News

2016年5月26日(木)

『ドラゴンプロジェクト』先行レビュー。指一本で自在に戦える“確か”な手応え

文:る~ぱ

 『白猫プロジェクト』『バトルガール ハイスクール』『激突!! Jリーグ プニコンサッカー』に続く、“ぷにコン”を搭載したコロプラの新作iOS/Android用アプリ『ドラゴンプロジェクト』

『ドラゴンプロジェクト』

 今年の3月に発表されたとたん、多くのスマホユーザーから注目を集めている本作。配信を間近に控え、完成にかなり近いバージョンを2時間ほどプレイする機会が得られましたので、実際に触ってみてわかったことや感じたことを皆さんにお伝えします。

指一本で自由自在にキャラクターを動かせる快適な操作性

 プレイしてまず印象的だったのが“ぷにコン”による直感的な操作方法。『白猫プロジェクト』などの“ぷにコン”搭載アプリを遊んでいる人はご存知かと思いますが、片手持ちなら親指、両手持ちなら人差し指一本でキャラクターを上下左右へと自由に動かすことができます。

『ドラゴンプロジェクト』

 画面のどこを触っても移動させられるので、自分の指がジャマでキャラクターが見えにくくなる心配もなし。画面をタップすると攻撃、フリックすると回避動作が発生。こちらも画面のどこを触っても発動します。

『ドラゴンプロジェクト』

 攻撃方法はタップして行う通常攻撃と、画面を押し続けて発動する特殊アクションの2つ。武器ごとの特徴と特殊アクションの詳細は下記の通り。

片手剣スキが少ない攻撃が特徴。特殊アクションは敵の攻撃を防ぐ“ガード”
両手剣モーションは遅いが攻撃力に優れる武器種。特殊アクションは一撃の威力に優れる“溜め斬り”
双剣リーチの短さを手数で補う武器。特殊アクションは発動時に無敵時間のある“乱舞”
リーチが長く、攻撃範囲が広め。特殊アクションは長距離を移動しながら攻撃を行う“突進”
弓矢長距離からの攻撃で敵の間合いの外から攻撃が可能。特殊アクションは、溜め時間に応じて威力が上がる“溜め撃ち”と、遠くの敵を撃ちぬく“狙い撃ち”
『ドラゴンプロジェクト』
▲片手剣の特殊アクション“ガード”。
『ドラゴンプロジェクト』
▲双剣の特殊アクション“乱舞”。
『ドラゴンプロジェクト』
▲槍の特殊アクション“突撃”。
『ドラゴンプロジェクト』
▲弓の特殊アクション“狙い撃ち”。

 なお、回避動作の速度は武器種ごとによって差があります(両手剣より片手剣のほうが回避動作が速いなど)。さらに、武器は最大3つまで装備可能で、途中で使う武器を自由に持ち替えられます。

 武器を使った攻撃に加え、“マギ”と呼ばれる特殊アクションも本作のポイント。“マギゲージ”を消費して行うマギはいわゆる必殺技や魔法のようなもので、攻撃や回復、補助など多彩な効果が用意されています。マギゲージは敵にダメージを与えることか時間経過で上昇、ゲージが満タンになると発動できます。

『ドラゴンプロジェクト』
▲画面の右側にある、手裏剣のようなマークとハートマークがマギゲージ。このゲージが溜まっている時にタップするとマギが発動します。
『ドラゴンプロジェクト』
▲手強いボスに対して、マギ“ライトIII”を発動!
『ドラゴンプロジェクト』
▲武器に装着するマギを選択。スロットの数や種類は、武器によって異なるようです。

 ちなみに、ボス戦を含むフィールドでは、スマホ本体を傾けることで瞬時に横画面モードに切り替えることもできます。そのため、弓矢で奥にいるモンスターを狙うときは縦持ち、双剣で左右に動き回りながら戦うときは横持ちと、武器の持ち替えに応じて画面モードを切り替えるといったプレイもできます。

『ドラゴンプロジェクト』
▲横画面モード。

短時間でも遊べるお手軽さと、本格的なマルチプレイが楽しめるゲーム性

 ゲームは主にクエスト形式で進行。クエストの流れは、街で依頼を受けたあと、フィールドでアイテムを収集、街に戻って報告するといったシンプルなもの。特筆すべきは移動の快適さで、街からフィールド、フィールドから街までコストもなく一瞬で移動できます。

 スタミナなどによる行動制限も一切なく、クリアに必要なアイテムが手に入る場所も提示されるので、通勤や通学などちょっとした空き時間にでも……といった感じで、短時間でもクエストを楽しめます。

 フィールドでは、生息する小型モンスターを倒すことや、採取ポイントで採取することでアイテムを収集。体験プレイ時はフィールドを1人での探索でしたが、リリース後は1つのフィールドに最大8人のプレイヤーが同時に活動することができるとのこと。MMOらしい雰囲気での冒険が楽しめるようです。

 特殊なイベントやクエストの種類によっては巨大なボスとの戦闘が発生。ボスとは最大4人のマルチプレイで挑戦することができます。

『ドラゴンプロジェクト』

 格下であれば、特に何も考えずとも倒せる小型モンスターに対して、巨大ボスは一筋縄ではいかない強敵。一撃の威力も高いため、相手の次のアクションを予測しつつ、攻撃するか回避するか判断する必要があります。ボスによって弱点となる部位や属性が設定されていることもあるため、状況に応じて武器を切り替えていくのが攻略のポイントになりそうです。

『ドラゴンプロジェクト』
『ドラゴンプロジェクト』
『ドラゴンプロジェクト』

 ボス戦では特定の部位にダメージを蓄積させると“部位破壊”が発生します。また、時折出現する弱点マークに攻撃を与えると、ボスの体力ゲージの下にあるゲージが上昇。ゲージが満タンになるとボスがダウンするため、大ダメージを与えるチャンスになります。このタイミングで両手剣の溜め斬りや高威力のマギを使うなど、戦術性の高さも本作の大きな魅力でしょう。

『ドラゴンプロジェクト』
『ドラゴンプロジェクト』
『ドラゴンプロジェクト』
『ドラゴンプロジェクト』

攻略には欠かせない装備もバリエーションが豊富

 アクションと並び本作の魅力となるのが、バリエーション豊かな装備。本作では5種類の武器に加えて、頭、胴、腕、脚それぞれに防具を装着することができます。

『ドラゴンプロジェクト』

 装備はフィールドで入手した素材や、ボス戦の報酬で作成可能。武器と防具には攻撃力や防御力に加え、属性値も設定されています。モンスターの弱点属性を突くことで大ダメージを与えることや、相手の攻撃属性に応じた防具を装備するとダメージを軽減することもできるため、目的に合った装備を選択していくといいでしょう。

『ドラゴンプロジェクト』
『ドラゴンプロジェクト』

 ステータスと並んでポイントになるのが装備に付与された“アビリティ”です。アビリティには特殊アクションの威力を上げる“溜め斬り威力アップ”や、マギの発動速度を速める“詠唱速度アップ”など、冒険に役立つものが豊富。属性やアビリティを考えて自分なりのカスタマイズを組み立てるのも本作の楽しみとなっています。

 ちなみに、キャラクターの外見や声、性別なども自由に変更可能。装備によっては男女で外見が異なるものもあるので、気に入った見た目にいつでも設定することができます。

アプリゲームとは思えない高いアクション性に大満足!

 今回、2時間ほどのプレイでしたが、アクション性の高さや装備選択の幅の広さなど、アプリゲームとは思えない奥の深さにビックリ! ドラゴンを追うストーリーや、未開の地を探索する冒険など、これからの展開も非常に気になるところです。もちろん基本プレイは無料なので、ちょっとでも気になった人は、配信が開始したらぜひ遊んでみることをオススメします。

『ドラゴンプロジェクト』
『ドラゴンプロジェクト』

※画像は開発中のものです
(C) 2016 COLOPL, Inc.

データ

関連サイト