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2017年12月4日(月)

スパイク・チュンソフトが米国に子会社を設立。ゲームソフトの欧米販売などを戦略的に強化するため

文:電撃オンライン

 スパイク・チュンソフトは、ゲームソフトウェアの欧米販売、ローカライズ業務を戦略的に強化するにあたり、米国に子会社“Spike Chunsoft, Inc.”を設立し、12月1日より米国カリフォルニア州ロングビーチで営業を開始しました。

 欧米で展開されるライナップとして、スパイク・チュンソフトのタイトルに加え、グループ会社であるMAGES.の作品も取り扱われます。

“Spike Chunsoft, Inc.”

“Spike Chunsoft, Inc.”立ち上げの経緯

 近年、ゲームを含むエンタテインメントの分野では、クオリティやおもしろさについて全世界的な視点で一定の評価をされる土壌が形成されてきています。

 日本の作品が海外で評価されるだけでなく、海外の作品も日本で評価され、ユーザー、ファン層の増加や嗜好の多様性も世界的規模で拡大しています。

 今後より一層、高品質なコンテンツは、各地域ごとの特性を持ちつつも、国内外問わずグローバルで評価される時代となる中、スパイク・チュンソフトとしても日本だけでなく海外ユーザーへ、高い品質のコンテンツのローカライズ、マーケティング、パブリッシングを戦略的にスパイク・チュンソフトで行う拠点の必要性が高まり、“Spike Chunsoft, Inc.”設立となりました。

■米国現地法人会社概要
【商号】Spike Chunsoft, Inc.
【所在地】アメリカ合衆国カリフォルニア州ロングビーチ
【President/CEO】櫻井光俊さん
【CFO】飯塚康弘さん
【株主】スパイク・チュンソフト100%出資
【事業内容】北米・欧州地域へのローカライズ・マーケティング・パブリッシング業務など

President/CEO櫻井光俊さんからの挨拶(原文のママ掲載)

 スパイク・チュンソフトは2012年の合併当時より、“独創的で面白いゲーム”を届けたいという思いを胸に歩んでまいりました。

 今私たちを取り巻く環境は、世界のどこに居ても同じ情報がリアルタイムに手に取られ、地球の反対側にいるプレイヤーと一緒に遊べる時代です。

 そんな中でも、世界中でまだ見出されていない新しさや、評価の定まっていないおもしろさに目を向けて、それをちょっとした遊び心で大きな流れに育て上げること、国籍や時代性やジャンルを越えて魅力的で斬新なゲームを創り出し、ユーザーの皆様にお届けする精神こそが、最もスパイク・チュンソフトらしいと考えます。

 これまで日本以外のユーザーの皆様にはパートナー企業様の協力の下、当社の作品の販売を行ってまいりましたが、世界の情報がリアルタイム化した今こそ、自分たち自身の手で海外の皆様に直接お届けする事で、そのコミュニケーションから生まれるユーザーと共有する時間やそこから得られる新しい出会い、それ自体もスパイク・チュンソフトが目指すおもしろさの1つだと考えました。

 “Spike Chunsoft, Inc.”の設立により、海外のファンの皆様と直接接することにより、海外の皆様からのご意見や情熱を直接受け止め、より一層独創的でおもしろいゲームを生み出す力に変えていきたいと考えています。

 今後とも皆様のご指導ご鞭撻をくださいますよう、宜しくお願い申し上げます。

 President/CEO櫻井光俊

GAME DEVELOPERS CONFERENCE 2018で発表会開催

 スパイク・チュンソフト初の海外イベントとして好評だった、GAME DEVELOPERS CONFERENCE(GDC)期間中のイベントが2018年に開催されます。

 イベントでは、スパイク・チュンソフトの海外戦略とラインナップの詳細が発表予定です。詳細は改めて公開されます。

※画像は公式サイトをキャプチャーしたものです。
(C)Spike Chunsoft, Inc. All Rights Reserved.

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