2018年9月14日(金)
エレボニア帝国を舞台に、これまでの『軌跡』シリーズキャラクターが登場する『英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA-』。電撃PSでは、来たる発売日の9月27日に向け、本作に登場するキャラクターを総ざらいする特別企画をお届けしていきます。
今回は、《VII組》の活動を支える頼もしい協力者たちと、リィンたちにとって敵となるのか味方になるのかわからない、動向不明な者たちについてまとめて紹介!
過去に電撃PSで掲載された、日本ファルコム・近藤季洋社長によるコメントも再録しているので、それを読んで『閃の軌跡IV』の展開を想像してみてください。
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サラ・バレスタイン |
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年齢:27歳 CV:豊口めぐみ |
トールズ士官学院・特科クラス《VII組》の元教官で、リィンたちの恩師。内戦後は遊撃士に復帰し、新たに遊撃士となったフィーを鍛えながら帝国の内情を探っていた。前作の終盤で同僚のトヴァルがカレイジャス爆破テロに巻き込まれ、ともに事態の収拾にあたっていたアガットも消息不明となってしまう。
かつて身を置いていた猟兵団《北の猟兵》と、変わり果てた教え子リィンの間に立つサラ。両者とも救おうとする彼女の姿勢が見てとれるシーンだが、はたしてどのような手段をとるのか?
サラは、遊撃士としてほかの遊撃士たちと連携をとっていきます。
たいていはフィーと行動していますが、新しい流れとしてエステルとヨシュアと共闘したり、アガットやシェラザードを含めた遊撃士チームとして連携する場面も見どころになりますね。
久しぶりに遊撃士協会のメンバーたちの会話も楽しめると思います。
トワ・ハーシェル |
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年齢:21歳 CV:野中藍 |
リィンたちの先輩で、第II分校《IX組・主計科》の担当教官。前作ではリィンの同僚として、よき理解者として、ともに分校の生徒たちを導いた。親友アンゼリカの失踪、亡くなったはずのクロウの行方など心配事が重なるなか、一連の事件で暗躍していた人物が友人ジョルジュだと判明してしまう。
ジョルジュが《地精》の1人として暗躍していたこと。そして、彼の口からもたらされた衝撃的な言葉にショックを隠せない様子。クロウの復活は支えになるのか?
《第II分校》のメンバーは基本的に序盤では各地に散らばっていて、捕らえられていたり、潜伏していたり。最初はどこにいるかわからない状態で始まって、徐々に合流していきます。
トワについては、クロウ、アンゼリカ、ジョルジュとの絆が見どころですね。仲よしだった人たちがみんなどうにかなってしまって、ある意味で一番かわいそうなキャラクターかもしれません。
そこを踏まえてどう旧友たちと向き合っていくのか? というところが彼女のドラマの主軸になっていきます。
アルフィン・ライゼ・アルノール |
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17歳 CV:佐藤聡美 |
エレボニア帝国の皇族アルノール家の長女にして、皇太子セドリックの双子の姉。その可憐な容姿から“帝国の至宝”と呼ばれ、民衆から絶大な人気を誇る。父であり、現皇帝のユーゲントIII世が凶弾に倒れ、さらに兄オルヴァルトがカレイジャス爆破テロに巻き込まれるという悲劇に見舞われる。
オズボーン宰相に心酔し、暴挙とも思える行為を繰り返す双子の弟セドリックに対し、アルフィンはどのように向き合うのか? 彼女が下す決断もしっかり見届けたい。
アルフィンも消息不明になっている状況から始まります。彼女の場合は、父親である皇帝が撃たれていますので、それが心配ですよね。オリヴァルトも死亡していますし。
さらにはセドリックがオズボーンに心酔してしまって、別人のようになっていたりもします。そんななかで自分には何ができるのか? というところから、自分の立ち位置を決めていく様子が見どころになります。
こうして見てみると、アルフィンとアリサはかわいそうですよね。家族がみんなどうにかなってしまって。2人のクエストや絆イベントは、これまで以上にかなり重い部分もあったりします。
エリゼ・シュバルツァー |
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17歳 CV:後藤沙緒里 |
清楚で奥ゆかしい雰囲気が特徴的な、シュバルツァー男爵家の長女。義兄であるリィンを実の兄以上に慕い、信頼を寄せているが、内に秘めた想いを閉ざしており、本人にも告げていない。帝都での異変をきっかけにリィンが行方不明となってしまい、穏やかだったエリゼの日々は一変してしまう。
《聖アストライア女学院》の学生会長に就任したエリゼ。だが、親友のアルフィンとともに、大切な友人の1人として《第II分校》に転校した後輩・ミルディーヌのことを気にかけていた。先輩・後輩として届く言葉はあるのか?
彼女も前作のあと消息不明になっているキャラクターの1人で、中盤くらいに再会します。現状に彼女なりの考えを持っていて、そのことをリィンに伝えて独自に行動していくことになります。
そこは絆イベントやクエストで明らかになる部分ですね。パトリックと2人きりになる場面もありますが、リィンを操作して割って入ることも(笑)。
そこで交わされるリィンのセリフも楽しみにしてほしいですね。
《緋》のローゼリア |
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年齢:不明 CV:水橋かおり |
幼い容姿ながら、老成した独特な口調が特徴的な齢800を数える《魔女の眷属》の長。同じ一族のエマやクロチルダにとっては血の繋がらない祖母であり、魔術の師匠にあたる。帝都での異変発生時、“呪い”の拡散を防ぐため《星杯騎士団》と手を組み、魔女として力を貸す。
齢800を数えるローゼリアだが、一族の“長”というイメージからかけ離れたお茶目な部分も。本作では、ミニゲームの「VM(ヴァンテージマスターズ)」で遊びたがる彼女のキュートな一面も見られる。
ローゼリアは前作終盤でようやく正体が判明した人物ですが、今作では魔女の長として、異変を解決するために新旧《VII組》に力を貸していくことになります。
焔を纏って形状が変化した左腕や、大人びた雰囲気の姿など、戦闘イベントでも彼女の活躍を見ることができるはずです。
さらに、彼女の場合、なぜ800年以上も生き続けているのか? という大きな謎が残されています。そもそも《魔女の長》とはなんなのか……? その答えもいよいよ明らかとなります。
トマス・ライサンダー |
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年齢:? CV:松本考平 |
その身に《聖痕》を宿し、強大な力を行使する12人の守護騎士と、彼らをサポートする正騎士・従騎士で構成された少数精鋭の騎士団。危険な古代遺物(アーティファクト)の回収と管理を職務とし、表沙汰にできない非合法の活動なども行う。
トマスは《星杯騎士団》に所属する守護騎士・第二位《匣使い》にして、副長を務める人物。《巨イナル黄昏》と呼ばれる災厄を阻止しようと、秘密裏に活動していた。
ガイウスとロジーヌに指示を出し、トマスは別行動? トマスの動きと同時に、教会勢力としての動向からも目が離せない!
従騎士ロジーヌに《黒の史書》の解析を依頼し、《魔女の眷属》の長・ローゼリアと接触して帝国内での協力関係を築くなど、リィンたち《第II分校》の活動の裏でさまざまな動きを見せていたトマスですが、本作では守護騎士・第二位という立場を明かしたうえで、事態収拾に向けて表舞台で動いていくことになるようです。
前作終盤で見せていた守護騎士としての力で、リィンたちをサポートする姿をまた見ることができるかもしれませんよ。さらに、トマスは副長という立場でもあるので、彼の言動を通して《星杯騎士》に関するさまざまな情報を知ることができるかもしれません。
ちなみに、トールズ士官学院で歴史教官を担当していたころ、“予想外料理”を集めていましたが、あれは収集癖のあるトマスの趣味でしょうね(笑)。
ただ、彼の場合は《黒の史書》収集前にあの依頼をリィンに出すことで、リィンの能力を試していた……とも考えられますが。
どこまでが趣味で、どこまでが本気なのか、いまいちハッキリしないところも、トマスという人物の魅力の1つなのかも知れませんね。
いよいよ本領を発揮するトマスにご期待ください。
クロウ・アームブラスト |
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年齢:― CV:櫻井孝宏 |
リィンたち旧《VII組》の先輩で、内戦時に《帝国解放戦線》のリーダー《C》として死亡。しかし《地精》により仮初の命を与えられ、記憶を失ったまま《蒼》のジークフリードとして復活する。そして《巨イナル黄昏》の発動と同時に、封じられていたクロウの記憶がよみがえるが……?
前作では記憶を失くしたまま《地精》の長の代理として暗躍。結社が帝国内で行っていた“実験”や、第II分校の様子を監視していた。本作では旧《VII組》と合流し、ともに力を合わせて戦う展開もありえる!?
前作で記憶を取り戻したものの、彼は《地精》や《鉄血》側の勢力として組み込まれたままの状態です。
本作では彼なりの考えを持って行動を起こすことになりますが、それが何のための行動なのかがポイントですね。
彼の真意はわかりませんが、状況によっては新旧《VII組》と共同戦線を張る可能性はあるかもしれません。
なお、本作では不死者となった経緯だけでなく、《帝国解放戦線》時代の同志との関係もサブエピソード的に語られる予定です。
ヴィータ・クロチルダ |
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年齢:26歳 CV:田村ゆかり |
結社《身喰らう蛇(ウロボロス)》の使徒・第二柱《蒼の深淵》で、《魔女の眷属》の一族でもある。オズボーンと手を組んだ結社の動きに反発し、独自に動く。だが、盟主への忠誠は変わらない模様。
ヴァイスラント決起軍の主宰であるミュゼの手腕を高く評価しているクロチルダ。魔女としての能力で、決起軍の活動をサポートしていく。
《魔女の眷属》でありながら一族と袂(たもと)を分かち、ミュゼのもとで決起軍の1人として動くことになるクロチルダ。
『閃の軌跡II』の煌魔(こうま)城において、彼女が《幻焔(げんえん)計画》を通して成そうとしていたこととは何だったのか? その真実が、いよいよ語られるのでご期待ください。
オーレリア・ルグィン |
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年齢:32歳 CV:住友優子 |
《ヴァンダール流》と《アルゼイド流》から免許皆伝を受けた《黄金の羅刹(らせつ)》と呼ばれる将軍。第II分校の分校長だが、《巨イナル黄昏》と同時に《ヴァイスラント決起軍》に合流した。
ヴァイスラント決起軍が皇族のアルフィンやエリゼを保護しているのは、オズボーン宰相との戦いに正当性を求めるためか? 彼らの動向も注目したい
決起軍の主軸として指揮を執っていく一方で、《黄金の羅刹》として強者と勝手に対決してしまうなど、破天荒さや自由な側面は変わらずあります。
また、決起軍の人間関係にも注目ですね。いつからミュゼにほれ込んでいて、その下につくと決めたのか? などの経緯も語られます。
なお、二つ名に“黄金”とついていますが、その二つ名が《金の騎神》そのものを指しているわけではありません。
ウォレス准将 |
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オーレリア将軍とは、学生時代から因縁があり、内戦では《貴族連合軍》のもとで戦ったウォレス准将。《黄昏》発動時には、《ヴァイスラント決起軍》を率いて帝都に出現した幻獣などと戦った。
熟練の機甲兵部隊を率いて出陣し、大型飛行戦艦パンタグリュエルを奪って決起軍の戦力とした。写真は『閃の軌跡III』より。
前作において“死亡”したり、重傷を負ったと描写された人々もピックアップ。
オリヴァルト皇子 |
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CV:子安武人 |
帝国の南方にある小国・リベール王国で起こった《リベールの異変》を、遊撃士のエステルたちと協力して解決した功労者の1人。帝国皇帝の長子であるが、庶民出身の母のもとに生まれたため、皇位継承権は破棄している。オズボーン宰相のことを危険視し、諸外国に協力者を探しに行ったのが、彼がリベールを訪れた理由であった。前作のラストで《カレイジャス》とともに爆散。
アルゼイド子爵 |
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CV:安元洋貴 |
《光の剣匠》と呼ばれる帝国随一の剣士で、ラウラの父。オリヴァルト皇子の考えに賛同し、高速巡洋艦《カレイジャス》の艦長を務める。オリヴァルト皇子らとともに、《カレイジャス》の爆破テロに巻き込まれる。
トヴァル・ランドナー |
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CV:杉田智和 |
帝国で活動する遊撃士。アーツの扱いに長け、《零駆動》の二つ名を持つ。《カレイジャス》の副長として、遊撃士の仕事を離れて、アルゼイド子爵をサポートしていた。《カレイジャス》の爆破テロに巻き込まれる。
アンゼリカ・ログナー |
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CV:進藤尚美 |
四大名門ログナー家の息女。東方の武術《泰斗流》を習得した武人でもある。内戦後はゼムリア大陸の東部を旅していたが、ジョルジュの怪しげな動きに気付き、帝国へと戻って来る。クロウの墓を調べに行った際、《地精》の黒のアルベリヒに命じられたジョルジュにより撃たれる。
皇帝ユーゲントIII世 |
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CV:諏訪部順一 |
帝国の現皇帝。オリヴァルト皇子やセドリック皇太子、アルフィン皇女の父親。前作にて、“呪い”に突き動かされた新《VII組》のアッシュに撃たれ、意識不明の重体となっている。なお、オズボーン宰相は皇帝が撃たれたことを敵国であるカルバード共和国の策略として、宣戦布告をした。
次回は過去作のファンなら見逃せない、リベール王国の遊撃士たちや、クロスベルの水面下で活動している特務支援課を紹介していく予定です。どうぞお楽しみに!
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