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2016年6月24日(金)

アプリ『学戦都市アスタリスク』をレビュー。ヒロインだらけの六花で過ごした感想は?

文:電撃オンライン

 バンダイナムコエンターテインメントが開発中のiOS/Android用アプリ『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ《略称:キラステ》』。開発中の本作を先行してプレイできたので、その感想をお届けします。

『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』

 本作は、先ごろTVアニメ第2シリーズが好評のうちに終了した『学戦都市アスタリスク』初となるiOS/Android用アプリゲームです。6つの学園が集まる水上学園都市《六花(りっか)》――通称《アスタリスク》を舞台に、激しいバトルや、かわいらしいヒロインたちとの楽しい学園生活を満喫できます。

 それではさっそく、ひと足お先に《キラステ》をプレイした感想をお届けします。なお、この記事でプレイしているものは、まだ開発途中のものとなっております。そのため正式サービス後の内容と一部違う個所があるかもしれませんので、ご注意ください。

《アスタリスク》の“過去”と“現在”が絡む、重厚なオリジナルストーリー

 本作では、プレイヤーは星導館学園へと新たに転入してきた特待生という立場で、物語に関わることになります。本作オリジナルとなるメインストーリーでは、主人公が所属する星導館学園だけでなく他の学園のキャラクターも巻き込んだ、壮大なスケールの物語が展開します。

『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
▲ゲームにはもちろん綾斗も登場します。主人公にアドバイスをくれる、頼れるポジションです。原作では彼のパートナーであるユリスとも一緒に戦うことができますよ。

 プレイヤーと一緒に決闘を戦ってくれるパートナーは、ゲーム中で解放済み(※そのキャラクターの衣装をはじめて入手した時に解放されます)の女性キャラクターの中から自由に選択できます。パートナーの交代もいつでも可能ですが、本作では各ヒロインの能力がそれぞれ個別に成長していくので、お気に入りの1人とずっと一緒にチームを組むもよし、ヒロインたちをまんべんなくパートナーにしていくもよし。悩ましいところですね。

『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
▲ホーム画面には、現在のパートナーが表示されます。
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
▲メンバー交代でパートナーを入れ替えると、ホーム画面に登場する女の子も変化します。

 前回の特集記事で紹介されているように、メインシナリオにはゲームオリジナルの女性キャラであるレイシエル・エクロースも登場します。他人とは距離を置いているらしいレイシエルが、物語にいったいどのように関わってくるのか、気になりますが……。

『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
▲槍型の煌式武装を使う《魔女(ストレガ)》であるレイシエル。なぜ彼女は、他人に対してよそよそしい態度を取るのでしょうか?
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
▲ユリスをはじめとする星導館学園の生徒たちだけでなく、他の学園の女性キャラも登場します。もちろん、彼女たちをパートナーとすることも可能!

ヒロインの頭を“なでなで”すると、親愛レベルがアップ

 本作ではメインクエストをプレイすることで、ストーリーが進行していきます。クエストは基本的に、画面をタップしてパートナーと会話することで進んでいきます。その際、いわゆるスタミナにあたるAPが消費されます。このあたりはスマホゲームではおなじみのシステムですね。

『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
▲プレイしたい章とステージを選んだら、クエストスタート! プレイ中に発生した会話イベントは、後からじっくり見直すこともできます。

 クエストの途中には、パートナーとスキンシップできるイベントが発生することも。“なでなで”とあるとおり、これは画面を直接タッチして、パートナーの頭をなでてあげるというものです。キャラによって反応が違うのが、またかわいいんですよね~。

『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
▲パートナーの頭をなでてあげてイベントをクリアすると、“絆ポイント”が入手できます。

 イベントをクリアした入手した“絆ポイント”をヒロインに渡すと、その女の子の“親愛レベル”がアップします。

 プレイヤー自身はクエストのクリアなどでレベルアップしますが、各ヒロインはこの絆ポイントによる親愛レベルの上昇によって戦闘力などが成長していきます。ですからチームの強化のためにも、“なでなで”は非常に重要なのです。

『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
▲育成画面で絆ポイントのアイコンをタッチして、そのままヒロインへフリックすると、親愛レベルがアップして、戦闘に関わるパラメータが上昇していきます。
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
▲ホーム画面に登場しているヒロインにもタッチできます。頭をなでなでしてあげると、絆ポイントを入手することも。こまめにスキンシップしていきましょう。

 またパートナーからプレイヤーに対して、《アスタリスク》での日常やプレイヤー自身の考え方について質問されることもあります。この場合は、4択のうちどの答えを選ぶかによって、得られる絆ポイントの数が変化します。相手の好みを考えて選択しましょう。

『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
▲紗夜からは、武器の好みについての質問が。どう答えれば彼女がいちばん反応してくれるのでしょうか?

 こうした会話を繰り返して、進行度のゲージが100パーセントに達すると、ゲートボスが出現します。バトルによってゲートボスを倒すことを繰り返し、決められた回数だけゲートボスに勝利すれば、ステージクリアとなってストーリーが進んでいきます。

『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
▲出現したゲートボスを規定の数だけ倒すと、ステージクリア。ストーリーに関するイベントが見られるうえ、絆ポイントなどの報酬も入手できます。

 ストーリーに関係するメインクエスト以外にも、ヒロインの強化に役立つデイリークエストや、他プレイヤーのチームと決闘して《在名祭祀書(ネームド・カルツ)》のランキング上位を目指すデュエルも楽しめます。

『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
▲強化に役立つデイリークエストは、曜日ごとに内容が変化するというおなじみの形式です。
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
▲デュエルでは、他のプレイヤーのチームとの決闘に勝利することで、《在名祭祀書》でのグレードを上げていくことができます。

3DCGによるバトルは、アニメの演出を忠実に再現!

 本作の最大の見どころが、クエストやデュエルの際に発生するバトルです。バトルでは基本的に、2vs2によるチームバトルを戦います(ゲートボスなど、敵が1人の場合もあります)。バトルはオートで進行し、互いのキャラクターがさまざまな技を繰り出して激しい攻防を展開するという、アニメさながらの演出を楽しめます。

『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
▲クエストの途中でバトルが発生! 今回は綺凛が挑んできましたが、他の学園の生徒が攻撃してくる場合も。
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』

 バトルはオートで進行するため、勝負の行方は事前のチーム編成や、ヒロインの強化によって左右されます。そこで相手の耐久力や攻撃距離を確認したら、対戦相手を考慮してチームを編成し直すといったことも必要になります。

『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
▲勝敗は、規定ターン内にしてチームの総耐久力を削りきることで決まるというシンプルなもの。もし削りきれなかった場合は、その時点で総耐久力が多かったチームが勝利します。

 さらに、バトルの勝敗を大きく左右するのが、キャラクターごとに使用可能な《流星闘技(メテオアーツ)》と呼ばれる必殺技です。各キャラの赤い《星辰力(プラーナ)》ゲージがバトル中に少しずつ上昇し、ゲージがMAXになると《流星闘技》が発動します。

 この《流星闘技》は大ダメージによる威力もさることながら、各キャラごとにアニメの描写を忠実に再現した迫力ある演出が用意されているところも見逃せません。見ているだけでも楽しめるものになっています。

 各キャラにどのような《流星闘技》が用意されているのか確認するために、できるだけ多くのキャラを入れ替えて、パートナーにしてみたいと考える人は多いのではないでしょうか。

『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
▲ユリスの《流星闘技》である《六弁の爆焔火》が発動! 巨大な火の玉が命中して爆発するという、アニメでもおなじみの必殺技を完全再現。
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
▲紗夜の《流星闘技》である《ルクシオ・バースト》は、グレネードランチャーの強烈な破壊力と「どどーん」という彼女の声のギャップが、なんともかわいいです。
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
▲綺凛の放つ《連鶴》は、素早い太刀さばきで多彩な剣技を絶え間なく繰り出す脅威の連続技。スピーディーな動きは圧巻!

武器の相性から衣装の着せ替えまで、やりこみ要素も充実!

 先にもお話ししたように、本作でバトルに勝利するためには、ヒロインの強化が重要です。ヒロインの強化は、絆ポイントによって親愛レベルを上昇させることでも可能ですが、武器や衣装の交換とレベルアップも重要です。武器と衣装は各キャラごとにそれぞれ専用のものが用意されており、ガシャを引くことで入手できます。

 そのうち武器は、レア度による性能の違いに加えて、近距離・中距離・長距離という3つの攻撃距離が設定されています。この攻撃距離は互いに相性があり、3すくみの関係になっています。そのため対戦相手の攻撃距離を確認してから、相性のいい武器を装備し直す……なんて戦略も重要になるのです。

『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
▲綺凛の《千羽切》をはじめ、同じ武器であっても攻撃距離の異なるものがあるので、対戦相手に合わせて装備を交換することが可能です。
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
▲画面上中央にある三角形の表示に注目。紗夜の武器は遠距離のため、中距離で戦う相手に対して不利なことが赤い矢印で示されています。

 一方、衣装の場合は能力の違いも重要ですが、それと同時に見た目も変化する点が大きなポイントです。というよりも多くのプレイヤーにとっては、この見た目の変化のほうがずっと重要なのではないでしょうか(笑)。

『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
▲衣装を着せ替えると、パラメータや特殊能力が変化するだけでなく、キャラクターの外見も大きく変化しますよ。

 キャラごとに専用の衣装が用意されており、いったん入手すれば自由に着せ替えられます。衣装は、ホーム画面やクエストの会話画面、そしてバトルとあらゆる場面で反映されるため、じっくりと楽しむことができます。

『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
▲着せ替えた衣装は、もちろんもバトルモードにも反映されます。好みの衣装で、華麗なアクションを見せてくれますよ。
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
▲本作には、登場するヒロインたちをゆっくりとながめることのできるモードも用意されています。これはうれしい!

 さらには武器や衣装を素材にして校章を生成し、スキルを付与することも可能です。また、チーム編成時にパートナーを選ぶだけでなく、応援するキャラクターを選ぶことでバトルに有利な効果が発生します。このように本作には、育成やチーム編成を極めるためのさまざまな要素が盛り込まれているのです。

『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
▲武器や衣装を素材にして校章を生成すると、伸ばしたいスキルを自分の好きなように割り振れます。
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
▲パートナー以外の女の子が主人公とパートナーを“応援”してくれるよう設定するところ。
『学戦都市アスタリスクフェスタ 煌めきのステラ』
▲どの女の子も必ず応援してくれるわけではないようです。親愛レベルや女の子同士の相性が影響しているようなのですが……?

 これまで見てきたように本作は、新キャラも登場するオリジナルストーリーに加えて、迫力のあるバトル演出や、衣装の着せ替えといった3DCGによる表現ならではの魅力を、たっぷりと味わえる作品となっています。

 スマホアプリらしいカジュアルな操作で手軽に楽しめる一方で、ヒロインの能力を強化してデュエルのランキングを上げていくといった、さまざまなやりこみ要素も用意されています。アニメや原作小説のファンの人は、配信を楽しみに待っていてくださいね。

《キラステ》の公式Twitterが稼働開始!

 6月15日より、《キラステ》の公式Twitterが活動を開始しています。

 このアカウントでは、《キラステ》の最新情報を随時お届けしていますので、まだフォローしていない人は、ぜひフォローしてくださいね。

 公式Twitterでも告知されているように、事前登録者数が8万人を突破し、さらに増えつつある《キラステ》。事前登録者数10万人突破では何が起こるのでしょうか? まだ事前登録していない人は、ぜひ登録してくださいね!

(C)2015 三屋咲ゆう・株式会社 KADOKAWA/アスタリスク製作委員会
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
※記事中の画像はすべて開発中のもの。

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