2015年11月22日(日)

【電撃PS】『三國志』30周年記念企画! “演義”一騎討ちで関羽(神)降臨!【なぜなに三国志9合目】

文:電撃PlayStation

 今年30周年を迎えるコーエーテクモゲームスの『三國志』シリーズ。三国志ならゲーム、漫画、小説、史実なんでもござれな2人が、過去シリーズをダシに三国志をアレコレ語っちゃう企画第9回です!

うどん先生 KYS
『電撃プレイステーション』 『電撃プレイステーション』
▲『信長の野望』から歴史に入った、ゲーム脳歴史ライター。好きな『三國志』は『三國志IX with パワーアップキット』『三國志 11 with パワーアップキット』『三國志V(3DS版)』。あと『三國志戦記』『三國志Internet』も名作だったと思う! ▲小学校低学年時に父親が持ってた横山光輝“三国志”を読んでこの世界に入る。その後、“蒼天航路”“龍狼伝”“天地を喰らう”などマンガは読み漁る。好きな『三國志』は『V』と『12対戦版』。

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■電撃PS編集部で大ブーム? 『三國志12 with パワーアップキット』!

うどん:いえーい。そういえばずっと書き忘れてたんだけど、『三國志』シリーズは作品ごとにキャッチテーマがあるのだ。

KYS:そういう大事なことは各作品ごとに書こうよ!

うどん:はい、というわけで以下作品ごとのテーマ!

『初代』:人材登用の魅力
『II』:権謀術数の面白さ
『III』:従来のシリーズからの脱却・変革
『IV』:武将の個性の表現
『V』:国を作る、民衆の力
『VI』:天の時、地の利、人の和
『VII』:ビジュアル一新
『VIII』:十人十色
『IX』:動乱
『X』:乱世のドラマ、ここに開戦!
『11』:勝利のカタルシス
『12』:衝撃の戦略
『13』:これぞ三国志。百花繚乱の英傑劇

KYS:あー、なんとなく何を意味してるかわかる! 前回紹介した『II』は計略メインだったし、『IX』は初の1枚マップ化で動乱感すごかったし。

うどん:というわけで、今回紹介するのは“衝撃の戦略”『三國志12 with パワーアップキット(以下、12PK)』なのだ!

『三國志II』
▲発売は2012年。今ならPS Vita版が手軽でオススメです。というか、うどんさんのPSVitaは『12』専用機。システムが手軽だから、出先の暇潰しにちょうどいいのです。
『三國志II』
▲戦闘システムはシリーズ随一のデキ(断言)! 戦闘の爽快感がパネッス。敵兵が万単位で消し飛ぶ“人中の呂布”や“神火計”の威力もパネッス。

うどん:本作は、いつものように1人の君主となって天下統一を目指すゲームなのだ。システム面でいえば、戦闘部分がものすごくパワーアップ+戦略部分が簡略化といった印象ですな。

KYS:戦闘部分に注力した感はあるよね。

うどん:戦略面でいえば、勢力ごとの技法や都市ごとの都市技術なんかがおもしろかったんだけどね。呂布軍だと内政系技法の最大レベルが低めで、代わりに騎兵系技法がMAXまで育てられる。さらに騎兵の突撃効果が上昇する固有の技法“猛襲突撃”を開発可能! 都市技術でいえば、成都なら強力な弓兵装の“連弩研究”+兵装の製造量を増やす“量産技術”を習得できたり。

KYS:勢力ごと、都市ごとの特徴が出てたわけね。

うどん:そうそう、あと異民族との外交が新鮮だったなあ。匈奴、烏丸、山越なんかとと交渉して、敵の都市を襲撃してもらうの。襲われた側は襲われた側で、撃退時に武将や名品を入手できるチャンスがあったりで。異民族の存在感は、『IX』に匹敵すると思う。

KYS:『IX』はめっちゃ異民族強かったんだっけ。日本最強説。

うどん:『12』に倭はいないんだけどね!

KYS:むねん。まあ、都市襲撃を依頼するのが主な活用方法だから、倭軍が来て都市襲来したら“覇-LORD-”になっちゃうな。

うどん:めっちゃ余談なんだけど、正史の劉備は幽州を転戦してたとき“雑胡軍(雑虎軍)”という異民族の混成部隊を率いていたのだ。烏丸中心の軍だけど、場所的に、倭人がいても……という妄想は膨らみますな!

KYS:まためっちゃ話が逸れたね……。

『三國志II』
▲何かと役に立つ異民族たち。のちに中国統一を果たした晋が、異民族に滅ぼされたことを考えるといくらら強くても無問題だぜ!
『三國志II』
▲“演義”で曹操軍と戦ったトウ頓(統率84武力82)や、関興を一度は破った越吉(統率81武力88)なんかは、捕縛して配下にすると主力どころとして活躍してくれます。異民族専用の兵科も強いし!

うどん:で、個人的にシリーズ最高だと思ってるのが本作の戦闘システム。

KYS:『三國志12対戦版』はずいぶん遊んだなあ。(『12』の戦闘のみをプレイできるネットワーク対戦専用ゲーム。無料ダウンロード可能です!)

うどん:そうそう、もともと対戦ありきのシステムだからよくできてるんだよね。まあ要するに各部隊に指示を出して敵本陣の攻略を目指すんだけど、陣をめぐる攻防や槍弓馬の3すくみ要素が熱いんだよね。

KYS:一部の戦法がめちゃ強くなかった? “神火計”やばい。『対戦版』で呉起引いたときは脳汁出たわ。

うどん:正直言うと、『12』の戦闘はあんまリアルじゃない。ダメージ系の戦法でバンバン敵が消し炭になるし、そもそも3すくみっていかにもゲーム的だよね。でも、それで戦闘がすごくおもしろくなったのが『12』なんだ。リアル性とゲーム性のバランスって難しい部分もあると思うけど、ゲーム的におもしろいから僕は繰り返し楽しめるなあ。

KYS:おう、“神火計”最高。汚物は消毒だ!

うどん:いつぞやの電撃PSインタビューだと、ダメージ系の計略は抑える方向って発言してたけどね。そいえば『13』の利川ディレクターって『12PK』にかかわってるんだよね。

KYS:へー。確かに『13』の戦闘って『12PK』っぽい感じがする。じゃあ戦闘システムは期待できそうだね。

うどん:じつは『信長の野望・創造』に『蒼天録』っぽい雰囲気を感じたんだけど、実際に小山ディレクターは『蒼天録』にかかわってた人だったのだ。『信長の野望』『三國志』の新作が出るときは、ディレクターに注目するべきかもしれんですのう。

KYS:なるほどなー。覚えとこ!

『三國志II』
▲槍は馬に強く、馬は弓に強く、弓は槍に強いという3すくみ。有利な相手に“突撃”、“奮迅”といった兵撃が発動します。騎馬中心の呂布軍では、槍対策に弓武将の陳宮が重宝されたもんです。
『三國志II』
▲部隊同士の戦闘中、ときどき発生する一騎討ち。こちら天地人の3すくみのカードをお互いに出し合うというシンプルなものですが、相手に読み勝てば大番狂わせもできちゃいます!

うどん:ほかにも『12PK』では、いろんな戦場を戦い抜く“軍師制覇”モードもやりごたえがあっておもしろかったし、仮想シナリオの“戦国七雄”“皇帝袁術”“覇王袁紹”あたりも勢力バランスがよかったなあ。

KYS:“戦国七雄”ってなんじゃろう。

うどん:張角の妖術で春秋戦国時代の七雄が呼び出されたという仮想シナリオなのだ。秦王・エイ政や配下の李信、蒙恬、楚の項燕、趙の廉頗あたりはマンガ“キングダム”でおなじみじゃな。ほかにも呉起、楽毅、項羽、韓信なんかも登場してて中国古代オールスターの熱いシナリオなのだ。

KYS:その戦国七雄か! “キングダム”は当然全巻持ってるよ、連載当初から。ねね、そろそろ『対戦版』についても語ろうよ!

うどん:え、僕オフ専なんすけど。

KYS:そうきちゃったかあ。

うどん:だって武将くじを引きだしたら、ムキになっちゃいそうだもん。対戦ゲーム自体は嫌いじゃないんだけどなあ。『三國志 Internet』も『三國志 Battlefield』も『国盗り頭脳バトル 信長の野望』も遊んだんだけど。あ、この前『国盗り頭脳バトル』の公式サイト見に行ったら、まだPC用の体験版配布してたのだ。体験版とはいえかなり遊べるからオススメ。

KYS:う、うん。まあ武将くじはガチャだからねー。でも電撃PS編集部ではすごいブーム来てたんだよ。普段『三國志』シリーズを遊ばない人たちがハマってたから、新規開拓という点では成功してたと思う。編集長もめっちゃくちゃプレイしていたというね!

うどん:そのわりに電撃PSは『三國志』にあんまページを割かないよね。

KYS:待って待ってストップストップ。

うどん:……。

KYS:……。

うどん:……。

KYS:さあ、今回はいよいよ一騎討ち全記録の3回目! 関羽死後から、魏呉蜀滅亡までラストスパートで盛り上げていこ~!

うどん:そうきましたか。

『三国志演義』全一騎討ち記録集(第81話~120話)

青…曹操系、赤…孫権系、緑…劉備系 太字は有名っぽい武将

話数 勝敗 武将1 武将2 勝敗 内容

82

張苞

謝旌

×

三十合あまりで追い散らす

張苞

李異

二十合あまり戦って勝敗つかず

関興

李異

×

一喝して斬り殺す

関興

孫桓

×

孫桓は敵わず逃げ出す

張苞

謝旌

×

一突きで殺す

関興

譚雄

×

生け捕りにする

張苞

崔禹

×

一合で生け捕りにする

83

黄忠

史蹟

×

数合で斬り殺す

黄忠

潘璋

×

数合あまり戦って潘璋は逃げ出す

黄忠

潘璋

数合あまり戦って潘璋はわざと逃げ出す

張苞

夏ジュン

×

一突きで殺す

関興

周平

×

一刀両断にする

沙摩柯

甘寧

×

頭を射抜かれる

関興

潘璋

×

関羽の亡霊に驚いたところを斬り殺される

84

趙雲

朱然

×

一突きで殺す

×

沙摩柯

周泰

二十合あまりで斬り殺される

85

×

常雕

朱桓

三合あまりで斬り殺す

86

×

張遼

丁奉

丁奉の放った矢が腰に刺さり死因となる

87

魏延

鄂煥

数合あまり戦って魏延はわざと逃げ出す

魏延・王平・張翼

鄂煥

×

3人がかりで捕縛する

鄂煥

雍ガイ

×

一突きで殺す

鄂煥

朱褒

×

一突きで殺す

趙雲

金環三結

×

一突きで殺す

王平

忙牙長

数合あまり戦って王平はわざと逃げ出す

関索

忙牙長

数合あまり戦って関索はわざと逃げ出す

88

馬岱

忙牙長

×

一合で斬り殺す

90

×

張嶷

祝融

数合あまり戦ったあと手裏剣で撃たれる

×

馬忠

祝融

馬から落とされ生け捕られる

魏延

祝融

数合あまり戦って魏延はわざと逃げ出す

趙雲

祝融

数合あまり戦って趙雲はわざと逃げ出す

趙雲

祝融

翌日も数合あまり戦って趙雲はわざと逃げ出す

魏延

祝融

翌日も数合あまり戦って魏延はわざと逃げ出す

馬岱

祝融

×

逃亡中を生け捕りにされる

馬岱

孟獲

×

逃亡中を生け捕りにされる

92

趙雲

韓瑛

×

三合あまりで突き殺す

趙雲

韓瑶・韓瓊・韓キ

×

3人がかりで挑むも韓瑛は捕縛され、2人は討たれる

趙雲

韓徳

×

三合あまりで突き殺す

趙雲

潘遂

×

三合あまりで追い散らす

張苞

薛則

×

突き殺す

関興

董禧

×

斬り殺す

関興

楊陵

×

斬り殺す

張苞

崔諒

×

突き殺す

王平

夏侯楙

×

一合で捕縛する

93

×

趙雲

姜維

数合戦うと、姜維の勇敢さに趙雲は退散する

魏延

姜維

数合戦うと魏延はわざと逃げ出す

94

×

関興

越吉

越吉を恐れ関興逃走。鉄槌を馬に受け落馬する

関羽

越吉

×

関羽(神)、越吉を打ち落馬させる

関興

越吉

×

一刀のもと斬り殺す

馬岱

雅丹

×

生捕りにする

魏延

曹遵

×

三合あまりで斬り殺す

趙雲

朱讃

×

一突きで殺す

孟達

徐晃

×

額を射抜かれる

×

孟達

申耽

逃走中に突き殺される

95

王平

張コウ

数十合戦い孤立した王平は撤退

馬岱

陳造

×

斬り殺す

趙雲

蘇ギョウ

×

一突きで殺す

趙雲

万政

×

矢で射て落馬させる

96

×

張普

徐盛

数合もせず張普は逃げ出す

×

張普

朱桓

一刀両断にする

97

×

謝雄

王双

一合で斬り殺す

×

キョウ起

王双

三合あまりで斬り殺す

×

張嶷

王双

流星鎚で背中を打たれ重傷

98

魏延

王双

×

一刀両断にする

100

廖化

秦良

×

一刀のもと斬り殺す

101

魏延

張コウ

十合あまり戦って魏延はわざと逃げ出す

関興

張コウ

十合あまり戦って関興はわざと逃げ出す

×

魏延

張コウ

激怒した張コウに魏延は命からがら退散

102

鄭文

秦明

×

諸葛亮を騙すため、秦明を一合で斬り殺す

王平

岑威

×

一刀のもと斬り殺す

103

魏延

司馬懿

三合あまり戦って魏延はわざと逃げ出す

105

魏延

何平

数合あまり戦って何平はわざと逃げ出す

×

魏延

馬岱

わしを殺せる者が……いた!

106

夏侯覇

卑衍

×

数合もせず斬り殺す

107

夏侯覇

郭淮

×

十合もせず追い散らす

姜維

陳泰

×

三合もせず追い散らす

姜維

司馬師

×

数合で撃ち破る

108

×

韓綜

丁奉

一合もせず斬り殺される

×

桓嘉

丁奉

槍を避けられ、逃げ出したところを背後から斬られる

孫峻

諸葛恪

×

一合もせず首をはねられる

孫峻

張約

×

孫峻は軽傷を受けるも、張約の右手を斬り落とす

109

×

廖化

徐質

数合もせず追い散らされる

×

張翼

徐質

数合もせず追い散らされる

姜維

徐質

×

馬を突かれ落馬したところを討たれた

姜維

郭淮

×

郭淮が放った矢をつかみ、逆に額を射抜く

110

鄧艾

文鴦

数十合戦って勝敗つかず

鄧艾

葛雍

×

一合もせず斬り殺す

姜維

張明・花永・劉達・朱芳

4人を相手に戦い、姜維はわざと逃げ出す

111

王基

朱異

×

三合もせず追い散らす

王基

唐咨

×

三合もせず追い散らす

胡奮

諸葛誕

×

バッサリ斬り殺す

王基

于詮

×

三十合あまりで斬り殺す

112

傅僉

王真

×

十合あまりで捕縛する

傅僉

李鵬

×

鉄簡で額を打ち砕く

姜維

鄧忠

三、四十合戦うも勝敗つかず

113

廖化

鄭倫

×

一刀のもと斬り殺す

114

×

曹髦

成済

曹髦抜剣するも、成済に突き殺される

116

姜維

鄧艾

十数合戦うも勝敗つかず

姜維

楊欣

×

一突きで落馬させる

120

張尚

陸景

×

斬り殺す

うどん:全359戦、これにて完結!

KYS:今回は蜀系がやけに多く感じるなあ。やっぱり“三国志”の終盤クライマックスは北伐ってことかしらね。

うどん:ですのう。関羽(神)が降臨したり、司馬懿が魏延と一騎討ちしたりと、最後まで見どころ満載でござる。

KYS:魏延と司馬懿はなんで戦ってんの?

うどん:“演義”のとんでもフィクションで有名な、魏延&司馬懿丸焼き大作戦の一環だよ! これは、生前の諸葛亮最後の作戦で、いい加減うざくなってきた魏延とやっかいな司馬懿を、葫蘆谷(ころこく)でまとめて始末しようとしたというもの。で、魏延に司馬懿に対するヒットアンドアウェイを命じて、魏延が司馬懿をツンツンしてたわけ。魏延が「逃げんなバーカバーカ」って司馬懿を挑発したら、仲達さんたらアッサリひっかかった。

KYS:ああ、葫蘆谷で一騎討ちしてたのね。それにしても司馬懿、案外知力低い! というか魏延って王双を一撃で殺せるんだから司馬懿もそのままぶった切ればいいじゃん……。

うどん:司馬懿の槍が、案外鋭かったのかもしれない! ちなみに司馬懿の武力は初代『三國志』が83。『VII』のときはなんと86。この2作品に関しては、魏延と一騎討ちしたエピソードから武力上げたのかも説を今思いついた。

KYS:今かよ! ちなみに関羽(神)ってなんぞ……。

うどん:関興が西羌の越吉元帥と戦ってたとき、なんか越吉の見た目にビビって関興逃げ出しちゃったのだ。で、鉄槌を馬に受けて落馬しちゃって大ピンチ。そのとき――!

KYS:そのとき!?

うどん:背後で何やら音が響き、関興が振り返ると関羽が降臨して越吉やら西羌兵やらをなぎ倒してたのだ。

KYS:復活しちゃった……!

うどん:で、脱出路を指し示して関興を逃がしたってわけ。

KYS:“演義”すげえなあ。どんだけ関羽推しなんだよ。まあんじゃ、以前言ってた最終結果をどぞ!

うどん:イエーイ! 5戦以上してる武将の結果がコチラ!

趙雲:36戦中28勝7分1敗(勝率78%)
関羽:35戦中24勝9分2敗(勝率69%)
張飛:32戦中17勝15分(勝率53%)
許チョ:28戦9勝17分2敗(勝率32%)
魏延:19戦5勝10分4敗(勝率26%)
徐晃:18戦8勝6分4敗(勝率44%)
黄忠:18戦7勝11分(勝率39%)
馬超:15戦8勝7分(勝率53%)
張コウ:15戦3勝10分2敗(勝率20%)
ホウ徳:14戦4勝9分1敗(勝率29%)
張遼:12戦5勝5分2敗(勝率42%)
甘寧:11戦8勝2分1敗(勝率73%)
呂布:11戦4勝5分2敗(勝率36%)
関興:10戦8勝1分1敗(勝率80%)
姜維:10戦6勝4分(勝率60%)
馬岱:9戦8勝1敗(勝率89%)
夏侯惇:9戦4勝5敗(勝率44%)
夏侯淵:8戦4勝3分1敗(勝率50%)
張苞:7戦6勝1分(勝率86%)
孫策:7戦5勝1分(勝率71%)
祝融:7戦2勝4分1敗(勝率29%)
関平:6戦4勝2分(勝率67%)
文醜:6戦4勝1分1敗(勝率67%)
典韋:6戦3勝3分(勝率50%)
顔良:5戦4勝1敗(勝率80%)
王平:5戦3勝2分(勝率60%)
黄蓋:5戦2勝2分1敗(勝率40%)
(※上記表に基づいた最終戦績となります)

うどん:もうトータルで言えば、関羽・張飛・趙雲の御三家がぶっちぎり。なかでも趙雲は頭ひとつ抜けてるね!

KYS:さすが『真・三國無双』シリーズの顔役。まあこうして見ると、やっぱり善玉は勝率高いなあ。関興、張苞、馬岱あたりががんばりすぎ。

うどん:逆に許チョ、徐晃、張コウあたりは引き立て役感がすごいわ! 蜀のベビーフェイス陣以外では、甘寧ががんばってるけど。

KYS:呉があんまいないなあ。三国志の物語は劉備と曹操、蜀と魏の戦いってことなんだよね。

うどん:まあ、そんな感じで長らく続いた一騎討ち全記録はこれにて終了!

KYS:お疲れ!

うどん:で、話は戻るんだけどさ。

KYS:じゃあ次の原稿もよろしくアデュー(ぴゅーん)。

うどん:え、ちょっと待ってー!

KYS:……バカめ! これぞ“タ刀背カンの計”なり(ズバー!)。

うどん:またこのオチ、ギャー!

データ

▼『電撃PlayStaton Vol.603』
■プロデュース:アスキー・メディアワークス
■発行:株式会社KADOKAWA
■発売日:2015年11月26日
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