News

2016年11月9日(水)

金があればなんでもできる! 新作アクションRPG『プリンセスは金の亡者』の情報を総まとめ

文:ユート

 日本一ソフトウェアが11月24日に発売予定のPS Vita用ソフト『プリンセスは金の亡者(プリ金)』。“金がすべて”という衝撃的な世界観で展開される本作の全容に、大阪出身のライター・ユートが迫ります!

『プリンセスは金の亡者』

●動画:『プリンセスは金の亡者』プロモーションムービー第2弾

弱肉強食から資本主義へ! ファンタジー風の考え方なんかもう古いわ!!

 まず皆さんに見ていただきたいのが本作のストーリー。何も言わず、とにかく下へどうぞ。

~ストーリー~

かつて、“チカラこそがすべて”という時代があった。

人々をおびやかす魔物たち……。
その魔物を恐怖で支配する魔王……。
そして、その魔王を倒す勇者……。

そこには弱肉強食というシンプルにして
絶対的な自然界のルールが存在していた。

しかし、時代はつねに変化を求めるもの。
遥かなる時の流れの中で、
人々の価値観も次第に変化していくことになる。

いわゆる、資本主義の台頭である。

金こそがチカラ。金こそが正義。
愛さえも金で買える世界の到来。

言うなれば、レベル1の遊び人でも
金さえあれば魔王を倒せる時代がやって来たのである。

 はい。どうですかこの、オーソドックスなファンタジー風の世界観をぶち壊すような感じ。某“竜の探求”っぽいタイトルの王道RPGとかも、時代が進むとこうなるんですかね? 「世界の半分を買えるだけの金をやろう」的な。

 いろいろと怒られそうなのでこれぐらいにして。とにもかくにも、肉体的、魔法的な力がすべてを制する世界から、資本主義の金こそが絶対的な力となった世界で、1人のプリンセスが復讐の旅へと出発することになります。

 その理由も、親の借金によって家族と祖国を失ったから、親に金を借した悪徳金融業者を叩き潰すというなかなかに自己中心的なあれではございますが、そんなこんなで物語は進んでいくのです。

 果たしてプリンセスは復讐を遂げられるのだろうか!? とかゆーてみたりしてな。

『プリンセスは金の亡者』
『プリンセスは金の亡者』
▲登場キャラはみんな、なぜか関西弁っぽいしゃべり方をします。なんでやねん! まあドラゴンとかスケルトンとか、魔物がしゃべってるだけやから許しとこ。一応ゆーとくけど、関西“人”はこんなノリばっかやないですからね!?

金の力を“かねー(華麗)”に操る2人のプレイアブルキャラ

 復讐の旅に出るプリンセスが操作キャラなのは当たり前。旅には、もう1人(1体?)のキャラが加わります。それぞれ特徴が異なるので、好きなほうを使って金がすべての世界を進みましょう!

●プリンセス

『プリンセスは金の亡者』

 昔は周囲に笑顔を振りまく心優しい少女でしたが、親と祖国を失い、金しか信じられなくなったクールな現実主義者。細身ながら、目にもとまらぬパンチ連打やパワフルなチョップで邪魔する敵たちをノックアウト! 多彩な奥義も発動できます。

『プリンセスは金の亡者』
『プリンセスは金の亡者』

【Point!】“銭神の電卓”を使えば金の力で奇跡だって起こせる

 プリンセスは、銭神と呼ばれる金の神から授けられた“銭神の電卓”を手にしています。神の力が宿っているだけあり、金額を打ち込めば敵などを買収できるのはもちろん、奇跡だって起こすことができます。名付けて“銭奇跡”!

 銭奇跡には、敵に対してダメージを与える攻撃効果、攻撃への属性付与や巨大化といったプリンセスのステータスなどを変化させる状態変化、体力や状態異常を治癒する回復効果の3種があり、どれも奇跡と呼ぶにふさわしい力となっています。

 ただし、その効果量は打ち込んだ金額次第。金額が少なければ効果も低いですし、多くの金を使えば効果量も絶大なものになります。奇跡だって金次第ですよ、世知辛いわぁ。

『プリンセスは金の亡者』
『プリンセスは金の亡者』

●イザベラ

『プリンセスは金の亡者』

 プリンセスの親戚で、生まれた時からゾンビなお姉さん。ゾンビなだけあって腕や足が伸びるらしく、リーチに優れた攻撃を繰り出せます。さらに、敵に噛み付いて体力を回復することも可能! かゆい うま。

『プリンセスは金の亡者』
『プリンセスは金の亡者』

【Point!】ドクロを使って敵を爆破&お手軽に買収!

 イザベラにはプリンセスが持つ銭神の電卓がない代わりに、ドクロを使った攻撃と買収が可能です。爆弾として使えば周囲の敵にまとめてダメージを与えられ、買収に使えば金額を打ち込む手間なく敵やレリックを自分のものにできます。

『プリンセスは金の亡者』
『プリンセスは金の亡者』

マネーイズパワー! 敵もレリックも金で買うてまえばええ!!

 アクションパートでは、多数の敵とレリック(罠)がプリンセスらの前に立ちはだかります。もちろん多彩なアクションを駆使して正攻法で戦いながら進むこともできますが、そこは『プリ金』の世界。金の力でババーンと解決する方法も用意されているのです。

『プリンセスは金の亡者』

 まあ簡単に言っちゃえば“買収”です。操作キャラ紹介にも書いた通り、プリンセス、イザベラともに敵やレリックを買収する手段を持っています。

 方法も単純明快。まずは敵を倒してお金を巻き上げ……もとい、お金をいただき、プリンセスなら銭神の電卓に金額を打ち込む。イザベラならドクロを使い、敵、またはレリックに設定されている額以上を渡せば買収完了です。

『プリンセスは金の亡者』
▲敵やレリックについたタグに書かれた金額が買収に必要な額です。

 買収した敵やレリックは自由に使役できます! モンスターを買収した場合は好きな時に召喚して固有のアクションを使わせられますし、レリックを買収した場合は好きなタイミングで発動して敵に大ダメージを与えられます。

 そりゃもう、金払いがいいほうにつくのはモンスターもレリックも当然なわけで。もちろん、この世界において最大の力を持つお金を消費するだけあって、威力、効果ともに便利なものばかり。

 敵を倒して金を巻き上げる、金を使ってモンスターやレリックを買収する、買収したモノの力も使いつつ金をためたり買収したりする。このように、金をすべての根本にすえた考え方で進むのが正義なのです。

『プリンセスは金の亡者』
『プリンセスは金の亡者』

使い捨てなんてモッタイナイ! 支払った分まで働いてもらわんと!!

 アクションパートで買収したモンスターやレリック。効果を発動させたらハイさよなら、なんてことがあるわけない。こちとら大事な金をつこーとるんや! てなもんですよ。

 というわけで、買収したモンスターとレリックは、アクションパートでの使用、未使用にかかわらず、プリンセスらの拠点へと送られます。

 拠点では、プリンセスたちにスキルを習得させて強化する他、買収したモノの数に応じて“武具”や“銭神像”が生産可能になります。より多くのモンスターやレリックを買収することで、さまざまな武具や銭神像が解放されていきます。

●武具

 攻撃力と防御力に加え、奥義も備わっているのが特徴。奥義はなんと78種類もあるので、パラメータだけでなく、奥義が自分に合っているかどうかを見極めるのもポイントです。

『プリンセスは金の亡者』

●銭神像

 作成することで、プリンセスやイザベラを強化するのに必要なスキルポイントが得られます。HPや攻撃力などのパラメータを高められる他、アクションの性能を強化できるスキルもあるので、積極的に作成して彼女らのスキルを伸ばせば、ステージ攻略もラクになるはず!

『プリンセスは金の亡者』
『プリンセスは金の亡者』

 アクションパートのステージでも拠点でも! 金から生まれた力を手に、復讐劇の完遂を目指して突き進んじゃいましょう!

 次回の記事では、日本一ソフトウェアの広報さんと一緒に『プリ金』を遊んで、その様子を動画で紹介したいと思います! 実際動いてるところを見ないと、どんなゲームかわからへん! という人は、ぜひ次の記事をチェックしてみてや!

『プリンセスは金の亡者』注目記事

(C)2016 Nippon Ichi Software, Inc.

データ

関連サイト