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2016年6月9日(木)

『逆転裁判6』江城さんと山崎さんのサイン&握手会が開催。シリーズ集大成のゲーム内容に自信アリ

文:電撃オンライン

 東京にあるビックカメラ新宿西口店にて、カプコンから本日6月9日に発売された3DS用AVG『逆転裁判6』の発売記念サイン&握手会が開催されました。

『逆転裁判6』

 本作は、人気の法廷バトルアクション『逆転裁判』シリーズの最新作です。事件の情報や証拠品を集める探偵パート、証人のウソやムジュンを暴き、依頼人を弁護する法廷パートを繰り返しながら、物語は展開されていきます。

『逆転裁判6』

 イベントには、開発スタッフとしてプロデューサーの江城元秀さんと、ディレクターの山﨑剛さんが登場しました。

『逆転裁判6』
▲左から江城元秀さん、山﨑剛さん。

 店舗で『逆転裁判6』を購入した人を対象に整理券が配られ、サイン会に参加できました。参加した人は、江城さんと山﨑さんと談笑しながら、本作のパッケージやもちこんだ過去作のグッズなどにサインをもらっていました。

『逆転裁判6』
『逆転裁判6』
『逆転裁判6』

 中には、3DS本体を持ち込み、サインをお願いする人も。江城さんと山﨑さんが思わず驚く場面がありました。

『逆転裁判6』
『逆転裁判6』
『逆転裁判6』
『逆転裁判6』
『逆転裁判6』

 また同店舗では、ソフト購入者を対象にした抽選会が開催。参加した人はくじ引きで本作のポスターや缶バッジ、ミニ色紙などをもらっていました。

『逆転裁判6』
『逆転裁判6』

 サイン&握手会が終わると、報道陣を対象にした江城さんと山﨑さんによる質疑応答が行われました。その時の内容を掲載します。以下、敬称略。

――ユーザーから持ちこまれたもので、驚いたものは何でしょうか?

『逆転裁判6』

江城:『逆転検事2』のランチョンマットを持ち込まれた方がいらっしゃったのには驚きました。あと、社内でいろいろと話し合ってできた、『逆転裁判5』限定版のポーチを持ってきた方がいたのはうれしかったです。

山﨑:江城とかぶってしまうのですが、『逆転検事2』のランチョンマットです。結構昔のタイトルなので、懐かしい気持ちになりました。とてもありがたいです。

――ファンの方と触れ合うイベントが行われ、現在の心境を教えてください。

江城:直接ユーザーさんと話せる機会はこれまでに少なく、こういったサイン会が行われるのは初めてのこと。イベントに参加される人は少ないだろうと思っていました。しかし、たくさんの人が来てくださったことに驚きとうれしさを感じています。

 実際の声を聞いて、皆さんがすごく楽しみにしてくれていたことが、わかりました。そんな声を想像しながら作ってきました。ユーザーさんに十分楽しんでもらえる内容になっていると思っています。

山﨑:2年半という開発期間がありました。ユーザーの方の顔を直接見る機会はないので、こういう仕掛けをゲーム内に用意したらどんな反応をしてくれるかと、ずっと想像しながら作ってきました。今からそれを体験してくださると思うと、本当に感慨深いものがあります。

 お会いした皆さんの目がキラキラしていたので、楽しんでもらえるか、緊張感がありつつ、きっと楽しんでもらえるという自信もあります。じっくりと遊んでいただき、自分たちが2年半かけて作ったものを見ていただけたらと思います。

――新たにプレイされるユーザーと、『逆転裁判』シリーズをプレイされているユーザーに注目してもらいたい点はありますか?

江城:初めてプレイされるユーザーの方に対しては、公式サイトで世界観がわかるようなアニメーションが公開されています。それを見ていただくとすんなり入れるかと。

 また、ゲーム内ではチュートリアルが充実して、順を追って説明されていくので、初めて本シリーズに触れる方でもおもしろさを感じていただけると思います。

 『逆転裁判』シリーズのファンについては、2つあります。懐かしいキャラクターがたくさん登場するということと、さまざまな箇所にちょっとした仕込みが入っていることです。背景の中には、物語が進むとメッセージが変わるところもあるので、そういった仕込みに気付けるとニヤリとできるかと。

 また、アニメーションも見どころの1つですね。

山﨑:今回発売した『逆転裁判6』は今までに登場したゲームの要素が集結したものとなっています。

 基本的な尋問のシステムに加えて、“サイコ・ロック”や“ココロスコープ”など、今までの要素がギュッと凝縮されている。初めて『逆転裁判』に触れる人には、今までの歴史を楽しめるお得なタイトルになっているのではないかと思います。

 今までのシリーズを遊んでくださった方は、システムが懐かしいと感じながらゲームをプレイしてもらえるかと。新たにプレイされる方、シリーズをプレイされた方ともに楽しめるのではないかと思います。

――発売日を迎えての感想と、ユーザーの方にメッセージをお願いします。

『逆転裁判6』

江城:たくさんの人に集まっていただき、発売日を迎えられたことが非常にうれしく、感慨深く思います。

 開発に関しては、『逆転裁判5』の経験を踏まえてよりよく、そして新しい『逆転裁判』になっています。シリーズで大事にする部分と挑戦する部分がうまい具合のバランスで組み合わされたタイトルになっているかと。遊びごたえも含めて、自信をもってお届けできる内容となっていると思うので、ぜひ遊んでもらいたいです。

山﨑:シナリオの作成に関して、構成をしっかりして各話を深く作成しつつ、全体に伏線をちりばめるような形で作っています。1回普通に遊んでいただいた後に、再度遊んでいただくと、伏線があったことを改めて楽しんでいただけると思います。

 そうやって何回も遊んでいただいているうちに、6月30日に特別編“時を越える逆転”が配信されるので、そちらをプレイしていただけると綺麗ではないかと。特別編もよろしくお願いいたします。

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