2018年1月29日（月）

『刀使ノ巫女』のイベント“刀使祭一の太刀”昼公演レポート。藤田茜さんは御刀の代わりにネギを……？

　1月14日（日）、TVアニメが好評放送中の『刀使ノ巫女（とじのみこ）』のイベント“刀使祭一の太刀”が、東京・渋谷の東京カルチャーカルチャーで開催されました。

　イベントは昼夜の二部構成で、本記事では本渡楓さん（衛藤可奈美役）、大西沙織さん（十条姫和役）、茜屋日海夏さん（安桜美炎役）、藤田茜さん（六角清香役）が出演し、お笑いコンビ天津の向さんが司会を務めた昼公演の模様をお届けします。

　まずはアニメパートから始まり、本渡さんと大西さんが、自身が演じるキャラクターが通う学校の制服に身を包んで登場。ドリンクを飲みながら参加できるイベントということで、みんなで乾杯してからのスタートとなりました。

　アニメパートではアニメ第1話と第2話の内容を振り返りつつ、 “写シ”や“迅移”などの用語説明も行い、作中で彼女たちが見せた戦いなどについても詳しい解説がありました。

「刀使ノ巫女」世界観紹介！
第2話で姫和が体力の回復を必要としていたように、刀使ができる「写シ」には個人差があり、何回も連発できるわけではありません。 https://t.co/Xsf4ePxwY6 #tojinomiko pic.twitter.com/0yUhfvC1QQ
アニメ「刀使ノ巫女」公式 (@tojinomiko) 2018年1月13日

　また、第2話で可奈美の親友・舞衣が取り調べを受けることになったことなどにも触れ、可奈美を演じた本渡さんは「申し訳ない」心情だと語ります。

　その後、放送に先駆けて第3話が上映され、新たにフォーカスされたキャラクターたちであったり、見どころについても語ります。

　アフレコ自体は数ヶ月前に行われたこと、さらにオリジナルアニメーションということもあり、改めて完成したアニメを見ているとキャスト陣でさえも続きが早く見たくなるようです。

　アニメパートが終わると、2018年にサービス開始が予定されているiOS/Android用RPG『刀使ノ巫女刻みし一閃の燈火（とじとも）』のコーナーへと移り、ゲームオリジナルキャラクター・安桜美炎を演じる茜屋さんと、同じく六角清香を演じる藤田さんが登場します。

　茜屋さんの手には美炎が持つ御刀・加州清光が握られており、これは切っ先の欠けまで再現した特注品とのことでした。一方、御刀がない藤田さんの手には何か長い物ということで、以前のイベントでも使われたネギが握られていました。

　さらに、本作を手がけるスクウェア・エニックスの椎名崇徳プロデューサーも登壇し、完成したばかりの新PVが披露されます。

　最新のゲーム画面を見たキャスト陣からは、御刀だけでなくゲーム内にネギを実装して欲しいと要望が飛び出したり、姫和が第3話で披露した料理シーンを踏まえて、“おたま”も欲しいなどの声が挙がっていました。

　当日公開された開発中の戦闘シーンには、“斬”“突”“壊”の文字が三すくみで表示されており、それぞれのキャラクターにもこのタイプ（属性）が表示されていました。

　他にも、前に行動したキャラクターが狙った敵を一緒に狙うことでダメージ倍率が上がる連携要素と、隊列（編成）を組む際には前衛と後衛が存在し、ダメージをある程度コントロールできそうな要素など、戦局を左右しそうないくつかのシステムが紹介され、かなり本格的なRPGであることがうかがえました。

　あわせてこの日より、事前登録キャンペーン第9弾として、出演声優16名による寄せ書きサイン色紙が抽選で1名に当たるキャンペーンが始まったことも告知されました。

　『とじとも』の紹介が終わると、美濃関学院チーム（本渡さん、茜屋さん）と平城学館チーム（大西さん、藤田）に分かれ、賞品を賭けての対決コーナーへ。

　出されたお題は、チームメイトと協力して単語や文章を完成させたり、「○○といえば」で思いつくものを揃えたりと、各チームの連携が必要なものでした。平城学館チームは、惜しくもクリアならずという回答が続きましたが、混迷を極めたのは美濃関学院チーム。

　茜屋さんがスタンダードな回答を出すも、本渡さんが「Help（本渡さん）」「me（茜屋さん）」と書くところを「Hei（本渡さん）」と回答してしまったり、刀で斬ったあとに言いたい言葉で、藤田さんが持ち込んだネギをフィーチャーして「ネギラーメンおまちィィ!!（本渡さん）」と珍回答を披露するなど、足並みに乱れが見られました。

　両チームともなかなか回答が揃いませんが、代表的な学校行事を問われて、平城学館チームが「学園祭（大西さん）」「文化祭（藤田さん）」と回答して見事にポイントを獲得。しかし美濃関学院チームは、楽しいイベントと話していたにも関わらず「反省文（本渡さん）」の回答が飛び出し、あえなく敗北してしまいました。

　ゲーム後は告知コーナーとなり、1月15日から対象店舗でBD/DVDを予約すると、しずまよしのり先生描き下ろしのA3クリアポスターがもらえるキャンペーンの情報をはじめ、3カ月連続でキャラソンが発売されること、“刀使祭二の太刀”内でライブがあることも改めて告知されました。

　ここで再び、ステージは『とじとも』の紹介コーナーへ。開発端末の調整を終えた椎名Pが戻ると、清香の着替えが初公開されました。ゲーム中の3Dモデルにはさまざまな衣装を反映でき、この日は新PVにも登場した巫女装束でのデモが行われました。

　端末を操作したのは藤田さんで、縦方向に3Dモデルを回転できないかと懸命に試していました。

　また、髪やリボン、スカートなどが揺れることに気づいた他キャストも加わり、モデルを胸の大きめなキャラクターに変更してものすごい勢いで端末を操作しますが、その先にあるものは心の目でしか見えない仕様となっていました。

　最後は、本作への想いや見どころなどをそれぞれが語り、今後の意気込みなどを述べて昼の部は大盛況のうちに幕を閉じました。

■“刀使祭一の太刀”概要（※終了）
【開催日】2018年1月14日（日）
【昼公演】開場13：30 開演14：00
【夜公演】開場17：30 開演18：00
【会場】東京カルチャーカルチャー
【出演（敬称略）】
昼公演：本渡楓（衛藤可奈美役）、大西沙織（十条姫和役）、茜屋日海夏（安桜美炎役）、藤田茜（六角清香役）
夜公演：本渡楓（衛藤可奈美役）、和氣あず未（柳瀬舞衣役）、茜屋日海夏（安桜美炎役）、藤田茜（六角清香役）
【内容】先行上映会、キャストによるトークショー
【チケット】自由席3,500円＋税（1ドリンク別）

■“刀使祭二の太刀”概要
【開催日】2018年2月18日（日）
【昼公演】開場13：30 開演14：30
【夜公演】開場17：00 開演18：00
【会場】曳舟文化センター
【出演（敬称略）】本渡楓（衛藤可奈美役）、大西沙織（十条姫和役）、和氣あず未（柳瀬舞衣役）、木野日菜（糸見沙耶香役）、松田利冴（益子薫役）、鈴木絵理（古波蔵エレン役）
【内容】先行上映、キャストによるトークショー＆ライブ
【チケット】全席指定4,500円＋税
　12月9日12：00よりANiUTaで先行抽選受付開始

■“刀使祭三の太刀”概要
【開催日】2018年3月18日（日）
【昼公演】開場13：30 開演14：30
【夜公演】開場17：00 開演18：00
【会場】山野ホール
【出演（敬称略）】本渡楓（衛藤可奈美役）、大西沙織（十条姫和役）、和氣あず未（柳瀬舞衣役）、木野日菜（糸見沙耶香役）、松田利冴（益子薫役）、鈴木絵理（古波蔵エレン役）
【内容】先行上映、キャストによるトークショー＆ライブ
【チケット】全席指定4,500円＋税
　12月9日12：00よりANiUTaで先行抽選受付開始
※ANiUTa会員先行についての詳細は、アニメ公式サイトで確認できます。

データ

『刀使ノ巫女』のイベント“刀使祭 一の太刀”昼公演レポート。藤田茜さんは御刀の代わりにネギを……？

『刀使ノ巫女』のイベント“刀使祭一の太刀”昼公演レポート。藤田茜さんは御刀の代わりにネギを……？