2015年11月20日(金)
放送中のTVアニメ『ハッカドール THE あにめ~しょん』で、ハッカドール4号役を演じる上田麗奈さんにインタビュー! 演じるうえで気を付けているポイントや、アニメの映像を見た時の感想など、たっぷりとお話をうかがってきました。
▲ハッカドール4号役の上田麗奈さん。 |
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――まずは、“『ハッカドール』を知らないよ”という方に向けて、4号の紹介をお願いいたします。
上田麗奈さん:ハッカドール4号は、今までのハッカドールに搭載されていたすべての機能が集結した最新型のハッカドールです。フタを開けるとポンコツで何をやってもうまくいかないし、調子がよくて自由な感じの女の子なんですが、意外と人の話をちゃんと聞いている女の子ですね。
▲元気な笑顔と鮮やかな緑、褐色の肌が印象的なハッカドール4号。 |
空回りはするけれど、わりと普通の女の子なんです。私が今まで演じてきた女の子が、ちょっと変わった子が多かったから4号を“普通”と感じるっていうのもあるかもしれませんけど(笑)。
――“意外に普通な4号”ということですが、上田さんご自身と似ている部分はありますか。
空回りするところですね。いろいろなことをやろうと思うんですが、一度にたくさんのことを並行してできないんですよ。頭の回転は早いんでしょうけど、体がついていかないというか。
1本に絞り過ぎるみたいな、1つのことを始めると他が見えなくなるみたいな、そういう部分似ているかと思います。
――早速脱線をしてしまうんですが、いろいろなことを同時にできないっていうと、なんとなく車の運転が苦手そうなイメージがあるんですが、実際運転はされますか。
しないです! 私は運転をしたら死んでしまうと思うので、母にも止められました(笑)。免許は取っておきたいなと思うんですが、できるだけ乗らない方向でいきたいと思っています。
でも、東京にいる間は車の運転ができなくてもいいかなとは思うんですが、いつか親が運転できなくなるタイミングが来ると思うので、その時までには運転ができるようになっておきたいなと思っています。あと10年後くらいですかね(笑)。
――すみません、話が完全に逸れてしまいました。あらためて、収録現場の雰囲気はどんな感じだったでしょうか。
収録現場にはメインのハッカドール1号、2号、3号の3人に加えて、0号の柚木涼香さん、ゲストの役者さんたちがいっぱいいらっしゃいます。そのゲストの方や柚木さんがドッシリと構えてくださっていたので、安定感と安心感が感じられる現場でした。
何をやっても受け止めてくれて拾ってくれると思えて、すごく居心地がよかったですね。そのおかげで私も含めた若手が自由に演じられたのかなと思います。
――4号が動いているところを初めて見た時の感想を教えてください。
動いているのを見たのはリハーサルのタイミングが初めてだったんですけど、キャラクターデザインのイラストを見させていただいた段階からなんとなく、動きや表情、肩の力はどれくらい抜いているか、とかをイメージしていたんです。
それで実際に動いている4号を見てみたら、“やっぱりこうだよね”という感じのイメージしていた通りの4号でした。“初めて見た”という感覚はあんまりなくて、“納得”っていう印象ですね。
――実際に4号を演じてみて、難しい部分はありますか。
4号は基本的に素直な子なので“苦労したな”という印象はないんです。でも、4号は目的があって行動をするタイプの子なので、その“目的”が何かっていうことだけはちゃんと考えながら演じています。
結構こういうはっちゃけていて、自由なタイプの女の子(キャラクター)の中には、目的がなくてとりあえず楽しいことをしたいっていう子も多いんです。
だけど、4号は“捗らせる”っていう目的があるので、そこはブレないようにしています。キャラクターとしては、4号はストンと入ってきてくれたという感覚がありますね。
――現在7話まで放送されていますが、これまでの放送で上田さん個人として印象的だった回はありますか。
7話の“KUROBAKO”はとても印象的でした。収録をしていてもすごく苦しくて(笑)。「これアニメで放送する? 誰も幸せにならないよ!?」と。あそこまで現実を描いているアニメはなかなかないと思います(笑)。放送ギリギリですよ!?
――一視聴者としても、インパクト大という感じです。アニメ全体としては、ハッカドールたちが困っている人の悩みを解決する・捗らせるという内容ですが、上田さんが個人的に見てみたいお話はどんなお話でしょうか。
ハッカドールたちを癒す回を見てみたいですね。ハッカドールたちが日頃の疲れを癒して、自分たちの頑張りを讃え合う“お疲れさま回”を見てみたいです。日頃のグチも言えちゃうような、そんな和む回をぜひ!
――アニメのお話からちょっと離れるんですけど、アプリ『ハッカドール』に“ハッカトーク”というミニゲームがありますよね。4号の“ハッカトーク”は実装されていないのですが、もし実装されたとしたらどんな表情の4号を見てみたいですか。
“恋をしている4号”を見てみたいですね。恋をしてちょっと顔を赤らめちゃったりとか、1人の乙女として普通の女の子っぽいことをしている4号を見てみたいです!
――アプリ『ハッカドール』並みに、普段の上田さんの生活を捗らせてくれているものはなんでしょう。
今、引っ越そうと思っていろいろ物件を見ているので、物件情報サイトはよく見ていますね。
――引っ越そうと思うと、結構時間と手間がかかりますね。
そうなんですよね! もう2年間、物件探しをしているんです。でも50件以上内見に行ってもなかなか決まらなくて(笑)。いろいろ条件があるので、それに見合う家賃を想定しているんですけど、まだ見つからないんですよね。
――50件以上見に行っているのであれば、1件2件くらいは希望に見合う物件がありそうですよね(笑)。
あったんです! 良い物件があって申込みまでしたんですけど、保証会社に弾かれちゃってダメだったんですよ! 今度いい物件を見つけたら誰か大人を代理で立てて、申込もうと思います(笑)。
――物件探しは大変ですが、頑張ってください! またしても全然関係ない話になってしまいました(笑)。では最後に、読者にメッセージをお願いします。
『ハッカドール THE あにめ~しょん』で4号が初登場したのは5話からだったんですけれども、“見たことないよ”という方がいらっしゃいましたらぜひ1話から見ていただきたいなと思います。
本当に絵がキレイだし、お話も7分くらいで終わるので、めちゃくちゃ詰め込まれているはずなのに楽しく見られるという見ごたえがある作品になっています。ぜひ1話から順番にご覧になってください。
すでに見ていただいている方は、まだまだこれからかわいかったりヘビーだったりといろいろなタイプのお話が続くので、引き続き楽しみにしていただけたらと思います。
すべてのお話を見ていただけると、EDテーマなどちょっとしたところで“あれ、これっていつもとちょっと違うなー”なんてところも出てくると思うので、そういった部分も楽しみにしていただければと思います。引き続き、よろしくお願いいたします!
(C)DeNA/ハッカドール THE あにめ~しょん製作委員会
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