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2017年12月29日(金)

これから始める『グウェント』企画記事。初心者に向けた攻略をお届け

文:梅津爆発

 CD PROJEKT REDより好評配信中のPS4/Xbox One/PC用オンラインカードゲーム『グウェント ウィッチャーカードゲーム』。本作をこれから始める人に向けた攻略情報を掲載します。

『グウェント ウィッチャーカードゲーム』

 『グウェント』は基本プレイ無料のオンラインカードゲーム。2本先取の最大3ラウンド制や、すべてのカードにコストの概念がない点など、既存のカードゲームとは一線を画す独特のルールが大きな魅力となっています。

 そんな『グウェント』史上最大規模の“ミッドウィンター”アップデートが先日配信されました。合計100枚以上の新カードや新リーダーの追加に、基本ルールの変更など、『グウェント』が生まれ変わったと言っても過言ではないほど新たな要素が追加されます。

 そこで今回のアップデートをキッカケに『グウェント』を始めようと思っている方に向けて、序盤の進め方や勝つための基本的な考え方などを、『グウェント』の月例大会“DEKKI White Wolf Tournament #2”で優勝した梅津爆発が解説します。

 なお“DEKKI White Wolf Tournament”は誰でも参加可能かつ、全カード使用可能なアカウントが配布される公平な大会で、優勝賞金は10万円です。次回の大会参加登録は1月11日から開始されるので、興味がある方はDEKKIのサイトをチェックし、挑戦してみて下さい。

 また掲載内容は記事作成時のもので、アップデートなどで変更になる可能性があります。

チュートリアルのあとは“チャレンジ”でリーダーとカードを収集

 『グウェント』を始めると、最初にチュートリアルが表示されます。シリとゲラルトがゲームの基本を教えてくれるので、しっかり学んでおきましょう。

『グウェント ウィッチャーカードゲーム』
▲チュートリアルはシリとゲラルトのボイス付き! ここで基本を学びましょう。

 チュートリアルが終わると“チャレンジ”画面が表示されます。ここでは各勢力のAIと用意されたデッキを使って対戦することが可能で、勝利するとリーダーなどの報酬がもらえます。まずはこのチャレンジで各勢力の特徴を学びつつ、AIを倒して報酬を手に入れましょう。

『グウェント ウィッチャーカードゲーム』
▲対戦前に表示されるヒントを参考にすると勝ちやすいです。
『グウェント ウィッチャーカードゲーム』
▲AIとの対戦中は制限時間がないため、カードの効果を確認しながら遊ぶのに最適です。

 チャレンジをある程度進めたら鉱石(カードタル購入用のゲーム内通貨)が溜まるので、ショップでカードタルを購入し開封してみましょう。

 本作ではタルに入っている5枚目のカードは、3枚の中から好きな1枚を選べるようになっています。まだ強いカードがどれなのかはわからない段階だと思うので、最初は絵柄や好きな勢力など、直感で選んでしまってもいいかもしれません。

『グウェント ウィッチャーカードゲーム』
▲5枚目のカードは、同じレアリティの3枚が提示されます。持っていないカードを選ぶのが基本ですが、動いているプレミアムカードは希少なのでそれを選ぶのもアリです。

 強そうなカードを入手したら、スターターデッキのカードと入れ替えてみましょう。なお、デッキビルダーからは不要なカードを粉砕して紙片を入手することも可能です。紙片を消費すれば好きなカードを生成できるので、欲しいカードを入手しやすくなります。

『グウェント ウィッチャーカードゲーム』
▲リーダーやゴールドカードの粉砕で200紙片を入手できるので、しばらく使わない勢力のカードを粉砕して強いゴールドカードを生成してもいいかもしれません。ただし再度生成するには800紙片が必要なのでご利用は計画的に……。

チャレンジの次は“カジュアルマッチ”でデイリー報酬を狙う

 チャレンジは初回クリア時しか報酬がもらえないため、すべてのチャレンジをクリアしたら次はいよいよ対人戦に挑むことになります。一部の難しいチャレンジは後回しにしてもOKです。まずはランクに関係なく誰でもプレイ可能な“カジュアルマッチ”を選びましょう。

『グウェント ウィッチャーカードゲーム』
▲マルチプレイ内の一番左を選べばカジュアルマッチがプレイ可能です。

 基本的なルールはチャレンジと同じですが、カジュアルマッチでは1ターン毎に制限時間があります。制限時間までに自分の行動を決めないと、自分の手札から無作為に選ばれたカードが1枚捨てられて、さらに次ターン以降の制限時間が短くなるペナルティが発生。

 対戦相手が見知らぬカードを使ってきて、その場で効果を読んでいる時間がなさそうなら、カード名だけ覚えておいて試合終了後にカード生成画面から効果をチェックするのがいいでしょう。なお、本作では未所持のカードでも効果をチェック可能です。

『グウェント ウィッチャーカードゲーム』
▲制限時間が残り少なくなると画面中央に残り時間が表示されます。操作や演出にかかる時間もあるので、余裕を持って早めに行動しましょう。
『グウェント ウィッチャーカードゲーム』
▲試合終了後には勝敗に関わらず経験値を獲得。また相手に“グッドゲーム!”を送ると、わずかですが相手に鉱石などが付与されるため、互いに“グッドゲーム!”を送りあうとWin-Win!

 カジュアルマッチを含む対人戦でラウンド勝利を重ねると、デイリー報酬が手に入ります。1日で6ラウンド勝利すれば100鉱石(カードタル1個分)がもらえるので、まずはここを目指しましょう。

『グウェント ウィッチャーカードゲーム』
▲1-2でゲームに負けても1ラウンド分は勝利としてカウントされるため、初心者でもそれほど苦労せず6ラウンド勝利の報酬は得られると思います。

 6ラウンド勝利後、余裕があったら次は18ラウンド(6ラウンド勝利後なら残り12ラウンド)勝利報酬の75鉱石も狙っちゃいましょう。なお日本時間の午前9:00に1日が切り替わります。12月のアップデート後に追加された“クエスト”(メニュー画面でタッチパッドを押すと表示されます)でも報酬がもらえるので、達成できそうなら狙いたいです。こうして得た報酬でカードを増やせば、自分のデッキがどんどん強くなります。

レベル10になったら“ランクマッチ”デビュー

 チャレンジの初回クリア時やカジュアルマッチの結果に応じて得られる経験値を集めてレベルが10になると“ランクマッチ”がプレイ可能に。ランクマッチの初回プレイ時には、これまでの戦績に応じた初期ランク(レベルとは異なります)が決定され、さらに初期ランク相当の報酬もすぐにもらえます。

 このランクマッチでは自分と近いランクの人が対戦相手に選ばれやすくなり、勝つとランクポイントが上昇し、負けると下降。ランクポイントが一定値に達すると自分のランクが上がり、ランクアップ報酬がもらえます。

『グウェント ウィッチャーカードゲーム』
▲ランクアップ報酬では、多数のタルや紙片、それと自分のカスタマイズで使える称号やフレームといったパーツなどが手に入ります。

 さらにシーズン終了時のランクに応じてシーズン終了報酬ももらえるため、ランクマッチが本作のメインモードと言っても過言ではないでしょう。もちろんデイリー報酬のラウンド勝利数にもカウントされます。

『グウェント ウィッチャーカードゲーム』
▲シーズン終了報酬もたっぷりもらえます。また一定のランク以上なら限定アバターもゲット!

 低ランクのうちは負けたときに下降するランクポイントがわずかなので、よほど連敗を重ねない限りランクは少しずつ上がっていきます。そもそもランクポイントがいくら下がっても、ランクが下がることはありません。ですので怖がらず積極的にランクマッチで遊ぶことをオススメします。

 なお現在のシーズン3は日本時間で2018年1月8日20:00に終了予定で、次シーズンからは毎回1カ月間の開催となることが予告されています。終了までにできるだけランクを上げて、たくさんの報酬を手に入れましょう!

攻略その1:デッキ構築の基本は25枚

 ここからは『グウェント』で勝つための基本的な考え方を項目別に解説します。まずはデッキ構築について。本作のデッキ構築には次のようなルールがあります。

デッキ構築のルール

・最初にリーダー1人を選択。選んだリーダーの所属勢力+ニュートラルのカードがデッキに採用可能
・ゴールド(レジェンダリー)は4枚、シルバー(エピック)は6枚まで採用可能。
・デッキの総枚数は25枚以上40枚以下(+リーダー)
・同じカードは3枚まで採用可能。ただしゴールドとシルバーは1枚のみ。

 デッキ構築する上で、まず押さえておきたいのがゴールドとシルバーについて。ゴールドとシルバーは基本的にブロンズのカードよりも強力で、カードのドローなどブロンズには存在しない効果も多々あります。そのためよほど微妙なカードしか持っていない場合を除いて最大数入れておきましょう。

『グウェント ウィッチャーカードゲーム』
▲スターターデッキに含まれているゴールドのゲラルトは戦力値が15もありますが効果は何もないため、強力な効果のゴールドカードが手に入ったら入れ替えてしまいましょう。

 続いてデッキの総枚数ですが、25枚にするのが無難です。理由は、デッキの総枚数を増やすほど強力なカードのゴールドとシルバーが引きにくくなるためです。40枚中10枚より、25枚中10枚の方が明らかに引きやすいですよね?

 「でも使いたいカードを色々入れていたら、25枚じゃ収まらない……」という方は、何度か対戦して、あまり使わなかったカードを少しずつ抜いて25枚に近づけるのがいいかもしれません。仮に10回に1回しか出番のないようなカードがデッキに入っていた場合、その1回では勝てるかもしれませんが、残りの9回では邪魔なカードになって自分の勝率を下げているかもしれません。

『グウェント ウィッチャーカードゲーム』
▲“デスモルド”など、複数の効果から状況に合わせて使用する効果を選べるカードを入れることで、デッキ枚数を25枚に抑えつつ対応力を持たせることができます。

 “デッキ内のカードをムダなく使えるか”を考えてデッキを組むのも大切です。本作では1ラウンド目開始時に10枚、2ラウンド目開始時に2枚、3ラウンド目開始時に1枚で、合計13枚のカードは安定して引くことができます。残る12枚のカードを、どうにかして使えるような効果のカードを入れておくと、強いデッキになりやすいです。

 例えばモンスターの基本的なコンボとして、“氷霜”と“ワイルドハントの猟犬”が挙げられます。“氷霜”を手札からそのまま使うとあまり強くありません。しかし“ワイルドハントの猟犬”の効果(あなたのデッキから“氷霜”1枚をプレイする)でデッキから“氷霜”を出せれば、手札1枚で2枚のカードを使えたことになります。

『グウェント ウィッチャーカードゲーム』
▲“エレディン”で生成した“ワイルドハントの航海士”で、“ワイルドハントの猟犬”をデッキからプレイし、さらに“氷霜”がデッキに残っていれば、“エレディン”1枚が4枚分の価値に!

 手札1枚で複数のカードをプレイできれば戦力値が高くなりやすいですし、デッキの残り枚数が減って有用なカードを引きやすくなるメリットもあります。とはいえ、“何らかのキッカケでデッキからプレイされるカード”を増やしすぎると、そのようなカードが手札にたくさん来てしまったときに負けやすくなるのでバランスが大事です。まずはゲーム終了時に残り枚数が5枚以下になるようなデッキを目指してみましょう。

『グウェント ウィッチャーカードゲーム』
▲北方諸国にはデッキからプレイできるカードが多いため、40枚近いデッキでも使い切れる可能性があります。デッキ枚数が多いほど手札事故の可能性も高くなりますが……。

攻略その2:カード交換は来てほしくないカードから選択

 『グウェント』では各ラウンドの開始時にカードのドローとカード交換(カードゲーム用語でいうところの“マリガン”)が行えます。このカード交換の仕組みが少々独特なので解説します。

 本作では各ラウンドの開始時に、必要ないカードを1枚選んでデッキに返し、新たなカードを1枚引くことを規定回数繰り返すことができます。1ラウンド目は3回、2ラウンド目と3ラウンド目は1回ずつという具合です。

 重要なのが、“デッキに返したカード(同名カード含む)は、そのラウンドのカード交換中は引かなくなる”ことです。例えば1ラウンド目の最初に“氷霜”を返した場合、直後に引いてくるカードだけではなく、そのラウンド中の残り2回のカード交換でも"氷霜"を引かなくなります。

 この効果は同名カードすべてに適用されるため、“氷霜”がデッキに2枚存在する状況で手札の“氷霜”を返したとしても、3枚ある“氷霜”を同じラウンドのカード交換中に引きなおすことはありません。

『グウェント ウィッチャーカードゲーム』
▲画像の場合、デッキに2枚残っている“刺青隊の精鋭兵”を返してから“テメリア軍の歩兵”を返すことで、手札事故の確率を最少にできます。

 つまり1ラウンド目開始時のカード交換では、不必要かつ引きたくなくてデッキに残る枚数が多いカードから返すのが基本になります。

『グウェント ウィッチャーカードゲーム』
▲手札事故が起こりやすいデッキに入れておくと多少は安心できる“ヴェス”。

攻略その3:勝利につながるカードの出し方

 カード交換が終わるとコイントスによって先攻後攻が決まり、対戦が始まります。カードのベストな出し方は状況によって変わりますが、次のようなことを意識すると勝利につながりやすいです。

デッキからプレイする系のカードを使用

 前述したように“ワイルドハントの猟犬”は、デッキ内に“氷霜”がないと戦力値4だけの貧弱なカードになってしまいます。このようなカードは効果的に使えるうちに使っておきましょう。使わずに次のラウンドへ進むと、ラウンド開始時のドローでデッキ内に存在しないといけないほうのカード(前述の例なら“氷霜”)を引いてしまうなど、事故の元になります。早めに余計なカードを減らしておけば、その後のドローで有用なカードを引きやすくなるメリットも。

『グウェント ウィッチャーカードゲーム』
▲シルバーの妖婆三姉妹はうまく出せれば1枚で戦力値20になるため3ラウンド目まで温存したいところですが、残しておくと手札事故を招きやすくなる悩ましいカード。

相手の狙いを潰せるカードを使用

 相手が“禁衛旅団の重装弓兵(自ターン中に密偵状態の敵が出現するたび2ダメージを与える)”を出した場合、次は高確率で密偵系カードを出して“禁衛旅団の重装弓兵”の効果発動を狙うでしょう。

 そのような状況では、自分がやりたいことを後回しにしてでも、相手の狙いを潰した方が勝ちにつながる場合が多いです。例えば“アルズールの電撃(ユニット1体に9ダメージを与える)”などのユニットにダメージを与える効果で倒したり、“封印”アビリティを持つユニットで封印したり。

 もちろん相手がそれも見据えて最初に“禁衛旅団の重装弓兵”を出した可能性もあるのが本作の難しいところですが、何もせずに放置するよりはマシなことが多い印象です。

『グウェント ウィッチャーカードゲーム』
▲相手リーダーが北方諸国“ヘンセルト”の場合、相手がヘンセルトで出したそうなカードを先に破壊できると、試合を有利に運べます。シャニで復活させられてしまうこともありますが……。

継続的に効果が発揮されるカードを使用

 前述した“禁衛旅団の重装弓兵”や、“騎士見習い(ターン終了時にアーマーを持つ場合、両隣のユニットに1ずつブーストを与える)”など、ターン経過や条件を満たす度に効果を発揮するカードは、早めに出すほど効果が長く発揮されます。

 もちろん相手に潰される可能性もあるので“絶対最初に出すべき”というほどではありませんが、早めに出した方がいいのは確かです(相手に毎ターンダメージを与え続ける“霜”などの災禍も同様)。

『グウェント ウィッチャーカードゲーム』
▲“軽量ロングシップ”などと組み合わせることで、雪だるま式に戦力値が増えていく“部族の大剣使い”。

相手の総戦力値を上回れるカードを使用

 相手の総戦力値に満たない状態で自分のターンを終えて直後に相手がパスした場合、こちらが勝つためにカードをさらに1枚出す必要があります。これが後攻のときなら手札差1枚で済むためそれほど問題はありませんが、先攻だった場合は手札差2枚になり明らかに不利です。

 これを防ぐ基本的な方法は、毎ターン相手の総戦力値を上回れるカードを出すこと。特に「このラウンドは絶対に勝ちたい!」というときは常に相手を上回れるようにしたいです。

 相手の総戦力値を上回れなかった=相手が絶対にパスをするという訳ではありませんが、その可能性は考慮しておきましょう。

次ラウンドを有利に進めるためのカードを使用

 「今のラウンドでは勝てそうにない。でもパスもしたくない……」そんなときは次ラウンドを有利に進めるためのカードを出しておきます。例えば“継戦(ラウンド終了時に盤面に残る)”の能力を持つユニットを出し、次ラウンド開始時の総戦力値が相手より上回っている状況を作ってからパスして負ける事で、次ラウンドを有利に戦うことができます。

 “手札のユニットをブースト”、“カードを1枚引く”、“自分のデッキの一番上に有用なカードを置く(または相手のデッキの一番上に微妙なカードを送り込む)”なども次ラウンドを有利に戦うための効果と言えます。逆に相手がこのようなカードを連続で使ってきた場合は、そろそろパスしたいということかもしれません。

攻略その4:パスするタイミングの見極め方

 カードの出し方以上に難しいと個人的に思っているのがパスのタイミングです。「パスのタイミングを間違えなければ勝てたかも……」という試合が何度もありますから。私は次のようなことを意識してパスするタイミングを見極めています。

相手に手札差を作れるタイミングでパス

 先攻ならこちらの総戦力値が大きく上回っている時に、後攻なら相手の総戦力値を1でも上回っている時にパスすることで、勝利もしくは2枚以上の手札差を作ります。1、2ラウンド目の基本的な考え方と言えるでしょう。先にパスして1ラウンド目で負けたとしても、相手より手札が2枚以上多ければ、残る2、3ラウンドで勝ちやすくなります。

 なお“10枚対8枚”と“3枚対1枚”はどちらも手札差2枚ですが、“3枚対1枚”では相手より3倍もカードを持っていることになるので、3枚の方が圧倒的に有利です。このように手札の枚数が少なくなるほど、手札を多く残している方が有利になるため、互いの手札を減らしてから手札差2枚以上を作るのが理想です。

 ちなみに1枚差だけで(継戦ユニットなどがいない場合)は、2ラウンド目で勝つために手札を使う必要があるため、3ラウンド目では差が0枚になってしまう可能性が高いです。しかもこの場合3ラウンド目で先攻になり、最後にカードを出せるのが相手になるので、こちらが不利と言えるでしょう。

『グウェント ウィッチャーカードゲーム』
▲2ラウンド目以降は、直前ラウンドの勝者が先攻に。引き分けの場合、引き分けたラウンドで後攻だったプレイヤーが次ラウンドで先攻になります。

 難しいのは“手札差が2枚以上=勝ち”ではないという点。手札差が作れそうな状況になったからと言ってすぐにパスすると、逆に勝機を逃してしまう可能性すらあります。

 なぜなら多くの場合手札差を作れた側は1ラウンド目で負けているため、2ラウンド目で必ず勝つ必要があります。つまり2ラウンド目では相手より先にパスしにくくなる(パスして相手に逆転されたらそれで敗北する)ため、相手に主導権を握られてしまうのです。

 主導権を握られると、総戦力値は自分が十分勝っているのにパスできず、温存していた戦力値の高いカードやコンボ用のカードを使わされてしまうことも。その間、相手が次ラウンドの準備を着々と進めていたら、1ラウンド目で作った手札差だけでは相手を上回れないかもしれません。

 このような攻められ方に強いデッキと弱いデッキが存在するので、自分のデッキと相手のデッキを見極めて“手札差を作って負ける”のと“勝って相手に手札差を作られる”のでは、どちらが勝ちやすいのか考えてパスを判断しましょう。

(1ラウンド目限定)2ラウンド目開始時の総戦力値が上回っているタイミングでパス

 通常ならラウンド開始時の総戦力値は互いに0なので、先攻がカードを出さずにパスした場合、後攻は“パスして引き分け(互いに1ラウンド分勝利)”と“カードを1枚出して1勝”のどちらかを選べます。これが2ラウンド目の場合、後攻は(引き分けだと敗北するため)“カードを1枚出して1勝”を選ぶしかなくなります。

 “カードを1枚出して1勝”を選べば当然、相手より手札を消費するので3ラウンド目が不利に。この状況を防ぐには、2ラウンド目開始時点での総戦力値が相手より1でも上回っていればいいのです。こうすれば相手が即パスした場合は、こちらはカードを出さずに1勝できます。相手がカードを出してきたとしても、こちらのターンで相手の総戦力値を毎回上回れれば、相手と同じ枚数のカード消費で済みます。

 つまり1ラウンド目で勝利するのが難しいと思ったら、2ラウンド目開始時点の総戦力値を上げるためのカードを出し、準備が整ってからパスすることで手札消費を最小限に抑えることができるのです。

『グウェント ウィッチャーカードゲーム』
▲“舞闘士”をカード交換すれば、カードを消費せずに3戦力値を生み出せます。相手の意表を突いて2ラウンド目開始時の総戦力値を増やせるので効果的です。

相手がパスする直前にパス

 相手が1ラウンド目に負ける気だと感じた場合、相手より先にパスすることで手札の余計な消費を防ぐことができます。もちろん“相手がいつパスをするのか”がわかったら苦労はしないのですが、例えば前述したような“2ラウンド目の総戦力値を上げるためのカード”を出した上で総戦力値がこちらを超えていない場合は、次にパスする可能性がそれなりにあると思います。

 また負けている状況で、その差をさらに広げる密偵ドロー(相手に高い戦力値の密偵ユニットを与える代わりに、カードを1枚ドローできるカードの通称)カードを出してきた場合はパスする気配が濃厚。ただし、1枚で逆転されるカードが存在しないか考えてからパスした方がいいでしょう。

『グウェント ウィッチャーカードゲーム』
▲味方最強ユニットの戦力値が同じでしかも同列にいる場合、“ゲラルト:イグニ”1枚で逆転される可能性があります。相手がゴールドカード4枚を使い切っていない場合はさらに危険。ですがそう思わせるブラフの可能性も……。

 相手がパスするか否かで自分の動きを変えられるのが理想ですが、手札が限られている本作では常に両方のパターンで最善手が打てるとは限りません。だからこそ相手の行動を予測し、先んじてパスすることが効果的な場面が多々あるのです。

効果的に使えるカードがないからパス

 墓地から復活させる効果のカードは、墓地にカードが溜まりにくい1ラウンド目では効果的に使えない場合があります。残り手札にこのようなカードしかない場合、無理に使用せずパスして2ラウンド目以降で勝負した方が勝てる可能性が高いです。

 ただし完全に追い込まれてから無策でパスしたのでは勝利に結びつかないので、できればもっと早く効果的にパスできるタイミングでパスしておきたいところ。相手よりも戦力値が上回っている状況や、2ラウンド目の準備ができている状況で「これ以上進めても状況が好転しない」と判断できたら潔くパスしましょう。「もしかしたら相手がパスしてくれるかも……」と根拠なくカードを出し続け、効果的に使えるカードがなくなってしまったら目も当てられません。


 以上『グウェント』の基本的な考え方を語らせていただきました。非常に奥深いゲームなので、今回書いたことが当てはまらないケースもあるかもしれませんが、これからプレイする方の指針になれば幸いです。

 次回の記事では大型アップデート後の『グウェント』を実際にプレイし、ルールの変更点や気になった新カードの解説を行う予定です。

(C) 2017 CD PROJEKT S.A. ALL RIGHTS RESERVED. CD PROJEKT(R), The Witcher(R), GWENT(R) are registered trademarks of CD PROJEKT Capital Group. GWENT game (C) CD PROJEKT S.A. All rights reserved. Developed by CD PROJEKT S.A. GWENT game is set in the universe created by Andrzej Sapkowski. All other copyrights and trademarks are the property of their respective owners.

データ

▼『グウェント ウィッチャーカードゲーム』
■メーカー:CD PROJEKT RED
■対応機種:PS4
■ジャンル:カード
■発売日:2017年5月24日(パブリックベータ)
■価格:基本無料/アイテム課金
▼『グウェント ウィッチャーカードゲーム』
■メーカー:CD PROJEKT RED
■対応機種:Xbox One
■ジャンル:カード
■発売日:2017年5月24日(パブリックベータ)
■価格:基本無料/アイテム課金
▼『グウェント ウィッチャーカードゲーム』
■メーカー:CD PROJEKT RED
■対応機種:PC
■ジャンル:カード
■発売日:2017年5月24日(パブリックベータ)
■価格:基本無料/アイテム課金

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