2015年11月24日(火)
11月28日にカプコンから発売される3DS用ソフト『モンスターハンタークロス』。今回は新旧モンスターの情報をまとめて紹介する。
『モンスターハンタークロス』は、『モンハン』シリーズで培ったノウハウと新しさをクロスさせたハンティングアクションゲーム。“狩技(かりわざ)”と “狩猟スタイル”を掛け合わせることで、爽快なアクションや自分だけのハンティングを生み出せる。また、ハンターだけでなく、オトモアイルーを操作することも可能だ。
これまでに公開されてきたモンスターの情報を一挙掲載。本作に登場する4大メインモンスターから新モンスター、二つ名持ちモンスターや獰猛化モンスターを紹介していく。
●獣竜種 ディノバルド
長く強靭な尻尾を持つ紅蓮の獣竜。大剣の如き尾から斬竜と称され、発達した脚部で、鋭く獲物へ襲いかかり必殺の一閃にて斬り捨てる。
発火性の高い鉄分を含んだ尻尾の甲殻は摩擦によって加熱し、炎が巻き起こる。尻尾に煤(すす)がつき、斬れ味が悪くなると牙を使い研磨する姿も目撃されている。
▲長く強靭な尻尾は大剣の如き鋭さを持つ。 | ▲地面に擦りつけて赤熱させた尻尾が容赦なくターゲットをとらえる! |
▲肉食性で非常に好戦的。狙った獲物は逃さない。 | ▲燃え上がる炎のような甲殻は気性の激しさを象徴する。発達した後脚で獲物に襲いかかる。 |
●牙獣種 ガムート
まさに巨獣の名が相応しい貫禄を持ち合わせる牙獣種モンスター。雪山や氷海などの寒冷地に生息する。
草食性ではあるが、ひとたび外敵とみるや、長い鼻と重量を武器に、文字通り相手を叩き潰す。また、自ら四肢に雪装甲を纏うようだ。
▲巧みに鼻を使って雪玉を作り出して投げつける、雪玉投げ。 | ▲強力な氷の弾丸で獲物を狙い撃つスナイプブレス。 |
▲強烈な吸引で獲物を引き寄せる、吸い込み。 | ▲吹雪のような猛烈なブレス攻撃を仕掛けてくる拡散ブレス。広い範囲を覆うような攻撃から逃げ切れるだろうか……。 |
●飛竜種 ライゼクス
電竜とも呼ばれ、その名の通り体内に発電器官を有する。トサカ、翼膜、尻尾などを激しく振るわせ蓄電し、電気を帯びた部位による攻撃は、威力、範囲ともに拡大する。
ライゼクスは凶暴で、縄張りに入ったものは全力で排除しようとする。性格とは裏腹に翼膜はとても美しい。
▲トサカを振り回し攻撃する、トサカ攻撃。電荷状態ではブレード状の電気を帯び、より強力な攻撃となる。 | ▲発達した翼爪で獲物を吹き飛ばすほど強力な薙ぎ払い攻撃の“翼爪攻撃”。 |
▲強力なブレス攻撃“雷光攻撃”。放たれた雷光は独特な軌道を描く。 | ▲長い尻尾を叩きつけ、攻撃する“尻尾攻撃”。尻尾が電荷状態だと尻尾の先端から放電し、威力、範囲ともに伸びる。 |
●海竜種 タマミツネ
独自の進化を遂げた泡狐竜(ほうこりゅう)。俊敏かつ柔軟な動きをみせる。特殊な分泌液と毛をこすり合わせ、獲物の自由を奪う泡を生み出し、軽やかな動きに泡を絡めて、舞うように狩りを行う。
▲シャボン玉のように多くの泡を使ってくる、泡の攻撃。タマミツネは特殊な生態を持つ。 | ▲生み出した泡を自在に扱い、俊敏な動きをみせるトリッキーな動き。しなやかな動きから繰り出される攻撃はハンターを翻弄する。 |
▲強力な水ブレスで狙ってくる、水ブレス攻撃。この攻撃をくらえば状態異常に陥ることだろう。 | ▲泡が付着した状態で移動すると地面を滑べるように動く新状態異常・泡状態。この独特の状態異常にどう対応していくかも狩猟のカギとなる。 |
●マッカォ
▲鮮やかな赤と緑の体色が特徴の鳥竜種。マッカォは群れを作って生活する。主に古代林などに生息しており、発達した前脚や後脚を使って獲物を攻撃する。 |
●ドスマッカォ
▲集団行動をするマッカォのリーダー。羽のような黄色いトサカが特徴。獲物と対峙する際は、尻尾をバネのように使って跳躍するという独特の動きをする。 |
▲前脚を巧みに使った攻撃も確認できる。 | ▲尻尾のバネを利用した強力な飛び蹴りは、ハンターも注意を払う必要があるだろう。 |
●リモセトス
▲巨大な草食竜。性格はおとなしく危害を加えないかぎり、能動的にハンターを襲うことはない。 |
▲長い首で高所の葉や実を食べる。また、頭頂部の器官で特徴的な音を出す。 |
●ホロロホルル
▲暗がりを好む鳥竜種モンスターで、翼と脚の爪で獲物を狙う。ホロロホルルは首の回転が特徴的で、背後を振り向く様は一見の価値がある。興奮すると翼爪を広げ凶暴性が増す。 |
▲羽の内に鱗粉を蓄えており、攻撃時には羽毛を逆立て鱗粉をバラ撒き、吸ったものを前後不覚に陥れる混乱状態になる。また超音波を使ってくることもあり、この攻撃を受けてしまうとピンチにおちいってしまうので注意したい。 |
●ジンオウガ
▲雷光を帯びたその姿から雷狼竜とも呼ばれる牙竜種。起伏の激しい山林に棲むため、かぎ爪は鋭く、四肢は強靭に発達している。 |
▲狩りの際には無数の雷光虫を集めることで、まとう電力を飛躍的に高めているとされ、超帯電状態と呼ばれる姿に変化する。 |
●ブラキディオス
▲緑色の爆発性物質を身にまとう獣竜種。厳密には、ある特別な粘菌による作用と推測されている。 |
▲唾液に含まれる成分でその粘菌を活性化させ、爆破攻撃を行う。それに加えて、機敏な動きと発達した前脚での打撃攻撃が得意。別名は砕竜。 |
●リオレウス
▲天空の王者と呼称され、畏れられる飛竜。雌火竜とともに巣を中心とした広いテリトリーを形成し、空から監視する。 |
▲テリトリーに侵入した者には優れた飛行能力で上空から急降下し、毒を含む強力な爪で襲い掛かってくる。 |
●ティガレックス
▲原始的な風貌を残す飛竜。性格はいたって凶暴で、発達した四肢を使っての突進や強力な爪と顎の一撃は、いずれも恐ろしい威力を持つ。 |
▲獲物を求めて広い範囲を移動し、寒い地方にまで姿を現すという。強烈な咆哮を放つため、轟竜の異名がある。 |
●ナルガクルガ
▲木々の生い茂る土地に生息する独特の進化を遂げた飛竜。暗がりに身を潜め、恐るべき素早さで執拗かつ狡猾に獲物を狙い、追い詰める。 |
▲発達した尻尾は、中型のモンスターを一撃で倒すほどの威力を持つ。 |
●イャンガルルガ
▲黒く硬い甲殻と長いたてがみを持つ姿から“黒狼鳥”と呼ばれる。イャンクックに近い種とされているが比べると気性は荒く、非常に攻撃的。 |
▲怒っていてもハンターの動きを冷静に見て挑みかかってくるので注意が必要。 |
●ラギアクルス
▲広い海の食物連鎖の頂点に立ち、種を代表して海竜と呼ばれる。海原の主として多くの船乗りに恐れられている存在。 |
▲外皮で発生させた電気を背部の器官に蓄え、海が沸くほどの大電流を放つ。 |
●ドドブランゴ
▲ブランゴの群れのリーダー。大きな牙と髭が特徴で、ブランゴの倍近い体格を持つ。つねにブランゴを従え、縄張りを侵す者へ群れで攻撃を仕掛ける。 |
▲跳躍力が高く、雪の中を潜り移動するなど、機動力も高い。主に雪山を縄張りとしている。 |
●ショウグンギザミ
▲巨大なモンスターの頭骨を背負う大型の甲殻種。鋭利で長い鋏を持ち、その刃は堅い火山の岩盤も容易にえぐり、天井を移動することも可能にする。 |
▲希に貴重な真珠を殻内に生成し、珍重されている。 |
●アオアシラ
▲温暖湿潤な地域の山や森に生息する牙獣種モンスター。二足で立ち上がり、大好物のハチミツを採取したり、河原で魚を捕る事で知られる。鋭い爪と厚い甲殻を持つ前脚は非常に発達しており、その一撃は脅威。 |
▲美しい青毛を持つ事から青熊獣(せいゆうじゅう)とも呼ばれる。拘束攻撃はもがいて拘束ゲージを減らし切れば脱出可能だ。 |
●ラングロトラ
▲マグマにも耐える、分厚く赤い甲殻を持ち、赤甲獣(せきこうじゅう)とも呼ばれる牙獣種モンスター。身体を丸め、灼熱の地表の上を転がるように移動する。甲虫種を好み、その長い舌で絡めとるように捕らえてしまう。 |
▲強力な麻痺性の唾を吐くことでも知られているため、注意が必要。特殊なガスを発することがあり、くらうと臭いが付いて体力やスタミナの回復アイテムなど、一部アイテムが使用不可となる。 |
●ガノトトス
▲主に水辺で目撃される巨大な魚竜種。別名は水竜。飛竜の翼に相当する部分は、泳ぎに適したヒレに変化しており、飛行する能力はない。 |
▲魚のような外見に反し、陸地でも活動できる。ハンターが立ち入ることのできない水中に潜むガノトトスを地上に引きずり出す手段は……! |
●ロアルドロス
▲別名は水獣。首にあるスポンジ状の鱗に大量の水分を含ませることで表皮の乾燥を防ぎ、陸上での活動を助けている。だが、スポンジが萎縮し始めるとその能力を失うため、水を得て回復を図る。 |
▲特殊な粘液を吐き出し獲物の足元をすくって捕える。すばやい動きのロアルドロスは、乗り攻防時に激しく暴れるが、乗りゲージをためて成功させよう。 |
●ウラガンキン
▲巨大な獣竜種モンスター。頑強な顎(アゴ)で岩盤を細かく砕き、主食である鉱石を採取する。溶岩を巧みに使って岩石や鉱石を体表面に付着させており、ばらまく岩石は、自らが引き起こす震動で大爆発を起こす。 |
▲車輪のように身体を丸めて転がる様は圧巻! 別名は爆鎚竜(ばくついりゅう)。 |
●ドボルベルク
▲尾槌竜の名に違わぬ、ハンマーのような塊の付いた尻尾を持つ獣竜。倒木や立ち枯れた木を主食とする。巨大な尾は、木を打ち倒すためにも使われるようだ。 |
▲一説では、背中にあるコブがエネルギー源ではないかとされている。ハンマーのような尻尾を武器に叩きつけや尻尾の回転力を利用して、自身の巨体を宙に浮かし、プレス攻撃を仕掛けてくるなど驚愕の生態を持つ。 |
●ヴォルガノス
▲マグマの中を棲み処とする魚竜。鱗の表面には冷え固まった溶岩が幾層にも重なり、強固な鎧の役割を果たしている。 |
▲灼熱のマグマの中を泳ぎ回り、飲み込んだ溶岩を吐きつけて獲物を襲う。その特異な生態は、学者達の研究対象となっている。マグマの中を移動しながら行動し、強烈なボディプレスやブレス攻撃を仕掛けてくる。 |
●アマツマガツチ
▲渓流の奥深く、霊峰に舞い降りた伝説の古龍。大嵐とともに現れることから嵐の化身として、ユクモ村の伝承にも登場する。 |
▲暴風と竜巻を従える厄災の龍として恐れられ、天災にも匹敵するその力から嵐龍とも呼ばれる。強力な竜巻をおこす他、さまざまな行動で獲物を狙い撃つブレスはハンターにとって脅威になることだろう。 |
●紅兜(ベニカブト)アオアシラ
▲逆巻く赤毛が特徴の無頼漢。比肩無き凶暴性と無慈悲なまでの残虐さから“紅兜”と呼ばれ恐れられている。 |
▲人里の近辺に現れた場合は早急な狩猟を求められるが、このような二つ名を持つモンスターは生半可なハンターが挑んでも返り討ちにあうため、ギルドによって狩猟には特別な許可が必要となる。 |
●矛砕(ホコクダキ)ダイミョウザザミ
▲黒く分厚い大盾を、左の大鋏に備えた戦上手なダイミョウザザミ。 |
▲その硬度と質量を誇る鋏には、攻撃側が痛い目にあった噂が多く存在する。……それゆえについた異名が“矛砕”。狩猟には特別な許可が必要。 |
●紫毒姫(シドクヒメ)リオレイア
▲激烈なる毒を孕む棘にてその身を飾り、紫煙を起こし、舞い散らす火竜の姫君。竜姫の踊る地には死の影が舞い降り、動くものすらいない不毛の荒野と化す。 |
▲その美しさと恐ろしさの互いをもって命名されし二つ名は“紫毒姫”。美しき薔薇には鋭き棘がつきものだ。狩猟には特別な許可が必要。 |
●岩穿(イワウガチ)テツカブラ
▲異常発達した顎で地を穿つテツカブラの特殊個体。土を、鉄を、鋼をも貫き砕くその様から“岩穿”の異名を持つ。 |
▲規格外な体躯を使い、対象を巨体で叩き潰す行為も確認されている。岩を持ち上げ破壊し、邪魔者は潰す……。己が道を突き進む様は圧巻といえよう。狩猟には特別な許可が必要。 |
●白疾風(シロハヤテ)ナルガクルガ
▲白き紋様が入ったその姿は一振りの刀。鋭さと力強さを備えた尾が放つ一閃は、岩を断ち、水を裂き、空を分かつ。その名は迅竜、“白疾風”。 |
▲闇に潜みし白き影は、踏み込もうともその影すら踏むことすら敵わず、逆に首を落とされるのが関の山である。狩猟には特別な許可が必要。 |
●金雷公(キンライコウ)ジンオウガ
▲眩き雷光をその身に纏ったジンオウガ。とある地方の雷狼竜の伝承によると……金色なりし雷狼竜の王、一度吠ゆれば、千光を操り、万雷を放つ。 |
▲よるべからず、さわるべからず、決して逆鱗に触れるなかれ……。“金雷公”の怒りに触れることなかれ。狩猟には特別な許可が必要。 |
●黒炎王(コクエンオウ)リオレウス
▲飛竜の王種にして、その内の王たる王。巨躯を支える黒き翼と、一切を焼却する紅蓮の息吹と、王の証たる気高き誇りをもって“黒炎王”と呼ばれる。 |
▲普段は人身など歯牙にもかけていないが自らの領域を荒らすものには、王として痛烈なる断罪をもって応えるだろう。狩猟には特別な許可が必要。 |
何らかの要因により極度の興奮状態に陥ったモンスター。特定の部位が黒い蒸気を纏ったようになり、その部位による攻撃は非常に危険。また、クエスト中に黒い蒸気を纏った部位が別の部位に転移することもあるので、どの部位に纏っているかをよく観察しよう。
黒い蒸気を纏った部位に攻撃を加えると狩技ゲージが溜まりやすくなる特徴がある。危険を承知で狙ってみると、新たな攻略を見出していくおもしろさを体験できることだろう。
この獰猛化モンスターが登場するクエストでは“獰猛化狩猟の証”を手にすることが可能だ。“獰猛化狩猟の証”は、武具の素材として使うだけでなく、ココット村にあるマカ錬金の蔵で、護石3つを新しい護石に錬金して作り変える際にも使用できるので、覚えておこう。
▲獰猛化ライゼクス |
▲獰猛化タマミツネ |
▲特定の部位に黒い蒸気を纏っているのを見てとれる。弱点部位でなくても、狩技ゲージのためにあえて攻撃してみる!? |
▲獰猛化モンスターの強さは計り知れなく、従来のハンティングは通用するのだろうか。ぜひハンターとして成長をして自身の目で確かめてほしい! |
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