News

2016年7月15日(金)

『モンスターハンター ストーリーズ』体験会に向けて辻本さんが魅力を解説。イビルジョーの絆技が公開に

文:kbj

 カプコンから、10月8日に発売予定の3DS用ソフト『モンスターハンター ストーリーズ』の報道陣向けプレゼンが行われた。

 プレゼンに姿を見せたのは、辻本良三プロデューサー。“モンスターハンターフェスタ’15”決勝大会での発表から1年以上が経過し、「やっと遊んでもらえるようになった」と報告した。

『モンスターハンター ストーリーズ』
▲辻本プロデューサー。

 本作はこれまでの『モンスターハンター』シリーズのアクションゲームではなく、しっかりと遊べる大作RPGとして開発されている。物語や世界観も作り込まれているため、見てほしいようだが、今回のプレゼンでは、タマゴの収集やバトル、フィールドの探索、オトモン強化要素といった基本的なゲームサイクルを中心に説明された。

『モンスターハンター ストーリーズ』 『モンスターハンター ストーリーズ』
『モンスターハンター ストーリーズ』 『モンスターハンター ストーリーズ』

 また、辻本さんの口からは、“モンスターライダー”というものが描かれる物語や、その物語を彩るさまざまなキャラクター、フィールド上でのアクションなどが説明された。また、ナビルーについては、「いろいろ言われていますが」と断った後で、かなり重要なキャラであることを告白。アイルーなのに変わった見た目の理由は物語で明かされるようなので期待しておこう。

『モンスターハンター ストーリーズ』

 相手となる野生モンスターの属性との駆け引きがあるバトルについてもアピール。下画面の中央にある“絆ゲージ”をバトルで最大までためるとライドオンすることができ、いわゆる必殺技に相当する“絆技”を使える。オトモンごとに演出に凝っているが多いようなので、期待しておこう。

『モンスターハンター ストーリーズ』 『モンスターハンター ストーリーズ』
『モンスターハンター ストーリーズ』 『モンスターハンター ストーリーズ』
『モンスターハンター ストーリーズ』 『モンスターハンター ストーリーズ』
『モンスターハンター ストーリーズ』 『モンスターハンター ストーリーズ』

 プレゼンでは、イビルジョーの“ハングリーアングリー”が公開された。腹をすかせたイビルジョーの前で、お肉を食べようとするナビルー。そんなナビルーを追いかけてきたイビルジョーが、ナビルーの投げた骨につられて大きくジャンプし、そのまま相手のモンスターをおしつぶすというコミカルな演出に、集まった報道陣は笑いを隠せずにいた。

『モンスターハンター ストーリーズ』 『モンスターハンター ストーリーズ』

 「ライダーと絆を結んだモンスター“オトモン”を収集し、育成し、対戦してほしい」と辻本さんはアピール。その育成、対戦にかかせないのが“伝承の儀”だ。

『モンスターハンター ストーリーズ』 『モンスターハンター ストーリーズ』

 “伝承の儀”では、オトモンが本来持っている隠れた能力を目覚めさせることができるという。ふ化したオトモンごとに絆遺伝子が異なっている。オトモンから別のオトモンに絆遺伝子を渡すことで受け継がせ、隠れた能力が目覚めさせることができるとのこと。

 例えば、ウルクススにイャンクックが持っている怪鳥遺伝子を伝承で渡したことで火球を吐くウルクススに強化されたという感じだ。これによって同じオトモンでも伝承によって能力は変わってくるし、絆遺伝子を渡すオトモンを探していく楽しみが出てくると、辻本さんは説明した。

『モンスターハンター ストーリーズ』 『モンスターハンター ストーリーズ』
『モンスターハンター ストーリーズ』 『モンスターハンター ストーリーズ』

 伝承の儀は拠点の厩舎で行う。伝承を繰り返し、能力を目覚めさせながら、絆遺伝子の色や形をビンゴのように列で揃えることで、さらにビンゴボーナスも発生する。プレゼンでは、怪鳥遺伝子を受け継いだジンオウガの様子を見ることができた。

 辻本さんは、「対戦にむけてどう育てるかがポイントとなる。お気に入りのモンスターに絆遺伝子を入れて、能力に目覚めさせて冒険に連れていってください」とメッセージを送った。

『モンスターハンター ストーリーズ』 『モンスターハンター ストーリーズ』
『モンスターハンター ストーリーズ』

 本作の発売日は10月8日。限定特典や『モンスターハンタークロス』とのセーブデータ特典などが用意されている。さらに、7月16日からは店頭体験会が行われていく予定だオトモンをどのように集めてバトルを展開していくかという、基本のゲームサイクルが体験できるので、興味がある人は参加してほしい。体験会の情報は公式サイトでチェックしてほしい。

体験会バージョンのソフトをプレイ

 体験会バージョンでは、フィールド探索、タマゴ採取、厩舎でオトモン入手、ボスモンスターとのバトルなどを体験できた。

『モンスターハンター ストーリーズ』

 簡単な説明が終わると、一緒に冒険するオトモンを仲間にするためのタマゴをふ化させるイベントがスタート。下画面のタマゴをタッチするか、Aボタンを押すことでタマゴをつっついて、殻が割れていく。つっついた時にはボーナスが発生することも。このアクションが気持ちよかったため、思わず笑ってしまった。タマゴをふ化させるたびにあの気持ちよさを味わえるとしたら、ドンドン集めてふ化させてしまうかもしれない。

『モンスターハンター ストーリーズ』

 拠点の外、タルジュ雪原に出た後に感じた気持ちよさは、ドスランポスにライドした状態でのジャンプだ。シリーズではそこから前脚の爪で引っ掻かれた思い出がある。このアクションを使ったり、オトモンにライドしながらフィールド上を駆け回れったりするのは実に爽快であった。

『モンスターハンター ストーリーズ』 『モンスターハンター ストーリーズ』
『モンスターハンター ストーリーズ』

 フィールド上ではシリーズでおなじみの採集が可能。こちらはオトモンに乗った状態でも行えて、便利だと感じた。また、ところどころには特定のオトモンのライドアクションを使ったギミックが用意されているため、好きなオトモンで組むのか、探索のためにさまざまなオトモンを用意するのか、選ぶことになりそうだ。

『モンスターハンター ストーリーズ』 『モンスターハンター ストーリーズ』
『モンスターハンター ストーリーズ』 『モンスターハンター ストーリーズ』

 野生モンスターとのバトルはあまり難しいことを考えずにサクサク進められるが、ボスクラスのモンスターとのバトルでは属性やモンスターの行動を考えた選択をしていく必要があり、通常のバトルとは異なっていた。アイテムを駆使して、絆ゲージをためてスキルを使うかライドオンするか考えながら、今回はライドオンして絆技を発動。大きなダメージを与え、モンスターの討伐に成功した時に、RPGにジャンルこそ違っているが、『モンスターハンター』らしい気持ちよさがあることを改めて実感できた。

『モンスターハンター ストーリーズ』 『モンスターハンター ストーリーズ』

 また、モンスターに見つからないかドキドキしながら行うタマゴ採取の感覚や、自分好みのオトモンを育成していく中毒性があることを端々から感じることができた。発売はまだ少し先だが、しっかりした内容の一端を感じられると思うので、店頭体験会などでプレイしてみては?

■カプコン新作タイトルの店頭イベント概要
開催日:7月16日
開催場所:ヤマダ電機 LABI渋谷店
ゲーム試遊会:13:00~17:00予定
特典:ソフト予約者へのポスタープレゼント。13:00から実施し、なくなり次第終了。
※整理券は11:00より先着順に配布予定
※スケジュールは変更になる可能性がある。

■『モンスターハンター ストーリーズ』店頭体験会
開催日時:
●7月17日 12:00~17:00予定
・開催場所:開催場所:ヨドバシカメラマルチメディア横浜、ヨドバシカメラマルチメディア京都
●7月18日 11:00~17:00予定
・開催場所:ビックカメラ新宿西口店
※体験者ノベルティ、予約者ノベルティを実施予定

(C)CAPCOM CO., LTD. 2016 ALL RIGHTS RESERVED.
※ゲーム画面は開発中のもので製品版とは異なる場合がある。

データ

関連サイト