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2018-02-07 10:30

『機動戦士ガンダム 即応戦線(ガンソク)』リリース直前。開発者オオチPインタビュー

文:電撃App

 バンダイナムコエンターテインメントが、間もなく配信予定のiOS/Android用アプリ『機動戦士ガンダム 即応戦線(ガンソク)』。本記事では、本作のプロデューサーを務めるオオチ ヒロアキ氏のインタビューをお届けします!

【『ガンダム即応戦線(ガンソク)』とは】

 アニメ『機動戦士ガンダム』シリーズにおける「一年戦争」にスポットをあてた、対戦型リアルタイムガンダムバトル!

 プレイヤーは、「地球連邦軍」/「ジオン公国軍」どちらかの陣営を選び、所属する軍の指揮官となり、オンラインで友達と同時対戦できるゲーム。

※ゲームに関する画像などは、開発中のものです。アプリ配信後に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。

『ガンダム即応戦線(ガンソク)』
『ガンダム即応戦線(ガンソク)』

バンダイナムコエンターテインメント

機動戦士ガンダム 即応戦線(ガンソク) プロデューサー

オオチ ヒロアキ

 開発の指揮を執るプロデューサー。

本作のコンセプトやこだわりについて

――どういうコンセプトで『ガンソク』を立ち上げたのでしょうか?

 今やスマホでゲームを楽しむことが当たり前になっていますが、昔はシンプルなゲーム性のものが多かったのに対して、最近はアクション性や戦略性が高いゲームが増えてきましたよね。

 加えて、通信速度も年々早くなってきていますし、スマホに限らず家庭用ゲームでもネットワークを介して他のプレイヤーと一緒に遊ぶことが当たり前の時代になっています。

 そうした背景がある今だからこそ、“リアルタイム対戦”を主体にしたゲームも当たり前のように受け入れていただける土壌ができたと考えたことが企画立ち上げのきっかけでした。

 本作では『機動戦士ガンダム』の世界観と“リアルタイム対戦”を主体としたゲーム性がマッチするように様々な方向から試行錯誤を重ねています。もちろんスマホならではのお手軽さも重要ですので、短時間で遊べるように調整してありますよ。

『ガンダム即応戦線(ガンソク)』

――特にこだわった点があれば、教えてください。

 いくつかポイントはあるんですが、特にこだわった点は大きく分けて2つです。

 まずわかりやすさと戦略性ですね。どこをどう触れば良いのか? どこを触ると何が起こるのか? といった点が極力直感的にわかるような画面デザインや操作性を目指して開発しています。

 また、対戦ゲームのキモでもある戦略性を維持するためのユニット毎のバランス調整には、今までに培った知見や技術を導入して徹底的にこだわりました。

 次に、プレイヤーが「連邦軍」と「ジオン軍」との戦いに身を投じるという本作の世界観へのこだわりですね。両軍それぞれの戦績によって支配率が変動する要素は、原作で描かれている両軍の争いをモチーフとしています。

 またモビルスーツだけでなく戦車やヘリ、生身の兵士も戦場で戦うという要素も、原作で描かれた戦場の雰囲気を醸し出す重要な要素だと考えています。

『ガンダム即応戦線(ガンソク)』

――「一年戦争」を題材としたのはなぜですか?

 『ガンダム』を題材とした対戦ゲームは数多く出ていますが、スマホで初の“リアルタイム対戦”を主体としたゲームを作るのであれば、多くの人が認知している「連邦軍」と「ジオン軍」という2つの勢力が戦う「一年戦争」がシンプルでわかりやすいと思って選定しました。

 「一年戦争」における「連邦軍」と「ジオン軍」は、現在でも新しい作品や設定が追加されていくほど人気のあるモチーフですし、両軍ともに人気がありますので。

 ちなみに2回行われたCBT(クローズドβテスト)のデータによると、日本のプレイヤーには「ジオン軍」のファンが多いようですが、日本以外の地域では「連邦軍」のほうが人気が高かったんですよ。結果として、プレイヤー数のバランスもとれてよかったです(笑)。

『ガンダム即応戦線(ガンソク)』

――ユーザーさんにどういった遊び方をしてほしいと考えていますでしょうか?

 先述の通り対戦ゲームとして戦略性を担保するために全てのユニットに一長一短の特徴を設定したため、特定のユニットだけでは勝てないようになっています。言い方を変えると“最強のユニットが存在しない”というゲーム性です。

 ユニットの種類も多いので、攻略方法も無限にあると思います。自分のプレイスタイルに合わせてデッキを編成し、研究を重ねてお友達と切磋琢磨しながら、対戦で勝利を目指してほしいですね。そういった遊び方をしてくれると、作った側としてもうれしく思います。

 また実際の「一年戦争」のように、同じ軍に所属するプレイヤー同士で協力し合って勝利を目指してほしいですね。

『ガンダム即応戦線(ガンソク)』

――ガチの対戦ゲームとして遊びつつ、そういった世界観も楽しめるのは魅力ですね。

 重要なこだわりの1つなので、なるべくこの世界観を楽しめる工夫も入れています。例えば、対戦メインのゲームはどうしても勝ち負けが厳密に決められるのですが、このゲームは負けたとしても相手の拠点を1つでも落としていれば、所属軍としては“戦果あり”という形で評価されるんですよ。

 なぜかというと、実際の「連邦軍」と「ジオン軍」の戦いを想像してみても、1つ拠点を落としただけでも戦況に影響はあるだろうと考えたためです。そうやって個々の“戦果”が統合されて戦況が動きますので、プレイが得意でない人も「少しずつ自分の軍に貢献しているのだ」と考えながら遊んでいただければ。

リリース後の運営について

――リリース後は、どのように運営していく予定でしょうか?

 モチーフとしている「一年戦争」を、本作では1カ月で戦い抜きます。つまり、1カ月のスパンで遊んでもらって、月次のランキングのようなものを決めるのがメインモードとなります。その月に活躍すると、その次の月に「先月すごい活躍をしたプレイヤーだよ!」という形で表彰されるので、各軍で活躍できるように遊んでください。

――活躍した人に特典はありますか?

 当初は活躍したユーザーさんのデッキを紹介して表彰していく予定ですが、そのうち“専用の称号”などのスペシャルな報酬を付与していきたいと思っています。詳細はまだ検討中ですが、ぜひ表彰されてゲーム内に自分の名前を残してください。

――日本以外に台湾、香港、韓国とアジア圏にリリースされていますが、北米、南米、ヨーロッパなど他の地域へのリリースも予定されているのでしょうか?

 まずは最初にリリースするアジア圏を中心に運営していきます。本作はオンライン対戦なので物理的な距離が“ラグ”につながってしまうため、アジア圏のサービスが安定してきたあとで、あらためてその他の地域へのリリースを検討する予定です。

――現在リリース予定の国のプレイヤーとは対戦できるのですか?

 できます! サーバーが国ごとに分かれているわけではなく、同一サーバーなんですよ。CBT等でテストしてみるとラグがそれほどなかったので、国を超えて誰とでも対戦できるようにしました。

――リリースがかなり遅くなりましたが、その理由を教えてください。

 8月に初出情報を出した時はその直後に1回目のCBTを行う予定でしたが、予想以上にバランスチューニングに時間がかかり、その結果10月まで延びてしまいました。

 その後も何度か「これぐらいやれば楽しんでいただけるかも」と思うタイミングがあったのですが、スマホのガンダムゲームで初の“リアルタイム対戦”を主体としたタイトルを目指すうえで「中途半端な状態でお客様に提供するぐらいなら、しっかりバランスが取れた状態でリリースしたい」と決断したためです。

 その後も十分な期間をとってバランス調整を行い、さらに2回目のCBTも実施させていただいた結果、絶妙な調整を実現できたうえに今後の運営にも活用できるかなりの量のノウハウが蓄積されました。長くお待たせしたのはたいへん申し訳ありませんが、そのぶんご期待いただければと思います。

『ガンダム即応戦線(ガンソク)』

『ガンソク』の陣営とユニットについて

――プレイヤーが「連邦軍」と「ジオン軍」に分かれて戦うゲームですが、どちらの陣営を選ぶのがおすすめでしょうか? 各陣営の特徴など、選択基準になる情報があれば教えてください。

 まずは、自分が好きなユニットがいるほうの軍を選択するのがよいと思っています。好みのユニットで戦うほうが楽しいので、「どっちの陣営が強いか」というよりは、個人的な趣味で選んでほしいですね。

 各軍の特徴としては、あの有名な『RX-78-2 ガンダム』がいるのが「連邦軍」です(笑)。本作のガンダムは、耐久力が高く、素早く、さらに攻撃力も高く範囲攻撃ができるというオールマイティなユニットで、非常に使いやすい性能です。とても戦いやすいので、このユニットを軸としたスタンダードな戦い方で遊べると思っています。

 対する「ジオン軍」は、ガンダムに対抗するモビルスーツとしてシャアザク(シャア専用ザクII)がいますが、このユニットは相手の拠点・施設のみを狙うユニットで、普通のユニットには一切攻撃しないというやや特殊な性能です。

 相手のプレイ状況やEN管理状態を見ながらカウンターとして使うユニットなので、「ジオン軍」のほうがどちらかというと操作方法がテクニカルになると思います。

 ですので、もし好みだけで陣営を選べない場合は、自分の腕に自信のある人は「ジオン軍」、とりあえず気楽に遊んでみようという人は「連邦軍」を選んでみてもいいですね。

『ガンダム即応戦線(ガンソク)』

――プレイを進めたあとに陣営を変更することもできますよね?

 もちろん可能なんですが、設定上は陣営を変える指揮官は脱走兵扱いとなりますので(笑)、持っていたユニットを別の陣営に持ち越すことはできません。

 ただし、資源やキャピタルは持っていけますし、さらに元の陣営に戻ると「戻ってきてくれてありがとう!」ということで、もともと持っていたユニットはそのまま保全された状態で使えます。

――意外と脱走兵に優しいですね(笑)。

 わりとゆるい感じです(笑)。

 「ずっとジオン軍だったけど、連邦軍のモビルスーツでも戦ってみたいな~」と思ったときは、連邦軍に移籍して遊んでみるのもいいと思います。ただし、両方の軍をガチでプレイするとなると、育てるユニット数が約2倍になるので、そこは大変かと思います。

――新ユニット追加の頻度について、どれくらいの間隔で行われるのでしょうか? また、一度に何体ぐらいのユニットを追加する予定でしょうか?

 定期的なスパンで新しいユニットが取れるイベントやガシャを開催する予定です。数としては、1回につき各陣営1体ずつの想定です。

 少ないと感じられるかもしれませんが、先ほどお話した通り本作に登場するユニットはそれぞれ特徴を持っているうえ、単独で戦うのではなく部隊内の組み合わせで戦うことを前提にしています。

 なので、大量のユニットが頻繁に追加されてしまうと、それまでに考えた理想の編成が一瞬で意味を成さなくなるので常に試行錯誤し続けなければならなくなりますよね。

 対戦を楽しむ以前に編成を考えるだけで時間もかかりますし、疲れてしまうと思います。そうした状況を防ぐためにも、ユニットを追加する頻度とボリュームをあえて抑えるように考えています。

 その分、新ユニットを入手したら「どういう特徴を持ったユニットで、どういう編成が最適なのか」を考えながら新しい部隊を編成し、答え合わせをするために戦って、調整して……そして気づけば自分の軍に貢献していて、その頃に新たなユニットが追加されるので新しい戦い方や編成を考える……というサイクルで楽しんでもらえるといいなぁと。

『ガンダム即応戦線(ガンソク)』

――対人戦がメインとなっていますが、キモとなるユニット調整はどれぐらいの頻度で行われるのでしょうか? また上方・下方どちらの修正が基本となるのでしょうか?

 しっかりと調整を行ったユニットを追加していくので頻度は低いと思いますが、調整は必要に応じて随時行います。

 基本的に上方修正を前提に考えていますが、例えばユーザーさんの研究の結果、我々の想定していない使い方をすると圧倒的な威力を発揮するユニットが発見された場合は、“対戦環境の保全”のためにやむをえず下方修正をする場合もあると思います。その際は必ず事前に告知を行います。

『ガンダム即応戦線(ガンソク)』

『ガンソク』のイベントについて

――オンライン大会などの大きなイベントは開催されるのでしょうか?

 なるべく早いタイミングで行うべく計画を立てていまして、近日中に告知できたらいいなと考えています。大会ルールも絶賛検討中なのですが、単純な個人戦、兵団戦、特定のユニットを入れる条件つき対戦などのバリエーションを考えているところです。

――2人の公認プレイヤーやオオチPと交流するなど、オフラインでイベントや大会などを開催する予定はありますでしょうか?

 まだ具体的な告知はできませんが、ユーザーさんとの直接の対話ができる場は欲しいと思っています。“対戦環境の保全”という意味でも、開発側でデータを元にしたバランス調整はできるんですが、やはり直接お話を聞かないとわからない部分もありますので。

プレイヤーへのメッセージ

――CBTに参加していないプレイヤーは全員が初心者となりますが、最初のアドバイスなどはありますでしょうか?

 登場するユニットが最初から約80と多く、すぐに全ユニットの性能を覚えるのは不可能ですので、最初は他のプレイヤーの編成を参考にしつつ、各ユニットの使い方を覚えてもらいたいと思っています。

 公式攻略wikiのおすすめデッキ(※編集部注:アプリのリリース後に掲載予定です)を使ってみたり、公認YouTuberの動画を見てみたりするほか、リプレイ動画でうまい人のプレイを見るのも参考になります。本作はアプリ内に最新のおすすめリプレイ動画を閲覧する機能がありますので、ぜひ活用してください。

 また、同じ兵団のプレイヤーで利用できる“協力対戦”と“模擬戦”も使ってほしいですね。特に協力対戦はたいへんお得な機能になっていて、バトルに勝利すると2人とも報酬を得られるんですよ。例えば自分よりプレイがうまい友達に操作を任せて成り行きを見守っていれば、上手な操作方法を学べるうえ、勝てば報酬ももらえるというわけです(笑)。

 まわりのお友達を自分の兵団に勧誘して、“1カ月戦争”に大きな影響を与える強力な兵団を作り上げるのもいいかもしれませんね。

【協力対戦の基本ルール】

・2人のプレイヤーが協力して通常のバトルを行える(アカウントはメインプレイヤー側のものを使用)

・ユニットは各プレイヤーのデッキの上段4枚が選択される(同じユニットがかぶった場合は下段の左側から順番に選択される)

・バトル自体は通常のルールで、2人とも操作ができる状態になる(1人が操作して、もう1人は見てるだけでも大丈夫。スタンプ役に徹することも可能)

【協力対戦のメリット】

・2人とも報酬がもらえてお得なので、お友達のアカウントのレベリングや兵団への勧誘に利用可能

――最後に、プレイできる日を楽しみにしているユーザーさんに対してメッセージをお願いします。

 発表から配信まで、たいへん長らくお待たせして申し訳ありませんが、もう間もなく(!)配信になりますので、ぜひ楽しみにお待ちいただければと思っています。スマホアプリのガンダムゲームとしては初のリアルタイムオンライン対戦ゲームなので、スキマ時間にピコピコと熱い対戦を楽しんでいただけるとうれしいです。

データ

▼『機動戦士ガンダム 即応戦線(ガンソク)』
■メーカー:バンダイナムコエンターテインメント
■対応機種:iOS
■ジャンル:RTS
■配信日:2018年予定
■価格:基本無料/アイテム課金
▼『機動戦士ガンダム 即応戦線(ガンソク)』
■メーカー:バンダイナムコエンターテインメント
■対応機種:Android
■ジャンル:RTS
■配信日:2018年予定
■価格:基本無料/アイテム課金

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