『Creatures』『ゆめにっき』など『RPGツクールMV』で開発された全6タイトルがAndAppで配信開始

文：にじ

　KADOKAWAは、2016年5月よりサービス中の“スマホアプリをPCで遊べるプラットフォーム“AndApp”において、『RPGツクールMV』で開発された有名タイトルの配信を開始しました。

　今回配信されたのは、『獄都事変』、『ゆめにっき』、『Creatures』といった『RPGツクール』シリーズでも人気を博したものを含めて、全部で6タイトルです。

　今後は、『青鬼』や書籍化作品も多数発表しているブリキの時計氏の新作、そしてノベル化作品を複数もつ水野輝和氏の新作など、有名タイトルの配信が予定されています。

『獄都事変』

　『獄都事変』は、2014年に配信されて以来、その暗く独特な世界観が好評を博し、コミカライズ化も果たしたリンネ堂氏の人気作。地獄の鬼“獄卒”が、亡者を捕まえるために怪しげな廃校を探索していくホラーアドベンチャーです。

『ゆめにっき』

　『ゆめにっき』は、ききやま氏によって2004年にリリースされた、少女が夢の世界を探索していくアドベンチャー。12種の異なる夢世界を歩きまわり、“エフェクト”と呼ばれるアイテムを手に入れることが目的です。

　夢ならではの不思議で不条理なグラフィックとBGM、ダークな雰囲気がマッチし、本作独自の世界観が作り出されています。また、コミカライズやノベライズなど、ゲーム以外にもさまざまなメディアミックス展開が行われています。

『Creatures』

　『Creatures』は、『RPGツクール95』で制作された作品。1998年に公開された名作RPGがMV仕様で18年ぶりにリメイクされました。

　従来のRPGのお約束を覆す、モンスターの視点から展開する異色の物語となっており、美しき地“アストリア”に迫る危機の中で、大地に生きるすべての生き物たちのあり方を問うRPGとなっています。なお、現在は前編のみ公開されています。

『青鬼』

　『青鬼』は、『RPGツクール』製ホラーアドベンチャーの金字塔ともいえるnoprops氏制作の人気作。謎の洋館に閉じ込められた主人公たちが、人を襲う怪物“青鬼”から逃げながらも館の謎を解いて脱出を目指します。

　また、コミカライズ、ノベライズ、実写映画といったメディアミックス展開も行われ、幅広い層のファンを魅了しています。AndApp配信版では新要素の追加が予定されています。

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