2016年6月24日(金)

【スパロボ クロスオメガ】『スパロボOG』コラボ企画について開発陣が語る!

文:闇よだれ

 バンダイナムコエンターテインメントが配信中のiOS/Android用アプリ『スーパーロボット大戦X-Ω(クロスオメガ)』。本記事では、現在開催中の『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ(OGMD)』とのコラボ企画について、オオチ氏、塚中氏、寺田氏の、3名の開発者によるメールインタビューをお届けします。

『スパクロ』

スーパーロボット大戦X-Ω プロデューサー

オオチ ヒロアキ (バンダイナムコエンターテインメント)

『スパクロ』

スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ プロデューサー

塚中 健介 (バンダイナムコエンターテインメント)

『スパクロ』

スーパーロボット大戦シリーズプロデューサー

寺田 貴信 (B.B.スタジオ)

――グランティードが『スパクロ』に参戦することになった経緯を教えてください。

寺田:『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ』が6月30日(木)に発売されるので、それに合わせてグランティードを『スパクロ』に登場させたいというオオチPからの要望があったからです。

オオチ:「コンシューマーゲームの『スパロボ』をプレイしているが、『スパクロ』をまだやってない」というお客様に、このゲームに興味を持って遊んで欲しいな、という点から今回の企画を塚中と寺田プロデューサーに相談しました。

 またその逆に、『スパクロ』のお客様に、コンシューマーゲームのスーパーロボット大戦シリーズの新作『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ』をちゃんと知ってもらいたい、という理由もあります。

塚中:オオチから相談を受けまして、寺田プロデューサーにも相談しまして、「ゲーム発売に合わせて盛り上げられるなら、ぜひ」と答えた記憶があります。コンシューマーとスマホアプリが両方とも盛り上がるのがスパロボとして嬉しいことなので。

――グランティードとは、どのようなロボットでしょうか? また、どんなパイロットが搭乗しているのでしょうか?

寺田:元々、グランティードはゲームボーイアドバンス用ソフト『スーパーロボット大戦J』のオリジナル主人公、紫雲統夜(トーヤ・シウン)が搭乗するスーパーロボット系の機体でした。そして、『OGMD』の主人公はトーヤであり、グランティードも物語に大きく関わってきます。

 なお、メインパイロットはトーヤで固定されており、『OGMD』の序盤ではカティアがサブパイロットとして乗り込みます。しばらくすると、カティアの代わりにメルアかテニアを乗せられるようになります。

『スパクロ』
▲『スパクロ』のグランティード。※画像は開発中のものです。
『スパクロ』
▲メインパイロットのトーヤ・シウン。※画像は開発中のものです。

――『スパクロ』ではどのようなユニットとして活躍するのでしょうか?

塚中:コンシューマー版とまったく同じようにはしていませんが、グランティードの基本的な性能を踏襲しています。運動性は低めなんですが、高い装甲と攻撃力を持っているイメージです。

 オオチとも相談しまして、その特性を強めるアビリティとして、命中率が下がるが攻撃力の上がる“決意の攻撃”と、装甲の上がる“忍耐”を持たせることにしました。

 さらに攻撃力と移動力の上がる“オート・リミッター・カット”、防御発生率が上がる“ガードアップ”も持っており、壁役にも関わらず、攻撃も得意なため、長く前線を支えてくれることになると思います。

オオチ:ちなみに精神スキルは、一定時間命中率が上がる“必中”をオススメします。命中率が下がってもカバーできるので使いやすいと思います。

 必殺スキルは“テンペスト・ランサー”で、横一列貫通の必殺技なので、最前線で敵を引き付けてまとめて倒すことができます。性能、精神スキル、必殺スキルすべてが最前線向きに調整されているので、ぜひゲーム内でも使ってみてください。

『スパクロ』
▲Ωクロス時のムービーカットイン。※画像は開発中のものです。
『スパクロ』
▲必殺スキル“テンペスト・ランサー”で前方一直線にいる敵を一掃できる。※画像は開発中のものです。

――6月24日(金)より開催されている『OGMD』のコラボイベント“新たな審判の時”について教えてください。

オオチ:クエストシナリオがあるタイプのイベントなので、トーヤがどのような形でゲーム内に登場しているのか、ぜひ楽しんでください。グランティードの獲得方法は、始めに3クエスト公開され、毎日1つずつ追加されるイベントクエストをクリアすると、クエストクリア報酬として獲得できるというものです。

 こつこつやれば取得できるようなバランスにしているので、まずは毎日遊んで、1体獲得を目指して頑張ってみてください。

寺田:『スパクロ』でのトーヤの話は、『OGMD』ではなく、初出の『スーパーロボット大戦J』と似た雰囲気になっていますね。これは、『OGMD』と違い、『スパクロ』では他の参戦作品と一緒に登場するためです。

 また、『スパクロ』で初めてトーヤやグランティードを見て、興味を持っていただけるようでしたら、『OGMD』で彼らの物語に触れてもらえると幸いです。

――今後の展開として、グランティード以外の『OG』ユニットの参戦予定はありませんでしょうか?

オオチ:運営内容をお客様の要望に合わせて変更できるのがアプリの良い所だと思うので、検討したいですね。

塚中:コンシューマー、スマホアプリともに盛り上がるように、両チームで今後も様々な相談を進めていければと思いますので、お楽しみに!

寺田:皆様のご意見ご要望、お待ちしております!

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