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2018年9月22日(土)

『Armcair Detective』や『伊勢志摩ミステリー案内』で探偵気分を味わえるゲーム特集 in TGS2018【電撃PS】

文:まさん

 9月20日からの4日間(20日と21日はビジネスデイ)、千葉県の幕張メッセで開催されている日本最大のゲームイベント・東京ゲームショウ2018。そこで見つけた気になるインディーゲームをお届けしていきます。

⇒『N1RV Ann-A』や『HARDCORE MECHA』など、TGSのクオリティの高いインディゲームに注目!【電撃PS】

『インディー』

 ではさっそく、会場入口にある『ボーダーブレイク』の輝星・空式の隣で異様な存在感を放っていた謎のロボット(『STELL RATS』というゲームに出てくるロボットだそうです)の画像から始めていきましょう。ん、謎? 謎……よ~し、今回は謎解きアドベンチャーを中心に紹介しちゃうぞ~、という超強引な導入からスタート!

証言のムジュンを見つけて真実を導き出すザッピングアドベンチャー『Armcair Detective』

場所:HALL9-A62

『インディー』

 まずは、ADVangelistの安楽椅子探偵アドベンチャー『Armcair Detective』から紹介していきましょう。安楽椅子探偵とは、見つけた犯人を次々と安楽死させていく探偵……ではなくて、事件現場に行かずに事件を解決するミステリーのことですね。本作はそんな安楽椅子探偵物。サウンドノベル形式で展開する証人の発言からキーワードを拾い、別の証人の発言にぶつけて矛盾点を洗い出していく推理アドベンチャーになっています。

『インディー』

 プレイヤーは探偵事務所の助手、蒔苗未来(マキナミライ)となり、探偵の草薙椎名(クサナギシイナ)と共に殺人事件を解決していくというゲームで、会場ではTGS用の特別体験版をプレイできました。

『インディー』
『インディー』

 以前に、電撃PSでも取り上げたことがあるのですが、割としっかりしたミステリーになっており、集団尋問でいろいろな人の証言を探りながら、矛盾を突き付けていく快感はなかなか。

『インディー』

 矛盾を突き付けるというと『逆転裁判』を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、本作はどちらかと言えばいろいろな人の証言をザッピングしながら推理することが主になっていて、ちゃんとしたオリジナルの作品です。

『インディー』

 体験版は10分程度が目安になっていましたが、意外なところにあった矛盾を探すのに手間取ってしまったので、初めてだと結構悩むかもしれませんよ?

『インディー』

ボス! 懐かしいけど新しい事件が発生しました! その名も『伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠』です!!

場所:HALL8-N06

『インディー』

 おもしろそうなゲームが多すぎて、思わず気絶してしまいそうなフライハイワークスブースには、ファミコンソフト風のグラフィックにこだわったミステリー『伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠』が展示されていました。

『インディー』

 すぽーん! このキャラクターイラストは荒井清和先生ぞなーっと、もともと情報を追ってて知ってるくせに思わず驚いてしまいましたが、ファミコンソフトの時代に子どもだった人はニヤリとしちゃうグラフィックが最高。本当に、最の高です。

『インディー』

 コマンド選択式という往年のゲームらしいシステム。でも、出てくるアイテムはスマホで、検索しながら推理するという現代っぽさ。メッセージ送りや、現場への移動に別の場所を挟んで移動するコマンドのテンポ。これは、本当にファミコンっぽいミステリーです。相棒の刑事をめっちゃ疑いたくなりますね!

良好な手触りのメトロイドヴァニ。ア探索型アクションアドベンチャー『トランシルビィ』を遊ぼう!

場所:HALL8-N06

 ミステリーではないのですが、フライハイワークスブースにあったアクションも触れておきましょう。たぶん、いろいろなゲームメディアが取り上げる気がするから。

『インディー』

 『トランシルビィ』というアクションゲームなのですが、開発はスキップモアというNintendo Switchでは割とおなじみのところです。『神巫女』というメッチャ売れたダウンロードのインディーゲームを作ったディベロッパーなのですが、今回は横スクロールな探索型アクション。

 敵をかためて足場にしたり、近接攻撃で戦いながらダイヤを集めていくわかりやすいゲーム性で、体験版だけでも非常に遊び心地が良かったです。ボス戦の前で終わるというオアズケ感がズルい!

『インディー』

 というわけで、紹介はいったんここまで。もちろん、まだまだ会場にあったインディーゲームを紹介していく予定なのでお楽しみに! 

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