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2016年2月29日(月)

『ARIA』のヒーリング系リズムゲームについて声優陣に聞いてみた(藍華、晃、アリス、あずさ、アーニャ編)

文:金子 光晴

 HarvesTから好評配信中のiOS/Android用ヒーリング系リズムゲーム『ARIA~AQUA RITMO~』。その出演声優9名にインタビューを行いました。

『ARIA~AQUA RITMO~』

 アニメ『ARIA』といえば、第1期放送から10周年を迎え、2015年には劇場版も公開された大人気作。シリーズ初の音ゲー化を記念して、声優さんの作品に対する熱い思いをたっぷりと語っていただきました。

 今回は“姫屋&オレンジぷらねっと編”として、藍華役の斎藤千和さん、晃役の皆川純子さん、アリス役の広橋涼さん、あずさ役の中原麻衣さん、アーニャ役の茅野愛衣さんへのインタビューをお届けします。

藍華・S・グランチェスタ役
斎藤千和さんへのインタビュー

『ARIA~AQUA RITMO~』
▲藍華・S・グランチェスタ。老舗の水先案内店・姫屋の跡取り娘。プリマ・ウンディーネとして活躍しながら、支店の運営も任されている。負けず嫌いで思ったことをはっきり口にするタイプだが意外と泣き虫な一面も。
『ARIA~AQUA RITMO~』
▲斎藤千和さん。

――『ARIA』がリズムゲームになると聞いた時の率直な感想は?

 リズムゲームって“速くて激しい”というイメージがあったので、真逆の作品である『ARIA』でどうやるかなと思いました。ゆったりした曲が多いし、テンポの速い曲がないので、「ゲームではどうなるんだろうな」と楽しみです。

――ご自身が演じているキャラクター、藍華の魅力を教えてください。

 本当に一生懸命で頑張り屋さんで、誰より周りのみんなのことを気にかけているところが魅力的だなと思います。第1期の『ARIA The ANIMATION』の当時は、すごく自分にオーバーラップしていたところもあったんですが、それから10年経って私も歳を重ねてきたので、今から見るとすごくかわいいなって感じますね。

――では、ご自身と藍華の共通点はどんなところだと思いますか?

 今もそうかと言われればちょっと違うかもしれないんですけど、とにかく一生懸命で、「自分だけじゃなくみんなもハッピーにしなきゃ」と考えていたところがありましたね。それは今からするといいことではあるんだけど、「みんなが笑顔でいなきゃ!」とか、「この現場、すごく楽しくしなきゃ!」とか、すごく考えていたなぁって思います。

――こうして新作のアニメやゲームが出ると、やはり10年前のことを思い出しますか?

 思い出します。当時の自分の感覚が蘇ってきて、今も変わらないところもあるけど、全然違う感覚になっているところもあって……すごくいいですね。他のキャラクター、他の声優さんの中でも時が流れているから、それを見ることができて楽しかったです。

――他の声優さん全員で集まるっていうのも最近はあまりないですか?

 『ARIA』は結構、みんなでご飯を食べに行ったりしているんですよ。だから久しぶりの感じはあまりしなかったですね。劇場版からの新キャラクターがいるのでちょっと雰囲気変わるかなと思ったんですけど、新キャラクターの子もよく知っている人たちだったので、特に違和感もなく、やりやすかったです。

――今回の収録で印象深かったところは?

 『ARIA』の世界観そのままで、「リズムゲームだからここが違う」っていうことがなくて、それがすごくいいなと思いました。あと、後輩が増えたので、「後輩ちゃんの後輩ちゃん」がいっぱい出てきて、誰が誰の後輩なのか、私はちょっと混乱しました(笑)。

――『ARIA』にはたくさんの名曲がありますが、特に印象深い楽曲は?

 今だと『スピラーレ』が印象深いですね。『AVVENIRE』を録る前にサントラを聴いていて、今すごく『スピラーレ』の歌詞が刺さります。「また会いましょう」というのが、時間が経ってもまた会うということですごく刺さりました。

――ゲームのコンセプトは“癒し”ですが、ご自身が癒されるのはどんな時ですか?

 今はもうひたすら娘ですね。癒されます。娘が笑っている時とか、寝ている時とか……見ているだけで癒されますね。生活の半分以上が娘です。

――最後に読者へのメッセージをお願いします。

 まさかリズムゲームになるとは思わなかったのですが、スタッフの方にどんなゲームになるかお聞きしたところ、やはり『ARIA』らしいゲームになるということなので、個人的にもすごく楽しみにしています。

 いわゆるリズムゲームの「楽しくストレス発散!」みたいな感じとは違う方向だけど、きっと癒しの効果でストレスを発散できるようなゲームになると思いますので、「ちょっと疲れたな」「頑張れないかもな」みたいな時にぜひやっていただけたら、すごく気持ちよくプレイできるんじゃないかなと思います。ぜひ楽しんでください。

晃・E・フェラーリ役
皆川純子さんへのインタビュー

『ARIA~AQUA RITMO~』
▲晃・E・フェラーリ。姫屋所属のプリマ・ウンディーネで、ともに“水の3大妖精”と呼ばれたアリシアの引退後は、名実ともに業界トップに君臨している。その接客術は匠の域に達しており、客いじりもお手のもの。
『ARIA~AQUA RITMO~』
▲皆川純子さん。撮影/山川晴治(marron.)

――『ARIA』がリズムゲームになると聞いた時の率直なご感想は?

 「えっ、ARIAが?」って(笑)。何をどうしてリズムゲームになったのか、ハテナマークがいっぱいでした。そんなリズミカルな曲、あったかなーって。

――ご自身が演じているキャラクター、晃の魅力を教えてください。

 彼女は努力の人なんです。アリシアやアテナのように天才的な何かを持っている人に囲まれていながら、「自分に彼女たちのような天才的な部分がないなら、努力して努力の天才になればいい」というセリフがあったのですが、この人かっこいいなと思いました。3人の先輩の中でも、私が後輩なら晃の下で育ちたいなと。

 それは自分が演じているからではなくて、客観的に見て彼女の下で働きたいと思えるような大きな包容力と、厳しいんですけどちゃんと自分のことを見てくれているというのがあるからですね。憧れの先輩という感じです。もちろん3人とも違った形で包容力はすごくあるんですけど、彼女はアメとムチの使い方がうまいというか……。彼女自身も努力して今の地位に就いているので、本当に全幅の信頼が置ける人物だと思います。

――では、ご自身と演じているキャラクター、晃との共通点は?

 私にとって晃さんは憧れの女性なので、自分はとてもなれないです。「こんな人間になれたらいいな」というような人なので、共通点なんてとんでもありませんという感じです。共通点は声ぐらいです(笑)。

――今回の収録で印象深いセリフを教えてください。

 今回の晃はあんまりベタベタ近づきすぎず、でも指導してくれるような立ち位置ですね。登場人物やプレイヤーキャラに誕生日のセリフがあるんですが、そのセリフは彼女たちの顔を思い浮かべて、本当に晃の気持ちで言っています。だからそれぞれちょっとずつニュアンスが違うと思うんですけど、彼女たちへの想いがそのひと言に出るようにしてみました。

――『ARIA』にはたくさんの名曲がありますが、特に印象深い楽曲は?

 私はやっぱり1期のオープニングの『ウンディーネ』ですね。すごく『ARIA』らしい曲で、すごく当時を思い出しますし、一気に『ARIA』の世界に引き込まれますね。あとは挿入歌だった『シンフォニー』。この曲を聴くと条件反射的に泣きますよね(笑)。

――10年前に『ARIA』が始まった当時のことを振り返るとどんなことが思い出されますか?

 私はみんなの中でもダントツの泣き虫で(笑)、アフレコのテストの時にもうズビズビ泣いていたんですね。そんなこととか、1話ごとの心が温かくなるようなお話だとか、アフレコの時のみんなの楽しそうな顔とかを思い出します。

――10年経って、作品との向き合い方が違ってくる面ありますか?

 この間の『AVVENIRE』ではちょっと大人になっている晃で、後輩たちも増えているので、晃のポジションは確実に上に行っているというのは感じていましたね。でも『ARIA』という作品は強いテーマや一貫した雰囲気があるし、キャラクターもブレないので、私自身の作品への向き合い方、晃への向き合い方としては変わらないと思います。

――ゲームのコンセプトは“癒し”ですが、ご自身が癒されるのはどんな時ですか?

 プチ旅行に行くことですね。近場で温泉に行ったり、テーマパークに行ったりします。ちょっと日常じゃないことをしてみるとリフレッシュしますね。

――最後に読者へのメッセージをお願いします。

 いつも『ARIA』を応援してくださって、本当にありがとうございます。『ARIA』って出演者もファンのみなさんも同じ目線で「大好き」って言えるような稀有な作品だと思うので、これからも大切にしていってほしいです。また晃としてセリフをしゃべることができるとは思っていなかったので、ここに来て新たなゲームが出て本当にうれしかったです。

 ぜひゲームをプレイして、新たなセリフを聴いてください。そして、『ARIA』を知らない方、とてもかわいいキャラクター、キレイなキャラクターが登場して魅力的な作品なので、今からでも遅くないのでぜひ『ARIA』の世界にハマってください。お待ちしております。

アリス・キャロル役
広橋涼さんへのインタビュー

『ARIA~AQUA RITMO~』
▲アリス・キャロル。オレンジぷらねっとに所属し、史上初となるプリマ・ウンディーネへの飛び級を果たした天才少女。当初は人付き合いを苦手にしていたが、灯里と藍華という親友を得たことで徐々に改善されてきた。
『ARIA~AQUA RITMO~』
▲広橋涼さん。

――『ARIA』がリズムゲームになると聞いた時の率直な感想は?

 私は携帯がスマホじゃないので、初めにリズムゲームの説明をしていただいたんですが、どういうものやらよくわからなかったです(笑)。でも、『ARIA』がゲームになるのって、PS2以来(※1)だと思うので、ここにきて『ARIA』が展開していることが、率直にうれしいなと思いました。しかも『ARIA』はいろんな曲が使われていて、作品の中で重要な曲も多いので、ゲームの中で楽しめるのはすごくいいなあと思います。

※1……PlayStation2用ソフト『ARIA The ORIGINATION ~蒼い惑星のエルシエロ~』以来、約8年ぶりのゲーム化。

――ご自身が演じているキャラクター、アリスの魅力を教えてください。

 天才とは言われているけど、人間的にはある意味とても不器用な人で、ほっとけないような気がするところがアリスの魅力なんじゃないかなと思います。あと、成長しているところが演じていてすごくわかるので、そこも魅力かなと思います。

――やはり10年前に初めて演じられた時と今では印象は違いますか?

 そうですね、10年前にプリマになるところからやっているんですけど、その時は自分の子どものころとアリスがちょっと似ているなと思うところがありました。すごく子どもっぽかったりとか、人と打ち解けるのに時間がかかったりとか……。だから、どこか自分を投影してアリスというキャラクターを演じていたんですけど、でも10年経ってもうちょっと客観的に成長した女の子として見られるようになったところが変わったかなと思います。

 10年前に演じている時は……なんて言うんですかね、ちょっと気恥ずかしいというか。不器用だった自分の子どもの頃をもう一回なぞっているような感じでしたね。それを演じてみなさんにお見せするということの気恥ずかしさがあったような気がします。

――今回の収録で印象深かったセリフを教えてください。

 みんながお誕生日を迎える時のコメントがあるんですけど、アリスにとってオレンジぷらねっとの仲間ってすごく大事なので、アテナ先輩に対しての「おめでとう」のコメントだとか、ユーザー子ちゃん(※2)がアテナ先輩について聞いた時のアリスの返しとかが、うれしかったですね。それはぜひ聞いてほしいなと思います。

※2……プレイヤーキャラクターのこと。正式名称ではない。

――『ARIA』にはたくさんの名曲がありますが、特に印象深い楽曲は?

 何曲もあるんですけど、『シンフォニー』がすごくすごく好きで、聴くとアニメであの曲が使われていた場面が浮かびます。『ARIA』を観ていた人にも、とても印象深い曲かなと思います。(歌っている)牧野由依ちゃんの声もとてもすてきだし……。それとアテナ先輩もたくさん歌っていて、『コッコロ』なんかはとても楽しい気持ちになれる曲です。

 アリスが昇格する時に歌った『ルーミス エテルネ』は、自分が歌うことになって「マジかよ」って思いました(笑)。アテナ先輩は(川上)とも子さんと(河井)英里さんでセリフと歌を分担していたので、アリスもそういう風にやると思っていたんですよ。なので、歌ってくださいとなった時は、自分の中で「どうしよう」みたいな気持ちが出てきました。

 でも、歌ってもいいよねと思えたのが『ルーミス』という曲だったので、ゲームでもその曲がかかったら……私はとても満足です(笑)。『ARIA』の曲って、作品とは全然関係ない旅番組とかでもよくBGMとして使われるんですよ。ゆったりしているので。だから、リズムゲームってすごく難しそうだけど、ゆったりした『ARIA』の曲ならもしかしたら私にもできるかなって気がします。

――ゲームのコンセプトは“癒し”ですが、ご自身が癒されるのはどんな時ですか?

 お風呂に入ることですね。特に今、寒いですから。温まると癒されますね。気持ちが温かくなると体も温かくなるように、体が温まると気持ちも温かくなるんだなって思います。お風呂は偉大ですよ(笑)。

――最後に読者へのメッセージをお願いします。

 『ARIA』ってSFなんですけど、SFなのにSFじゃないっぽい日常感があるという、なかなか感じたことがない作品です。きっと今まで出会ったことがないぐらい、穏やかで、ゆっくりしていて……。まだ『ARIA』を知らないという人は、きっととても新鮮な気持ちで出会えると思うので、このゲームをきっかけにまず漫画の『ARIA』から入っていただけるといいなと思います。

 それにしてもスマホの中に『ARIA』の世界がやってくるってすごいですよね。今って、みんな電車の中とかでもスマホを見ているじゃないですか。そんな忙しい中でも、『ARIA』のゲームでゆったりしてくれたらなと思います。ぜひ楽しんでください。

あずさ・B・マクラーレン役
中原麻衣さんへのインタビュー

『ARIA~AQUA RITMO~』
▲あずさ・B・マクラーレン。姫屋の支店で働くシングルのウンディーネ。先輩の藍華を思わせる物怖じしない性格で、自分のことを“有望株を”称するなど、少々自信家なところも。
『ARIA~AQUA RITMO~』
▲中原麻衣さん。

――『ARIA』がリズムゲームになると聞いた時の率直な感想をお聞かせください。

 『ARIA』がゲームになるというのは聞いていたんですが、それがリズムゲームだというのは現場に来て初めて聞きました(笑)。でも従来のリズムゲームのように激しいものじゃなくて、『ARIA』の音楽を楽しむためのリズムゲームなので、ゆったりとしたものだということでした。

 『ARIA』って素晴らしい楽曲がたくさんあるじゃないですか。それがひとつになって楽しめるなんて、なんて素敵なゲームなんだろうと思いました。

――ご自身が演じているキャラクター、あずさの魅力を教えてください。

 今回、映画で初めて出てきたキャラクターなので、あんまり深く描かれているわけではないんですけど、周りのみなさんが言ってくれたのは「すごい姫屋っぽいね」ということでした。だから藍華さんと何か通じるものがあるのかなと思っています。

 でも、アイちゃんとアーニャと3人でいる時に彼女が見せるリーダーシップみたいなものがありつつ、藍華さんの「にゃにゃ」っていうのをちょっと受け継いでいたりするような、そういうかわいらしいところも魅力なのかなと思います。

――新キャラクターを演じられた感想はいかがでしたか?

 私は以前、アニメの2期で一度だけゲストで出させていただいたことがあるんですけど、彼女とはまた違うキャラクターを演じさせていただくことになって、とてもうれしかったです。前回はお客さん役だったので、今回は水先案内人をできたのもうれしかったですね。

――ご自身とあずさの共通点は?

 率先して引っ張っていくわりには間違っちゃうところかなぁ……。よくいるじゃないですか、道わかんないのに先頭歩くタイプ(笑)。それで違うほうに行っちゃって違うよって言われるみたいな(笑)。そういうところが似ているかもしれないです。

――今回の収録で印象深いセリフを教えてください。

 やっぱり「にゃにゃ」です。それぞれのチームでも同じだと思うんですけど、上にいる先輩たちのことをとっても尊敬していて、大好きなんですよね。それで先輩の口癖が出てくるようなところもあって、ちゃんと先輩を受け継いでいるのが嬉しかったです。

――やはり言い方も先輩を意識されましたか?

 劇場版の時に(斎藤)千和ちゃんに聞きました。台本を読むと、全然そういう感じの子じゃないのに、突然「にゃにゃ」って言うんですよ。それで「(藍華も)にゃにゃって言うの?」って聞いたら、「確かにびっくりした時とかに言うね」って。そっか、それを受け継いでの「にゃにゃ」なんだねっていう話をしましたね。

 やっぱり『ARIA』って人と人とのつながりをとても大事にしている作品なので、ちょっとしたつながりが見えるとそれだけでうれしくなりますよね。

――『ARIA』にはたくさんの名曲がありますが、特に印象深い楽曲は?

 アテナさんの曲もすごくキレイだし、牧野由依ちゃんのオープニングも好きだし……。でもどの曲かと言われると難しいですね。やっぱりアテナさんの曲かな。天使の歌声です、ホントに。

――ゲームのコンセプトは“癒し”ですが、ご自身が癒されるのはどんな時ですか?

 犬を飼っているので、犬をぎゅーっとしたら癒されますね。嫌な事とかが忘れちゃいます。

――最後に読者へのメッセージをお願いします。

 もちろん今まで『ARIA』を応援してくださっていたみなさんにとってはどれをとっても懐かしい曲だと思うし、「あんなシーンがあったな」とか思い出深くプレイしてもらえると思います。そうじゃなくて、「あれ、なんかかわいいキャラのリズムゲームがあるんだな」と思ってやってみた方も、本当にいい楽曲ばかりなので、どれを聴いても受け入れてもらえると思うし、楽曲から『ARIA』の作品に興味を持ってもらえたらと思います。

 『ARIA』を知っている方も知らない方も、もう一度ぜひTVシリーズを観てほしいなと思います。私が思う『ARIA』の魅力って、「何も起こらない日常」だと思うんですよね。それがどんなに幸せで、尊いものなのか考えさせてくれる作品だと思うので、最近ちょっとお疲れの方とか、ちょっとしんどいなと思っている方には心に響くものがあると思います。ぜひ『ARIA』をよろしくお願いいたします。

アーニャ・ドストエフスカヤ役
茅野愛衣さんへのインタビュー

『ARIA~AQUA RITMO~』
▲アーニャ・ドストエフスカヤ。オレンジぷらねっとに所属するシングルのウンディーネで、アリスの後輩。冷静かつおっとりした性格でありながら、突然「シベリア送りですっ」と言い放つ天然な一面もある。
『ARIA~AQUA RITMO~』
▲茅野愛衣さん。

――『ARIA』がリズムゲームになると聞いた時の率直なご感想は?

 『ARIA』はすごく素敵な曲が多いんですが、リズムゲームってアップテンポなイメージがありましたので、『ARIA』みたいなやわらかいヒーリングミュージックみたいな曲ですと、どんな風なリズムゲームになるのかなと思いました。のんびりとした気持ちになれるようなゲームになるのかなと想像しました。きっと『ARIA』が好きな方は絶対に楽しめると思いますし、知らない方もまず曲から入っていただくことが出来ると思いました。

――ご自身が演じているキャラクター、アーニャの魅力を教えてください。

 劇場版で初めて登場した、アイちゃんの練習仲間なのですが、まさかのアリスちゃんの後輩でした。私が普通に『ARIA』を観ていたころは「アリスちゃん」と呼んでいたのに、「アリス先輩」になったので凄く戸惑いましたね(笑)。それに自分の名前である「アイちゃん」という友だちができるのも不思議な感じがして、自分のことを言っているみたいでした(笑)。

 そんな彼女ですが、実は不思議ちゃんなんです。ぽわーっとした雰囲気で、『ARIA』の世界にはなじみやすいというか、溶け込みやすい空気感の子かなって思います。でも凄くかわいいので、その雰囲気に合わせて演じるようにしています。

――茅野さんはもともと『ARIA』がお好きだったんですよね。

 そうなんです! 声優になるきっかけになった作品です。だからまさかこんなゲームにまで出させていただけるなんて、思いもよらなかったです。大好きな作品なので、こうやって憧れの方々と一緒に参加することができて、とてもうれしいです。

 私は最初にアニメの3期(『ARIA The ORIGINATION』)を観て、そこからさかのぼって観ていったのですが、どこから入っても全然楽しめる作品だと思うので、今回ゲームから入っていただくのもいいんじゃないかなと思います。

――茅野さんからご覧になって、『ARIA』の魅力とは何だと思いますか?

 日々何かしら疲れたり、ネガティブになったりすることってあると思うんですが、そういった時に背中をバンと押されるのではなくて、そっと押してくれるような作品なので、押しつけがましくは無くて心地いいなと思います。好きだなぁっと純粋に思える作品ですね。

――ご自身とアーニャの共通点は何かありますか?

 のんびりしているところですね。しゃべるのが遅いとか(笑)。私もあんまりせかせかするタイプじゃないので、アーニャちゃんみたいな子は友だちになれそうな気がします(笑)。

――今回の収録で印象深いセリフを教えてください。

 私個人としては、好きな作品のタイトルを言えるのがうれしかったですね。「私がARIAって言ってる!」みたいな(笑)。それとアーニャちゃんとしては「シベリア送り」というセリフですね。ニュアンスもいろいろどうしようか考えて、何パターンか録らせて頂きました。大成功しても失敗しても「シベリア送り」って言うのがすごくおもしろかったです(笑)。結局一緒かーいって(笑)。その辺のニュアンスの違いも聴いていただきたくとおもしろいかもしれないです。

――『ARIA』にはたくさんの名曲がありますが、特に印象深い楽曲は?

 悩みますね。そうですね、もちろんオープニング、エンディングは印象深い曲が多いんですけが、『Rainbow』も好きですし…うーん、『Just For You』もいいですよね。素敵な曲がいっぱいなので迷います。はい、決めました! 挿入歌でROUND TABLE feat. Ninoさんの『Just For You』という曲があるんですが、これにします。でも『Rainbow』も好きです(笑)。

 もちろん牧野さんの歌もとっても好きで、『ARIA』というと牧野さんというイメージがありますね。曲を聴くとシーンを思い出します。「あのシーンと合わせて聴くとさらにいい」というのもあるので、この1曲というのを選ぶのは難しいですね。

――そんな曲が今回ゲームで聴けるようになるわけですよね。

 そうですね。特に『Just For You』だと友だちのつながりを歌った素敵な歌詞なので、私だったら聴き入っちゃってゲームに集中できないかもしれないです(笑)。まあ、成功しても失敗してもシベリア送りなので(笑)。

――ゲームのコンセプトは“癒し”ですが、ご自身が癒されるのはどんな時ですか?

 うちはワンちゃんがいるんですが、帰った時にワンちゃんのお腹をモフモフするというのが、私の癒しですね。それ以外でいうと、私はコーヒーが好きなので、朝一番に必ず豆を挽いてコーヒーを淹れるのが癒しです。部屋の中にコーヒーの香りが家の中にフワっと広がるのが好きなんです。最近、匂いフェチなのかなって思うんですけど(笑)、パンの焼けた匂いとか淹れたてのコーヒーの香りとかがすごく好きですね。

――最後に読者へのメッセージをお願いします。

 私自身が『ARIA』ファンなのですが、10年続いている作品なので私はまだファンの中では新米なほうだと思います(笑)。でも、これから『ARIA』がもっともっと広がっていき、ファンの後輩がいっぱいできるといいなと思っています。

 みんな忙しい日々だと思いますが、そういった生活の中に少しでも『ARIA』のようなのんびりとした時間を大切にしてもらえたらうれしいですね。このアプリも電車の中や家でお茶をしている時間などに楽しんでいただいて、そんなのんびりとした時間の手助けになれたら、とても素敵なことだと思います。

『ARIA~AQUA RITMO~』とは?

 『ARIA~AQUA RITMO~』は、新作アニメ『ARIA The AVVENIRE』が9月26日から劇場上映される人気作『ARIA』を題材にしたリズムゲーム。プレイヤーは、新米の水先案内人(ウンディーネ)となり、ネオ・ヴェネツィアの街で出会う仲間とともに、最高のプリマ・ウンディーネを目指すことになる。

 『ARIA』の世界観を楽しめるストーリーイベントはアニメ脚本に参加した藤咲あゆなさんが担当し、PASSATO(パッサート/過去)、PRESENTE(プレセンテ/現在)、AVVENIRE(アヴェニーレ/未来)という3つの時間軸の物語が展開。また、キャラクターボイスはアニメと同様の声優陣により新規撮り下ろしとなっている。

『ARIA~AQUA RITMO~』
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