［PR］Xperiaで楽しむPS4リモートプレイ。コントローラー対応により外出先でも快適

文：セスタス原川

　ソニーモバイルコミュニケーションズが販売するAndroid端末“Xperia（エクスペリア）”を使ったPlayStation4（以下、PS4）のリモートプレイ方法＆体験レポートをお届けします。

　新作ゲームを購入してからの数日間、外出中に「早く帰ってゲームしたい！」と思うことはありませんか？　そんな願いを叶えてくれるのがXperiaシリーズ。専用アプリでPS4と連携することで、スマートフォン上でPS4のゲームをプレイすることができるのです。

※XperiaシリーズでのPS4リモートプレイには、専用アプリ“PS4リモートプレイ”に対応したXperia Z3シリーズ以降の端末が必要です。

編集部員・ゴローがリモートプレイを体験

　一見便利そうに思えるリモートプレイですが、気になるのが「スマホや無線環境できちんとゲームを遊べるのか？」という点。ちょうど、『北斗が如く』のプレイ時間が思うようにとれないと嘆いていた編集部スタッフ・ゴローがいたので、XperiaでのPS4リモートプレイを試してもらいました。はたしてその感想は？

『北斗が如く』とは

　セガゲームスより発売中のPS4用ソフト『北斗が如く』は、人気漫画『北斗の拳』の世界を、“龍が如くスタジオ”がオリジナルストーリーで描くアクションアドベンチャーゲーム。繁華街を歩き回ったり、襲い掛かる敵を撃退したり、世紀末の世界を自由気ままに楽しめます。

　敵との戦闘中に放つ北斗神拳は爽快そのもので、シチュエーションによってさまざまな技を繰り出せます。ラオウやトキなど、おなじみのキャラクターが登場するオリジナルストーリーにも注目です。

――リモートプレイの率直な感想は？

ゴロー：リモートプレイって無線でやるわけじゃん？　PS4本体で通信対戦とかをしていても無線の人がいるとラグったりするから、同じようになるかと心配していたんだけど、すごいね、コレ。遅延もほとんどなく、普段通りにプレイできたよ。

　『北斗が如く』には“秘孔アクション”っていうのがあって、画面に表示されたマークのボタンをタイミングよく押すと“ジャスト秘孔”が発動するんだよね。この目押しがきちんとできるということは、他のアクションゲームとか……それこそリズムゲームなんかも問題なく遊べるんじゃないかな。

▲相手の秘孔を突いた後、タイミングよくボタンを押すことで大ダメージを与える“ジャスト秘孔”。

　心配なのはやっぱり、不安定な回線で遊ぶ時とか、遊びながら建物内を移動する時とかだね。Xperiaを持ったままトイレに行こうとしたら若干カクついたから、アクション要素のないミニゲームを遊ぶとか、状況にあったコンテンツを遊ぶのがいいと思った。

▲“黒服ケンシロウ”などのアクション要素がないミニゲームなら、多少カクついていても問題なく遊べます。

――画面の見やすさについてはどうだった？

ゴロー：画面のサイズに関しては、まったく気にならなかったね。結局はモニターと自分の距離なのかな？　スマホゲームで文字が小さく感じないのと同じでテキストも普通に読めたし、おかげでストーリーもばっちり頭に入った。というか、こうして画面の話をするまでそんな心配があることすら忘れていたよ（笑）。

――他によかった点、悪かった点は？

ゴロー：リモートプレイならではの利点もあった。ソファーで寝転がりながら遊んでいて、同じ姿勢に疲れて寝がえりを打とうとしたんだよ。こういう時、大きいディスプレイだったらどうしようもないんだけど、リモートプレイならXperiaをポイッと移動させるだけ。これはとてもありがたかった。

　あと、ディスプレイボタンでの操作と縦表示（上部にゲーム画面、下部にディスプレイボタンを表示）は、残念ながら『北斗が如く』には合わなかった。でも、DUALSHOCK 4を持ち歩いていない時に操作が激しくないゲーム……例えばシミュレーションやアドベンチャー、ターン制バトルのRPGなんかをプレイするには、これで十分かもね。

▲縦表示は画面が小さくなってしまう代わりに、ディスプレイボタンがきちんと見えるようになります。

XperiaでPS4リモートプレイをする方法

1.必要なものを揃える

　PS4リモートプレイをするために必要なものはXperia端末、PS4本体、PS4ソフトの3つ。たったこれだけでプレイできます。

　また、リモートプレイ中はXperia上のタッチパネルでも操作できますが、XperiaとDUALSHOCK 4を連携すればコントローラーで操作することも可能。その場合、Xperiaを机などに立てて置くためのスタンドカバーもあるといいでしょう。

2.PS4本体のリモートプレイを有効にする

　まずはPS4本体をリモートプレイできる状態にしましょう。

　メニューの［設定］＞［アカウント管理］＞［いつも使うPS4として登録する］を選択し、［いつも使うPS4として登録する］の文字が暗くなれば完了です。これでSENアカウントを通じてXperiaをPS4に接続できるようになります。

　続いて、同じくメニューの［設定］＞［モートプレイ接続設定］＞［リモートプレイを有効にする］を設定します。ここにチェックマークを入れることでリモートプレイが可能になります。

　なお、PS4がスタンバイモードでもリモートプレイは可能です。［設定］＞［スタンバイモード時の機能を設定する］＞［インターネットに接続したままにする］をオンにしておけば、スタンバイモードでもSENアカウントにサインインした状態を維持できます。

　また、同じ画面の［インターネット経由でPS4の電源を入れられる］をオンにすれば、屋外から室内のPS4を起動できるようになります。

3.アプリ“PS4リモートプレイ”のインストール＆設定

　続いて、Xperiaに専用アプリ“PS4リモートプレイ”をインストール。Google Playストアで“PS4”や“リモートプレイ”などで検索すればダウンロードできます。

　“PS4リモートプレイ”を起動すると、SENアカウントへのサインインを求められるので、PS4と同じアカウントでサインインしましょう。

※アプリ“PS4リモートプレイ”はXperia Z3以降のXperiaシリーズに対応した専用アプリです。

　サインインが完了したら、リモートプレイするPS4の登録を行いましょう。登録は、アプリ内の［PS4を検索する］の下部にある［次に］を押すだけ。すると、同じSENアカウントでサインインしているPS4が検索され、登録が完了します。

　登録に成功した場合、アプリ“PS4リモートプレイ”の画面がPS4のものに切り替わり、リモートプレイで自宅のPS4ソフトを遊べるようになります。リモートプレイ終了する際は、他のアプリと同じように“PS4リモートプレイ”のタブを閉じればOKです。

　なお、PS4が目の前にある場合は手動での登録も可能です。PS4本体の画面で［設定］＞［リモートプレイ接続設定］＞［機器を登録する］を選択すると、8ケタの番号が表示されるので、アプリ内で入力しましょう。

4.DUALSHOCK 4の登録

　この時点でリモートプレイは開始できていますが、DUALSHOCK 4を登録していない状態では、Xperia上に表示されるディスプレイボタンで操作することになります。普段遊んでいる状態を再現したいのであれば、DUALSHOCK 4の登録も行いましょう。

　設定は、アプリ“PS4リモートプレイ”の［DUALSHOCK 4を登録する］の部分で行います。この際、Xperia本体のBluetoothがオンになっていることを確認しておきましょう。

　注意点として、リモートプレイに使用したいDUALSHOCK 4がPS4と接続されている場合、一度PS4との接続を解除する必要があります。PSボタンを長押ししてPS4との接続を解除しましょう。

　ここまでの準備が完了したら、Xperiaとの登録を行います。DUALSHOCK 4のSHAREボタンとPSボタンを同時に長押しすると、ライトバーが点滅し、機器の検索を行います。

　しばらくするとXperiaにDUALSHOCK 4が認識され、接続が行われます。各種ボタンでXperia上のPS4画面を操作できれば、登録完了です。

　一度登録したDUALSHOCK 4は接続を切っても、PSボタンを長押しすれば再接続が可能です。ただし、別の機器に接続してしまうと、再度この登録手順が必要になるので注意しましょう。

5.Wi-Fiスポットがある場所へ行く

　リモートプレイには、PS4とXperiaの両方をインターネットにつなげる必要があります。リモートプレイを外出先で利用する場合には、なるべく速くて安定したWi-Fi回線があるところ（オフィスやカフェなど）でのプレイが望ましいです。

　推奨されているのは、最低でも上り下りと5Mbps以上ある回線。これより速度が遅い回線ではラグや接続が途切れてしまう場合もあります。

　また、ポケットWi-Fi（LTE回線は使用不可）は通信速度の問題に加え、パケット消費量も増加するため、固定回線を利用するのが望ましいです。

リモートプレイ利用時の注意点

回線状況がとても重要

　リモートプレイは家庭用に引かれたWi-Fiの利用を前提としており、最低でも上り下りと5Mbps以上が推奨されています。膨大なデータ通信を行うため、速度制限などの観点から見ても、ポケットWi-Fiでの利用は控えたほうがよいかもしれません。

リモートプレイ中の利用制限

　リモートプレイ中は、ゲームプレイのブロードキャスト、スクリーンショットの撮影ができず、Blu-ray DiscやDVDは再生できません。逆に、本体でブロードキャスト（配信）しているとき、他のユーザーがリモートプレイやブロードキャストをしているとき、Blu-ray DiscやDVDを再生しているときは、リモートプレイが利用できません。

着信がくると切断される場合も

　Xperiaに着信が来た場合、リモートプレイは中断されます。また、PS本体の電源が切れてしまうとリモートプレイも中断されてしまいます。

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データ

関連サイト

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