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2016年4月14日(木)

『魔法科高校の劣等生 ロストゼロ』内山夕実さん、巽悠衣子さん、ロストゼロ候補生にインタビュー!

文:滑川けいと

 3月31日に放送されたスマートフォン用RPG『魔法科高校の劣等生 LOST ZERO(ロストゼロ)』の公式ニコ生『ロストゼロ情報局 スペシャル放送』。この番組の出演者にインタビューを行いました。

『魔法科高校の劣等生 ロストゼロ』

 『ロストゼロ情報局』は、声優の内山夕実さん(千葉エリカ役)と巽悠衣子さん(北山雫役)がMCを担当する『魔法科ロストゼロ』の公式ニコニコ生放送。“スペシャル放送”と題された今回は、同作のプチ情報番組『ロストゼロ候補生のラジスタ♪』に出演する“ロストゼロ候補生”桑原由気さん、高坂知也さん、高田憂希さんも登場しました(※高田さんは番組途中からの出演)。

 スペシャル放送ではどんなことが起こったのか、画像とともに振り返っていきましょう! なお、番組内で発表されたゲームの新情報については、レポート記事を参照してください。

『魔法科ロストゼロ』
▲ついに両番組がコラボレーションするスペシャル放送がはじまりました! スペシャル放送では、情報局チームと候補生チームに分かれての対決も行われます。
『魔法科ロストゼロ』
▲最初のコーナーは、本作の歴史を振り返る“ロストゼロヒストリー”。本作にかかわるクイズも出題されると聞いた桑原さんは、「これは大喜利バトルです!」とキリッ。
『魔法科ロストゼロ』
▲これまでの出来事を振り返りながら、メンバーが「もうそんなに時間が経ったのか」と驚く場面も。
『魔法科ロストゼロ』
▲「各番組で描かれたイラストは、それぞれ何が描かれているのか?」というクイズが出題。桑原さんの絵に、戸惑いを隠せない内山さんと巽さん。描かれたご本人も、何を描いたのか忘れていました(笑)。
『魔法科ロストゼロ』
▲ヒストリーの最後には、最新情報も公開されました。高坂さんが、新機能のMODEL撮影モードを実機で体験。
『魔法科ロストゼロ』
▲続いてのコーナーは、それぞれのチームで答えを合わせる“絆の深さを示せ!”。あわてながらコーナー説明をする高坂さんを、先輩の巽さんがすかさずフォローしていました。
『魔法科ロストゼロ』
▲情報局チームの2人は、見事答えを一致!
『魔法科高校の劣等生 ロストゼロ』
▲“フェアリー劇場”のコーナーでは、フェアリーこと高坂さんが攻略戦ボス“亡霊(121体撃破している状態)”に挑戦しました。
『魔法科高校の劣等生 ロストゼロ』
▲フェアリーさんのガチデッキ。戦い方については、「敵に攻撃させない、ゲスダウン戦法です!」とのこと(笑)。
『魔法科高校の劣等生 ロストゼロ』
▲的確な解説とアドバイスを挟みながら、敵を蹴散らしていくフェアリーさん。
『魔法科高校の劣等生 ロストゼロ』
▲最後の敵のHP(338653)を一瞬で削りきると、賞賛コメントの嵐! さすがの完全撃破です。
『魔法科ロストゼロ』
▲エキシビションの後は、“挑戦! ロストゼロ”コーナー。最新情報で発表された『戦国やらいでか -乱舞伝-』とのコラボステージを使って、内山さんと桑原さんがタイムアタックに挑戦です。
『魔法科ロストゼロ』
▲誰に攻撃させるべきかを桑原さんに指示する高坂さん。2人とも真剣です。
『魔法科ロストゼロ』
▲健闘したものの、結果は両チームとも0秒に終わってしまいました。
『魔法科ロストゼロ』
▲スペシャル放送開始から1時間半が経った頃、ついに高田さんが合流! 早速、条件カードに従って本作の魅力を伝える“ロストゼロ プレゼン対決!”に参加します。
『魔法科ロストゼロ』
▲高田さんの条件は“英語、外来語禁止で魅力をプレゼン!”。本作タイトルの“ゼロ”の表現に悩み、“これ!”とボディランゲージで伝える高田さん。
『魔法科ロストゼロ』
▲一方、情報局チームは巽さんが挑戦。“3秒で魅力をプレゼン!”という厳しい条件の中、雫の声で票を得ようとするものの、タイトルを言っただけで時間切れとなってしまいました。
『魔法科ロストゼロ』
▲すべてのコーナーが終わり、情報局チームは5ポイント、候補生チームは6ポイントということで、候補生チームが僅差で勝利!
『魔法科ロストゼロ』
▲最後は桑原さん渾身の一発ギャグでお別れ。どんなギャグだったのかは……ぜひ番組をご覧ください!

 『魔法科ロストゼロ』の魅力を伝える2つの番組が奇跡のコラボを果たしたスペシャル放送は、大盛り上がり! そんな放送終了直後の声優陣+椎名崇徳プロデューサーに突撃インタビューを敢行しました。番組の感想などを伺いましたので、ぜひぜひご覧ください。(※インタビュー中は敬称略)

『ロストゼロ情報局 スペシャル放送』の出演者6名にインタビュー!

――生放送、お疲れ様でした! 早速ですが、今回の放送の感想をお聞かせください。

高田:私は途中からの参加になってしまったのですが、私が来た時は混沌とした世界が広がっていましたね(笑)。でも「いくしかない!」という気持ちで参加しました。ただ、輪に入ってみると先輩方が本当に頼もしかったです。『ラジスタ』では、時間ぴったりに終わるということはありませんでしたから。

:『情報局』的にも初だからね(笑)。

高田:でも本当にすごく楽しかったです! 機会があれば、今度は最初から参加して皆さんと一緒に過ごしたいですね。

高坂:先輩方と初めてお会いして、いじめられないか不安だったのですが……。

内山:それウソだよね!?(笑)

高坂:でも早い段階から打ち解けていただいて、不安はすぐになくなりました。本当に楽しかったです。逆に、おふたりに負担をかけてしまってはいないかなと心配ですね。

内山:むしろ盛り上げていただいて、ありがたかったですよ。

高坂:それならよかった。混ぜるな危険と周りでは言われていたらしいのですが、ぜひまたやっていただきたいですね。

桑原:ずっとコラボしたいなと思っていたので、それがようやく実現できてうれしかったです。台本をいただいた時は、分厚さに驚きでした。この内容で、時間通りに終わるのかなとちょっとドキドキしていました。盛りだくさんな内容だったのですが、あっという間でしたね。『ラジスタ』では、いつもバラエティ企画と実機プレイがあってどちらかで何かが起こるのですが、今回はいろいろなところでハプニングが勃発していたなぁと(笑)。息をつく暇もない感じで、すごく楽しい時間を過ごさせていただきました。

:昨年、『情報局』をやっている中で、6月から候補生の番組が始まるよと聞いたんです。それから、私たちはいつMCの座を追いやられるのかとおびえていたんですよ。

内山:だいぶ語弊があるけどね(笑)。

:その後、すごく濃いメンバーでやっているというのを聞いて、いつかお会いして一緒に何か楽しいことができたらいいなとも思っていました。それが今回実現しまして。タイムキーパーの内山さん、フェアリーさん、桑原さん、高田さん、そしていつも通りお疲れの椎名さん。

内山:……これ、文字に起こされたらすごいよね。私の仕事、タイムキーパーだけになってるし!(笑)

:このメンバーが集まったことで、想像を超えた楽しい番組になったと思います。本作の魅力も、私たちが伝えきれない部分を候補生のみんなが伝えてくれましたし、本作のおもしろさがさらに伝わったのではないでしょうか。

内山:番組内で本作の歴史を振り返ったのですが、『情報局』のMCをやらせていただくようになってからそんなにも時間がたったんだなと感慨深かったです。候補生のTwitterを見ていると、ゲームの魅力を一生懸命伝えようとしてくれているんだなと感じました。別々の場所で一緒に盛り上げているというチーム感はずっとあって、今回こうして合同でできたのはうれしかったです。

椎名:僕は去年からずっと今日のこの放送を実現したいと思っていたのですが、やっとその思いが実りました。正直今、感無量です。本作の魅力をしっかり皆さんに伝えたいので、最高のメンバーでお届けしたいという意味で2つの番組をやっていました。今回5人がそろってみて、改めて『魔法科ロストゼロ』の宣伝をこのメンバーに任せてよかったなと思いましたね。

 ゲーム自体でおもしろさを伝えるのは当然として、番組を通してゲームのおもしろさを伝える時は、出演者の力量がないとどうしても盛り上がらないんですよ。そうでないと視聴者の皆さんが継続して見てくれません。幸いにも両番組に関しては、「またやってほしい」という声を僕に直接伝えてくださる方がたくさんいるんです。それが今もなお途絶えないというのは、この5人だからなのだろうなと。そういう意味では、ただただ感謝しかないですね。今日は本当に腹を抱えるほど笑ったので、今夜はぐっすり眠れると思います(笑)。

――内山さん、巽さんから見て、候補生の3人はいかがでしたか?

内山:私が言うのもおこがましいのですが、思っていた以上にパフォーマンス力に長けていらっしゃいましたね。わかりやすくプレイ実況するフェアリーさんをはじめ、候補生の方々の姿を見ていると、視聴者の皆さんに楽しんでもらいたいという気持ちが根底にあるんだなと感じました。そう思うと、ただおもしろい人たちだけが候補生に選ばれただけではないのかなと。人柄もすごくステキな人たちだと思いました。

:私はくじけない心を見習いたいと思いました。人って、できるだけヤケドをしないようにするじゃないですか。ニコ生などの動画コンテンツにおいてはそういう状況は避けられなかったりします。そんな状況に、あえて自分たちから乗っかる姿勢は尊敬しました。私はできませんし、しませんけど……。

内山:今の感じだと見習って私もやるという流れだったのに、やらないって言っちゃうんだ!?

:もちろんやっていこうという気持ちはあるけど、私は違うかなと思って(笑)。純粋にすごいですし、だからこそ番組が盛り上がるんだなと感じました。

――具体的に、どのようなところにすごさを感じましたか?

:特に最後の桑原さんの一発ギャグですね。自ら入れていくところなんか、本当に芸人魂だなと思いました。おもしろいかおもしろくないかは置いておいて……。

桑原:えー!?

:フェアリーくんはたまにキャラがめっちゃくずれて男になるところがおもしろかったです。高田さんは途中参加で空気も進行具合もわからないハズなのに、戸惑いがなくて吹っ切れていて。全部に感動しました。

――それでは、候補生からみてMCのお2人はいかがでしたか。

桑原:それぞれの役割がはっきりしていたなぁと感じました。内山さんと巽さんのやりとりには、ボケとツッコミの心地よいリズムがありましたね。候補生は、勢いでわーっといくタイプばかりなんです。いつもはツッコミがいないので、今日ツッコんでいただいた時はうれしかったですね。技術面でも今回はいろいろと吸収できたので、私自身もっと進化できるような気がします!

高坂:やっぱり安定感がすごかったですね。『情報局』はちゃんと情報をお伝えしていく番組なんだなと感じました。候補生も情報をお伝えしたいのですが、この3人じゃないですか。なかなか上手にお伝えできないんですよ。

桑原:いつも力業だもんね。

高坂:そうそう。あと、おふたりはやっぱりムダな発言が少ないですよね。候補生の3人は数打ちゃ当たる戦法で何でもわちゃわちゃ言うのに。実は、結構僕が進行をないがしろにしていたのですが、すかさず進行を変わっていただいていて、すごいわ~と。

:番組が進まなかったからだよ(笑)。

高坂:そう、それが候補生なんです(笑)。

高田:以前『情報局』でおふたりが「候補生が入ってきたけど大丈夫かな」というお話をされていたので、もしかしてご一緒した時に何かすごいパスがくるんじゃないかなとビクビクしていたんです。でも、ご一緒してみるととても親身で優しかったです。みんなで1つのものを作ろうという気持ちのもと、すごく楽しい番組になったと思います。何度でも言いますが、またこのメンバーで番組ができればうれしいです!

――皆さんが今後の『魔法科ロストゼロ』に期待することをお願いします!

高田:オリジナルのストーリーというのが、本作の魅力の1つだと思うんですね。本日発表された2年次進級が今後実装され、どんな風にストーリーが展開していくのか、とても楽しみです。

高坂:カードのソート機能を強化してほしいですね! 必殺技やスキルを効果別にソートしてほしいと思います。ソートが少し弱いんじゃないかなーと思っているのが、フェアリーの今後期待することです。これ、どこかで言いたかったんです(笑)。

桑原:本作は、本当に進化を止めないなと。コラボや新カードというのはよくありますが、今回発表された撮影機能や2年次進級の新展開など、ユーザーの意見を聞いてどんどん進化を続けていくというのはとても魅力的です。我々もどんどん発言して、よりよい環境作りに貢献できればと思います。これからも進化を止めずに突き進んでいってほしいですね。私も頑張ってついていきます!

:1年半近く『情報局』をやらせてもらっているのですが、毎回たくさんの新情報があって、一定のところにとどまらないのがすごいですよね。開発の方は本当に大変だと思いますが、今後もいろいろな展開をみせていただきたいです。『魔法科高校の劣等生』の劇場版も発表されましたし、ユーザーの皆さんも一緒に盛り上がっていただけたらいいなと思っておりますので、これからもよろしくお願いいたします。

内山:私自身ゲームには疎かったのですが、本作を通して1つのゲームを作るのにはたくさんの方々の力が必要なのだと知りました。劇場版も発表され、ますます『魔法科高校の劣等生』は盛り上がっていくと思います。アニメの放送が終わってからかなりの時間が経過したにもかかわらず、ずっと応援してくれているファンの方々もたくさんいらっしゃるんですよ。そういったステキな作品にかかわれた幸せをかみしめつつ、今後も微力ながらお手伝いしていけたらと思いますので、応援よろしくお願いいたします。

――最後に、椎名プロデューサーからユーザーの皆さんに向けてひと言お願いします。

椎名:今回の放送でも、いろいろな新情報をお伝えしてきました。原作は劇場版を発表しましたし、ゲームに関してももっと盛り上げられればと、達也たちの2年次進級を試みます。これからも『魔法科ロストゼロ』を好きでいてくれるお客さんのために、このような試みにたくさん挑戦していきます。フェアリーが先程指摘していた要素も含めて、「ちょっと歯がゆい仕様だわ」など至らない点はあると思っています。そうしたところも徐々に直していき、いずれ満足していただけるようなゲームにできればと思っております。ですので、これからも引き続きプレイしていただけるとうれしいです!

『魔法科高校の劣等生 ロストゼロ』
▲左から椎名プロデューサー、内山さん、巽さん、桑原さん、高坂さん、高田さん。

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