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2018年9月11日(火)

『ジャッジアイズ 死神の遺言』完成披露会に木村拓哉さんや中尾彬さんが登場。出演への思いを語る

文:げっしー

 セガゲームスは、12月13日に発売するPS4用ソフト『JUDGE EYES:死神の遺言』の完成披露会を9月10日に開催しました。

『JUDGE EYES:死神の遺言』

 ステージでは、セガゲームス取締役CPO/『JUDGE EYES:死神の遺言』総合監督を務める名越稔洋さんが登壇し、本作のゲーム概要を説明しました。

 主人公・八神隆之は元弁護士の探偵ということで、尾行、潜入、調査、写真撮影など『龍が如く』シリーズとは一線を画する新たな要素“調査アクション”を収録。メインストーリー以外に用意された“サイドケース”をこなし、探偵ライフを楽しむことがゲームを進める肝となります。

 また、バトルはスタイルの選択ができる仕様となっており、多彩なアクションで華麗かつ豪快にプレイできます。また、ドローンを使ったレースやピンボール、VRすごろくなど、遊び要素も多数用意されているとのことです。

『JUDGE EYES:死神の遺言』
『JUDGE EYES:死神の遺言』
『JUDGE EYES:死神の遺言』

 ゲーム紹介が終わると、八神隆之役・木村拓哉さん、源田龍造役・中尾彬さん、黒岩満役・谷原章介さん、綾部和也役・滝藤賢一さんが登壇しました。

 完成披露会を迎えて木村さんは「今まで言いたくても言えなかったことなので、胸を張って言えることが非常に嬉しい」とコメント。初のゲームオファーに関しては「『龍が如く』シリーズの存在は前から知っていて、オファーを受けた時に、あのスタジオの皆さんと“ああいう世界に入って行ける、入ったらどうなるんだろう”という想像がすごく膨らみました」と気持ちをあらわにしました。

 また、自分がモデルになったゲームキャラクターの姿を見た感想を聞かれると「自分が動いていることに興奮はしていますが、ちょっと照れます。初めてのことだったので、驚きの連発でした」と語りました。

『JUDGE EYES:死神の遺言』
『JUDGE EYES:死神の遺言』

 続いて中尾さんへのインタビューに移ります。中尾さんは仕事のオファーを受けた際は、自信がなかったのですぐに断ったとのこと。ただ、周りの方に「ぜひやったほうがいい」と言われ、今回のオファーを受けたことを明かしました。

 仕事はやっていくうちにドンドンのってきて、短い言葉の中に愛情などを込められたらいいかなといったことを考えながら、源田龍造を演じたそうです。

『JUDGE EYES:死神の遺言』
『JUDGE EYES:死神の遺言』

 刑事の黒岩役を演じた谷原さんは「元々『龍が如く』はプレイしていたのでオファーを受けた時は嬉しかったです。また、木村さんの役(八神隆之)とライバルの立ち位置にあるということで、とても楽しみでした」とオファー時の感想を語りました。

 キャラのモデリングを取る際には「痩せていかなきゃな」と思い、気を付けていたとのこと。しかし、名越さんから「モデリングは後からいじれるので、痩せさせることも太らせることもできますよ」と聞かされ「2週間くらい我慢してきたことが無駄に思えて、あの時だけは先に言っておいてくれよ! と、思いました(笑)」と、会場を笑いに包みました。

『JUDGE EYES:死神の遺言』
『JUDGE EYES:死神の遺言』

 完成披露会を迎えての思いを聞かれた滝藤さんは「いよいよこの日が来たかと思いました。初めて名越監督とお会いしてから1年くらい経ちますが、発表までが長かったので、途中で外されたのかなと……!」とコメント。

 また、「名越監督がおっしゃっていたように、癖のある役を演じることが多いので特に役作りはすることなく、今までやってきたことを丁寧に積み重ねて演じました」と綾部和也を演じるうえでの役作りを振り返りました。

『JUDGE EYES:死神の遺言』
『JUDGE EYES:死神の遺言』

 会場に来られなかった羽村京平役のピエール瀧さんは、ビデオメッセージでの出演となりました。「羽村は、凶暴な極道者ということで、八神に対して容赦のない妨害を仕掛けますが、物語が進むにつれてただの暴れ者じゃないという側面がチラホラとでてきます」と自身の演じたキャラを紹介。

 さらに、「羽村にバトルでやられてみたり、羽村のところで変なことしてみたりと、おもしろいプレイして本作を楽しんでいただけたらと思います」とファンへのメッセージを送りました。

『JUDGE EYES:死神の遺言』
『JUDGE EYES:死神の遺言』
『JUDGE EYES:死神の遺言』

 さらに、ステージには本作の主題歌とEDテーマを担当したロックバンド[ALEXANDROS]が登壇。映像を見た時から曲や書きたいイメージが浮かんでいたと語った川上洋平さん。歌詞は作品に忠実になりすぎないよう作成し、本作の映像や話を聞いた後に、自然と出てきたものが一番いいものと感じたと、曲作りの際の思いを語りました。

『JUDGE EYES:死神の遺言』

 完成披露会の最後には、名越さんが「本作の詳細は、東京ゲームショウ2018で大々的に発表します。また、9月13日の“せがなま”もチェックしていただけるとありがたいです」と今後の予定を発表しました。

 また、「今日出演していただいた方々は、役者や音楽とさまざまなジャンルで活躍している方たちですが、人に楽しんでもらうことに関してはボーダーレスだと思います。そういう人が集結してできた作品で、どんな結果になっているのかを皆さんの目で確かめてほしいです!」とコメントし、完成披露会を締めくくりました。

『JUDGE EYES:死神の遺言』

(C)SEGA

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