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2016年5月3日(火)

アニメ『planetarian』配信版は全5話で尺の長さが異なる。劇場版は屑屋の視点で展開

文:あべくん

 5月3日~5日にかけて、徳島県で開催中の複合エンターテイメントイベント“マチ★アソビ Vol.16”。本記事では、3日に実施された“配信・劇場アニメ「planetarian」第一話冒頭5分最速公開&関係者トークショー”の模様をお届けします。

『planetarian』

 本イベントは、7月7日に配信される『planetarian~ちいさなほしのゆめ~』、そして9月3日に劇場上映される『planetarian~星の人~』に関連したもの。なお、配信版の冒頭5分間の映像が世界最速で公開されました。

 トークイベントには、本作のプロデューサーの青井宏之さん、宣伝プロデューサーの岡和田一輝さんが登壇し、作品の魅力を紹介しました。

『planetarian』
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▲イベント冒頭では、作品の概要やあらすじが紹介されました。
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▲岡和田一輝さん。
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▲青井宏之さん。

 イベントの序盤は、メインキャラクターであるコンパニオンロボット“ほしのゆめみ”と、街に転がる資源を売りさばいて生活している青年“屑屋(くずや)”について紹介。

 ゆめみを演じるすずきけいこさんについて、青井さんは「ゲームの登場から12年が経過しているので、より味わい深い演技になっています。ゆめみがより人間らしくなっているので、ゲームと違う形で楽しめるのではないでしょうか」とコメント。

 小野大輔さん演じる屑屋については、もともとビジュアルがなかったキャラであるため、スタッフによってイメージが異なっていたぶん完成までに時間がかかったとのこと。

 演じる小野さん自身についても「12年前に演じたキャラということもあり、かなり気持ちが入っている様子でした」と岡和田さんがコメントしていました。

『planetarian』
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▲現在はこのような形になりましたが、ヒゲをたくわえている案もあったそうです。

 スタッフの紹介も行われました。監督の津田尚克さん自身、作品に対して大きなリスペクトを持っており、アニメとしてどのような形で見えるかについて試行錯誤をされているそうです。

 岡和田さんとしては、背景も見どころのひとつであるので、そこにもぜひ注目してほしいとのことでした。

『planetarian』
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▲監督の津田さんは、折戸さんとお会いした際に握手を求められたとのこと。
『planetarian』

 本プロジェクトの概要についても語られました。本作は配信版が先にあり、劇場版で完結するとのことです。

 青井さんは配信版の尺について「配信版は全5話で、尺の長さはフレキシブルです」と発表。話ごとに分数が異なり、長いものではTVアニメ以上の話もあるようです。

 劇場版については、配信版の内容を踏まえてはいるものの、総集編というわけでもないとのことです。配信版ではゆめみの一人称で物語が進行するのに対し、劇場版は屑屋の視点でストーリーが語られるとのことでした。

『planetarian』
▲配信版と劇場版で見どころが異なるので、どちらもぜひ観てほしいと述べていました。

 その後は、配信版『planetarian~ちいさなほしのゆめ~』の冒頭5分間を世界最速で公開。ゆめみの起動シーンや屑屋のアクションシーンを堪能できました。

 最後には、各種告知が行われました。本日5月3日よりスタートしたTwitterキャンペーンでは、ほしのゆめみを演じるすずきけいこさんの直筆サイン色紙がプレゼントされます。本作の公式Twitterで実施されますので、ぜひ参加しましょう!

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▲画像には5月20日までと記載されていますが、5月22日までとのこと。
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 12年の時を経て新たに生まれ変わる『planetarian』。非常にクオリティの高いアニメーションに仕上がっていますし、今後もニコニコ生放送などでの告知が予定されているようですので、それらをチェックしつつ、配信を待ちましょう!

(C)VisualArt's/Key/planetarian project

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