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2017-08-01 18:45

新プロジェクトが発表された『ボーダーブレイク』の全国決勝大会と、公式ボダオフ3の全容に迫る

文:電撃ARCADE編集部

 セガ・インタラクティブが贈るアーケードゲーム『ボーダーブレイク エックス ゼロ』の公式全国決勝大会が7月30日、東京・有明 TFT HALL 1000にて行われた。

 本大会では、スカッドバトル頂上決戦2”と“第6期エースボーダー最終決戦”、2つのルールによる大会が開催された。

『ボーダーブレイク』
『ボーダーブレイク』

 本記事では、優勝チームへのインタビューと、『ボーダーブレイク』のさまざまな新情報発表から、新たなプロジェクトの片鱗が見えた“公式ボダオフ3”の様子をお届けしていく。

■(EUST視点)【BB特番】第6期エスボダ&スカッド頂上決戦2

■(GRF視点)【BB特番】第6期エスボダ&スカッド頂上決戦2

『ボーダーブレイク』
▲2回目となる“スカットバトル頂上決戦”と、6回目となる“エースボーダー最終決戦”の模様。両大会ともに、さまざまな名勝負やドラマが生まれた。

 また、大会会場の外では“ブラスト・ランナー”の搭乗から発進までを体感できる、VR体験会が開催。現在、商品化の予定はないようだ。

『ボーダーブレイク』
▲未知の体験に来場者からは興奮の声が聞こえた。

スカッドバトル頂上決戦2

 全国8カ所で開催されたエリア予選を勝ち抜いた8チームによる決勝大会“スカッドバトル頂上決戦2”。BB.NETで行われた優勝予想では、東京エリアAブロック代表の“ハングリー便座カバー”チームが全体の42.67%が圧倒的人気を集めていた。

 しかし、1回戦でその優勝候補チームに大接戦の末勝利し、勢いのままに優勝の栄冠に輝いたのは大阪エリアBブロック代表の“まめまめチルドレン”チームだった。

『ボーダーブレイク』
▲優勝した“まめまめチルドレン”チームには、限定通り名“雷鳴謳われし四瑞”と専用エンブレムが贈られた。

大阪エリアBブロック代表:
まめまめチルドレン チームメンバー

こくと

ブライダルベール
ざぶお

まめまめチルドレンインタビュー!

――まめまめチルドレンでは重火力兵装を使用しているプレイヤーがいなかったのですが、その理由を教えてください。

 そもそも、自分たちのなかで重火力兵装を使えるプレイヤーがいないという点が1つと、その兵装が大会で使用したステージを得意としていなかったからです。単純に攻めるスピードも足りなくなりますし、重火力兵装が周りのスピードについていけなくなるため、僕たちのチームでは採用しませんでした。

――本大会に向けてどういった練習をしてきましたか?

 『ボーダーブレイク』は、基本的に練習試合を実際にしないとわからないことろがすごく多いです。なので、個人技を練習するというよりかは、本番のつもりでガチンコでぶつかりあって自分たちの悪いところを見つける。そして、相手の崩し方を覚えるといった練習を多くしていました。

――1番厳しかった試合はどこでしたか?

 最初の“ハングリー便座カバー”との試合が1番きつかったですね。今までの練習で相手にしたことがないアサルト1遊撃1支援2の編成だったからです。普通はアサルト2遊撃1支援1という編成が多いです。

 事前に他のチームとは違う別の動きをしてきそうだと聞いていたのですが、試合がはじまるまでわからなかったので辛かったです。ただ、ふたを開けてみれば自分たちの編成が強かったというだけでした。

――最後に優勝した感想をお1人づつお願いします。

流:「支援兵装はかっこいい」と代表に選ばれたときに言いましたが、一撃必殺というほかにはない特色があったので、それを使って会場をわかせられてよかったです。自信になりました!

ブライダルベール:1番年下ということもあって、いろいろと3人にコキ使われていたのですが、それが実って本当に優勝できてよかったです。

ざぶお:チームゲーなので連係は大事なのですが、連係以前に個人のポテンシャルも大事かと思います。その高いポテンシャルを持つメンバーを集められたので、優勝は当たり前だったよね?(笑)

こくと:エースボーダー決定戦と違って、スカッドバトルはメンバーを決めるところからすべてやれるので、本当の意味で実力勝負ができるゲームかなと。それで優勝できたことは気持ちよかったしうれしかったです。ありがとうございました。

第6期エースボーダー最終決戦

 続いて行われたのは、“第6期エースボーダー最終決戦”。4月と5月に実施された選抜戦上位から選ばれた44名、4チームによる最終トーナメントが行われた。

 2本先取ルールで行われたが、なんと全試合フルセットを行ったうえでの決着。“スカッドバトル頂上決戦2”に続いて、こちらも息をのむ試合が多く見られた。

 そして、その大接戦を制して見事優勝を飾ったのは“team YELLOW”。BB.NETで行われた優勝予想でも52.8%と絶大な人気を集めていた。

 優勝がかかった最後の試合では常に攻め続ける状態を維持し、対戦相手のteam BLUEを防戦一方にしたうえで、圧倒的なゲージ差をつけて勝利を収めた。

『ボーダーブレイク』
▲優勝したteam YELLOWには、限定通り名“玲瓏たる純潔の煌帝”が贈られた。

team YELLOW メンバー

ケケ@猫飯屋/リーダー
たち
許してヒヤシンス(笑
さきえる

まっしろしろすけ
vol.k
ざぶお
夢の国のTRIPくん
機神メイナス
そうやのん/リザーバー

team YELLOWインタビュー

――優勝者予想ではダントツで人気を集めていましたが、その理由と実際に試合をしてみた感想を教えてください。

 人気投票で50%を集めていた理由としては、たちさん、許してヒヤシンス(笑さんが、飛び抜けてランクが高かったので、それが要因の1つにあったかもしれません。試合も全セット1-1までもつれこんで、けっこう苦戦を強いられる場面がありました。実際にどこが勝ってもおかしくない状況だったかと思います。

――決勝戦の最後の試合では怒涛の攻めを披露していました。

 負けたあと、ブリーフィングする時間とかあまりなかったのですが、練習で相手の編成やパターンしだいでこう返そうと決めていました。あとは以心伝心というか、心の繋がりですね(笑)。

――『ボーダーブレイク』は意思疎通の手段が限られているかと思うのですが、試合中やブリーフィングの間に立ち回りを変えるというのは練習のたまものなのでしょうか?

 1人1人のポテンシャルが高いというのもありますが、事前に役割は決めていたからできた部分もあります。初戦はteam GREENだったので、そのチームの編成を予想して、そこから勝つためにどうするかを相談しました。具体的には事前に指向性地雷を置く位置や、10人それぞれがどのルートを行くかを話していたのでブリーフィングではあまり相談したりはしていません。

――優勝インタビューで「大会前に1番練習をしたチーム」とおっしゃっていましたが、全国バラバラにいるメンバーのなかで、どういった練習をしていたのですか?

 さぶおさんを中心に、Twitterを使って対抗戦募集をして、いろんなクランと練習試合をすることができました。みんな意識が高くてほとんど10人集まれるような練習ができたのがよかったです。

――全試合を通して印象に残っている場面があれば教えてください。

 1試合目を落としたteam GREENとの2試合目で、ベース前に来ている4体を、2体で完璧に止めたところですね。僅差だったので、2試合目の勝因になりました。その流れができたことで、3試合目が勝てたんじゃないかと思います。

――対戦相手で1番やっかいなプレイヤーは誰でしたか?

 team BLUEの“アフリカ語講師”さんですね。名の知れた凸アサなんですけども、防衛が厳しくなるんじゃないかなと予想していました。実際、相手にしていて相当きつかったです。

――最後に、優勝した感想と、『ボーダーブレイク』をプレイしている人たちにコメントがあればお願いします。

ケケ@猫飯屋:53%の人たちたが僕たちのチームに投票してくれたので、ますはその人たちにメガロCVを届けることができてよかったです。僕個人からは全国でマッチングしたらCPください(笑)。

流:今回、初めて会う人が多かったんですけど、チームになることでできる絆もあったと思います。僕たちは『ボーダーブレイク』を通じていろいろなところに旅行に行ったりもするんですよ。そういった繋がりを生んでくれるのは『ボーダーブレイク』特有のいいところだと思っています。

“公式ボダオフ3”、最後には謎のムービーが公開!

 大会の熱も冷めやらぬ間に、新情報満載の“公式ボダオフ3”が開催。まずは7月31日より、BB.NETプレミアムコース“ローディング画面変更機能”に、『ボーダーブレイク』シリーズのデザイナー“もみー”氏が描き下ろしたアドリシュタ(新)の登場が発表された。

 アドリシュタ(新)はバックショットゆえ、ローディング画面伝統のパイタッチはないが、本作では初の尻タッチを実装!

『ボーダーブレイク』
▲動画で尻タッチを3度も披露繰り返し再生されて、会場は笑いと歓声で大盛り上がり。

 続いて、先日発表された新バージョン『ボーダーブレイク エックス ゼロ プラス』のPVが公開。

『ボーダーブレイク』

 牛マンからは「本バージョンは原点回帰した“ZERO”から、新たな一歩を踏み出していこうという意味をこめて“プラス”という名をつけさせていただきました。映像にもありましたが、ステージやアバターなど、いろいろなものがプラスされています」とのコメント。

『ボーダーブレイク』
『ボーダーブレイク』
『ボーダーブレイク』
▲新ステージや新機体のロールアウト予告など、会場からは歓声やどよめきなど、さまざまな思いがつまった声があがった。

 また、『ボーダーブレイク』8周年を記念したキャンペーンの開催が決定。できたてのロゴと8月以降のロードマップが公開された。8月から9月の稼働記念日ぐらいまではキャンペーンを行い、2018年には大規模ファンイベントを開催する予定だ。

『ボーダーブレイク』
『ボーダーブレイク』
▲大規模ファンイベント詳細は決まっていないが、本イベントと同じような大きいイベントを今後もやっていきたいとのこと。

 イベントの途中で『ボーダーブレイク』開発のアレックスが突如見参!! 動画にて要請兵器“デストロイヤー”が紹介された。

 グレネードランチャーのような形で弾を射出して、着弾地点で爆発。さらにそこから分裂して四方に爆発するという、面制圧力が非常に高い要請兵器となっている。実戦配備は7月31日からとの告知をして帰っていった。

『ボーダーブレイク』
▲曲射なのでクセはあるが、着弾地点を予測して当てられれば密集している敵を一網打尽に!
『ボーダーブレイク』
『ボーダーブレイク』
『ボーダーブレイク』
▲ほかにも、公式ボダオフ3特番限定のキーワードプレゼントや期間限定アイテム、公式ボダオフ3の続報が告知された。

 数々の新情報を発表して閉めの言葉に入るかと思いきや、牛マンからわざとらしい「あっ! 忘れていた!」との言葉が。みなさんにお見せしたいものがあるということで、突如1分20秒ほどの動画が公開された。

『ボーダーブレイク』
『ボーダーブレイク』
『ボーダーブレイク』
『ボーダーブレイク』
▲ボーダーブレイク新プロジェクト始動の文字から始まった本動画。壮大な曲とアニメ調のムービーが流れ、会場にいた観客からは、映像に関する予想の声をあがっていた。

 牛マンからは「大事なのは主題歌の『Amazing Trees』で、楽曲は沢野弘之(SawanoHiroyuki[nZK])氏に書いていただきました。9月に発売される澤野氏の新アルバムに収録されているので、今年はこれを聞いて予想をしてもらったり、テンションを上げてもらったりしてほしいです」とのこと。

 さらに、「みなさまに育てていただいた『ボーダーブレイク』というIPをどんどん広げていきたい。そのなかの1つの新プロジェクトであったり、本日のために制作したVRであったりと、幅広いコンテンツで2018年以降も『ボーダーブレイク』を盛り上げていこうかなと考えております。今年中の続報は難しいかもしれませんが、2018年には新情報を発表していきたいのでお待ちください」と、今後の『ボーダーブレイク』の展開が期待されるコメントを発表し、本イベントは熱気も冷めやらぬまま終了した。

『ボーダーブレイク』

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