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2018年9月11日(火)

『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』の新トレーラーの新要素を勝手考察。旗に書かれた漢字の意味は?

文:電撃PlayStation

※この考察はフロム・ソフトウェアの公式な見解ではありません。

フロム・ソフトウェアから2019年3月22日に発売されるPS4/Xbox One/PC用ソフト『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE(セキロ シャドウズ ダイ トゥワイス)』。昨日開催された“PlayStation Line Up Tour”内では最新PVが公開され、東京ゲームショウでの出展もアナウンスされました。

『SEKIRO』

 本作の主人公は『DARK SOULS』や『Bloodborne』とは異なり、過去や人間関係が用意されており、より濃い物語が描かれることが予想されます。発売があまりに待ち遠しくなった編集部のフロム・ソフトウェアファンは、公開された映像をひたすらループ再生し、アクション・物語の両方から特に気になるシーンを勝手に考察してみました。

 また、みなさんの予想通り『SEKIRO』は高難度。東京ゲームショウでの試遊を満喫したいという方は、gamescomのプレイレポートもあわせてお読みいただき、予習に役立てていただけますと幸いです。

⇒『SEKIRO』のgamescomプレイレポートはこちら

●家紋について

 初報のスクリーンショットでも登場していた家紋は、アヤメ科アヤメ属の多年草に類似性が見られるように思います。ただ、杜若(カキツバタ)紋とは少し異なるようなので、ハナショウブやアヤメあたりでしょうか。一説によるとハナショウブの原種は東北地方で見られたといいますので、雪深い峠を越えた先にあると言われる葦名の国、その家紋かもしれません。

●旗に書かれた漢字

 城へと続く長い階段の脇に掲げられた旗に書かれている、雨冠に“口”が3つ、“龍”の字で構成されている、“龗(オカミ)”という文字。これは水、また雨や雪をつかさどる神を意味するものとのこと。この城が葦名のものだとすれば、葦名は独自の信仰を持っている可能性は高そうです。また、水の神として龍が信仰されるところもあるようですが、水の神のもう一つの信仰対象として蛇が祀られていることがあります。PVでも登場している白い大蛇は、この信仰の対象となるものなのでしょうか。

『SEKIRO』

●壁蹴り

 何度も壁蹴りを行っているシーン。閉所であれば壁蹴りで無限に高いところまで登れるようになるのでしょうか。また逆に、高所からの落下については、着地まで定期的に壁蹴りをしていけば、落下ダメージを受けずに着地することも可能なのかもしれません。実機で試してみたいですね。

『SEKIRO』

●斑紋のある僧侶たち

 山道を歩く坊主たちは、揃って頭部に斑紋が見受けられます。何かの症状の表れでしょうか。本作では、仏像が要所に登場し、鬼仏という仏像がチェックポイントとして置かれています。このシーンの後に出てくる和傘の人物が見た“修羅”というのも、仏教用語だったりと、何かと仏教信仰の強い印象。先述の水の神と合わせ、神仏習合の影響を受けていた時代だったと考えれば、そこに“神”のような存在が登場する可能性も0ではなさそうです。

『SEKIRO』
『SEKIRO』

●見切り

 公式サイトに掲載されているスクリーンショットのワンシーンが動画で確認できました。“危”の文字を見るといかにも危険だ、距離を取ろう、と思うところですが、本作ではピンチをチャンスに変える方法が用意されているようです。今回は突きに合わせた前ステップで侍大将の太刀を踏みつけることができるように見えますね。踏みつけることで大きく体幹ゲージを削ることができるのか、一気に忍殺へと繋げられるのか。こちらも実機で試してみたいところです。

『SEKIRO』

●不死斬り

 何者か(手がきれいなので貴族的な身分なのかも?)から譲り受けた刀の名前。キービジュアルのほか、このシーン以降の映像で忍びの背中に確認できます。不死という存在が本作に登場すると考えると、死の淵から蘇る“回生”と何かしらの繋がりがあるのではないかと考えられますね。武器として使うシーンはまだありませんが、儀礼的な刀なのかもしれません。

『SEKIRO』
『SEKIRO』

●新たな義手忍具

 今回伸縮する槍のような忍具が新たに登場しました。刃の根元には釣り針のような返しがついており、敵を引き寄せて戦う場面が確認できます。相手を移動させるということもあり、体幹の削り能力も高そうですね。義手忍具はこれまでに、手裏剣、斧、火炎放射、爆竹、傘が判明しています。

『SEKIRO』

●忍殺からの“煙幕”

 忍殺中、敵に“煙”の文字が登場し、血のような赤い煙幕を発生させていましたね。これだけ濃い煙幕に紛れることができれば、姿を隠して逃げたり、裏に回って戦ったりすることもできそうです。この煙幕がなにか特定の条件下で発生が可能なのか、義手忍具によるものなのか、それとも別のリソースを使用するのかは不明です。

『SEKIRO』
『SEKIRO』

●皇子の忍びと対峙する白髪の人物

 機敏な体術と両手に持つ短刀を武器に戦う白髪の人物。よく見るとその髪は長く、結わえられていますが、女性でしょうか。御札が貼られ、炎上している建物内に鉄線のようなものを張り巡らせ、プレイヤーとは異なる立体的な動きをしています。おそらく、このギミックを解除、あるいは活かして戦うことになりそうですが、このシーンで流れる「久しいな」「梟のせがれよ」という老婆のような声がこの場面のものだとすると、“梟のせがれ”は皇子の忍びを、そして“梟”は彼の親族か、師を示していると考えられます。

『SEKIRO』

●大猿

 巨大な身体を持ち、皇子の忍びを軽々と投げつける猿のような敵が最後に登場しました。妖怪のように伸び切った手足の爪は、長い間生き永らえてきたことを感じさせます。この敵の首元は棒状の太刀のようなもので貫かれており、過去に何者かと戦ったことを感じさせます。もしこの棒状のものが太刀だとするなら、大猿と対峙できるほど巨大な何かがこの世界には存在することになりますが……。

『SEKIRO』

 もう少し踏み込みつつここまでの考察をまとめると、ゲーム開始直後の背景事情としては、葦名には土着の神への信仰と仏教が融合した独自の宗教観をもっており、他国からの侵攻に対抗するため、神の力を借りようとした。その神への捧げ物として、特殊な血を持った御子(皇子)を必要としていたのではないか、と察することもできそうです。

 本当に独自の考察なので事実とは異なる部分も多々あるかと思います。むしろ全部間違っているかもしれません。ただそれでも、この気持ちの高まりを『SEKIRO』が気になっている皆さんと共有し、発売までいっしょに盛り上がっていければ幸いです。

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