくるの? ってか、かわせない?」

 それはスキャンダラス・マリエが放ったタル爆弾であった。爆弾を受けて転倒した後、復帰したkbjは必死で追いかけたが、ドクターZのケツを捕まえたのはゴール直前。残念ながら一歩及ばなかった!

【電撃対戦企画】

kbj「くっそー! 操作がわからないと言われてリハーサルを2回もやったのは間違いだった! おのれ、ドクターZの罠か!」

【電撃対戦企画】

ドクターZ「何もしていなかったんですが、なぜか勝ってしまいましたね。まあ、これもすべて計算通りですが!」

kbj「グググ……プーギーレースでは負けましたが、勝ち星の数は3-1なので電撃オンラインの勝ちですからね! いいですよね、スキャンダ……え!?!?!?」

【電撃対戦企画】
【電撃対戦企画】

kbj「ス、スキャンダラス!? スキャンダラス・マリエさん? ……佐藤さん!?」

 驚きのあまり、スキャンダラス・マリエの世を忍ぶ広報時の名前を思わず口にしてしまうkbj。しかし、何度叫んでみてもスキャンダラス・マリエの姿はそこにはない。

【電撃対戦企画】

 そんなkbjの目に入ってきたのは、横のアイルーがいつの間にか持っていた手紙だ。手紙には“ゲームを愛するすべての人へ”と書かれていた。kbjは恐る恐る、読みあげていく。

【電撃対戦企画】

マリエ「拝啓・電撃オンライン編集 並びに 読者諸氏へ。

 あなた方がこの手紙を読んでいるころ、私はもう日本にはいないだろう……。

【電撃対戦企画】 【電撃対戦企画】

 この企画を通して、ゲームの楽しさを伝える大切さ、厳しさ、おもしろさを学んだ私は、再び勉強してこようと思う。そう……英国にて!」

kbj「英国で学ぶって、現在発売中の3DS『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』かっ!」

【電撃対戦企画】 【電撃対戦企画】

マリエ「現在、世界はめまぐるしく動いている。その中でも、ヨーロッパの中心都市の1つであるグレートブリテン及び北アイルランド連合王国で勉強することは大変意味があると考えているわ。

【電撃対戦企画】 【電撃対戦企画】

 というわけで、電撃オンラインには今後もカプコンのゲームのよさ……いや、ゲーム業界全体を支えていってほしい。au revoir」

kbj「なんで、フランス語!? 英国に行くのに、なんでフランス語!」

【電撃対戦企画】

 ショックを受けながらも、思わず突っ込んでしまったkbjだが、スキャンダラス・マリエがいなくなったことに対して、喪失感に打ちひしがれているようだ。そんなkbjを見かねて、ドクターZがそっと立ちあがる。

ドクターZ「kbjさん、一緒にさよならを言いましょう……」

kbj「……そうですね! お別れをしましょう」

 そのまま、飛行機の中にいるスキャンダラス・マリエに向かって……。

【電撃対戦企画】

一同「敬礼!」

 kbjらが敬礼するのにあわせて、電撃オンライン編集部のある、アスキー・メディアワークス事業局にいる漢(おとこ)たちが立ちあがる。そのまま、彼らも黙って飛行機の方向に敬礼をするのであった。

【電撃対戦企画】 【電撃対戦企画】

 敬礼が終わると同時に、ショックのあまり崩れ落ちるもの、目元を押さえるもの、泣き出すものが続出。辺りは異様な雰囲気に包まれたとか、包まれなかったとか。

【電撃対戦企画】 【電撃対戦企画】

kbj「ということがありましたが、勝負は電撃オンラインの勝ちなので、読者プレゼントをいただきます」

【電撃対戦企画】

ドクターZ「欲しがりますね。まあいいでしょう。PS4/PS3『戦国BASARA4 皇』を各2名に、さらに発売予定の『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村DX』も2名にさしあげます!」

kbj「負けたのに、なんで上から目線なんですか! それにしても卒業メンバーばかりでこの対戦企画に参加できるメンバーがほぼいなくなってしまいましたね。とりあえず今後についてはいったん保留にしましょうか」

ドクターZ「まだだ、まだ終わらんよ! ええ、言いたかっただけですが、今後はタイミングを見つつ考えていきましょう!」

【電撃対戦企画】

マリエ「それまで首を洗って待っているよーに!」

 というわけで企画の今後は不明だが、プレゼントが欲しい人は、下のフォームから応募してほしい! 締め切りは9月14日23:59だ。

【プレゼントに応募する】

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