2018年9月23日(日)
9月20日からの4日間、千葉県の幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2018。担当ライター・まさんが会場で遊んだ作品のなかから、気になったタイトルを紹介していきます。
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例のごとく、会場の写真から始まっていますが、今回はファミリーブース入口にあるゲーム体験ゾーンの看板を撮影してみました。子ども連れじゃないと入れないので、毎回気になるけど遊べないんですよね。
じつは、遊べるゲームのリストをよく見るとインディゲームの『ロケットリーグ』があったりします。有名な海外のインディゲームの1つですね。でも、日本のゲームだって負けちゃいませんよ。というわけで、今回は日本のインディーゲーム特集です!
場所:HALL9-A64
インディーゲームコーナーのなかで、普通のメーカーが出展しているゲームと間違えそうなほどクオリティが高い作品。それが、Production Exabilitiesの『有翼のフロイライン』です。
キャラクターのイメージイラストが美麗で、公式HPのアップで見ても耐えられるクオリティ。もちろん、ゲーム中の飛行機や自機の3Dモデルも完成度が高く、これが空中戦を繰り広げるんだからロマンありすぎてたまりません!
もちろん、ゲーム部分も気合の入った完成度。フライトシューティングなので使うボタンや操作は多めですが、チュートリアルで学びながら感覚的に動かせるようになります。ゲーム自体は、ミサイルをロックオンしつつ弾をばらまき、クイックマニューバーで回避しながら戦う硬派なフライトシューティング。
フライトシューティングはそれほど得意なジャンルではないのですが、そんな自分でも遊んでいるうちに操作がしっくりきました。ほかにも、このブース周辺のインディーゲームは、個性的な日本の作品が多くてワクワクしますよ!
場所:HALL9-B37
『地獄調査官 樹神妖子』と同じNOMANA INTERACTIVEのブースにある『常世ノ塔』。過去にもいろいろなイベントでも出展されて、個人的に注目し続けていた作品が今年のTGSでも展示されていました。
とってもカワイイけど男の娘というココアくんしかいなかった初期の展示バージョンでも、そのおもしろさの片鱗は見えていたのですが、現在のバージョンでは使えるキャラクターも増えて必殺技のカットインやボス戦などの要素も盛られており、いつ発売してもおかしくないクオリティに。
自動生成で作られる塔型のダンジョンを、ジャンプとゲージがたまったときだけ使える必殺技を駆使して登っていくゲーム性はシンプルでおもしろく、正式版への期待が一気に高まる作品です。
必殺技を使ったときのカットインが各キャラごとに3種類用意されているのもうれしいところ。どんどんブラッシュアップされて、完成が楽しみな1本です。
場所:HALL9A-63
プレイしている人の動きが普通と変わっていたのと、どっとアートのビジュアルで一気に心をわしづかみにされたozumikanさんの『果てのマキナ』。
横スクロールアクションなのですが、特徴的なのが主人公の持つ巨大ブーメラン。剣のように切りつけるのはもちろん、投げて遠距離攻撃もできる。これだけだと普通なのですが、なんと右スティックで上半身をクルクル回し、斬る向きや投げる方向を変えられるんですよ。
これは“見回す”というアクションなのですが、見回しを活用することでジャンプしながら360度グルっと方向を変えて下や横を切りつけたり、ブーメランを斜めに投げたりと、いろいろな行動に派生できます。
さらに、主人公は“ブーメランを投げた先にワープできる”という能力も持っているのがポイント。ブーメランを斜めに投げて崖を登る。届かない場所へジャンプしてから、見回してブーメランからのワープ……などなど、アクションを組み合わせてスタイリッシュに動けるんです!
ただし、操作がこれまでにない物なので慣れるまでは難しい……。自分もボスは倒せませんでした。慣れたらカッコよく動けそうなゲームで、これまた完成が楽しみですね。
今日で4日目のTGS。もちろん、インディゲームレポートもまだまだ続きますよ! 会場にある作品を全部紹介することは流石にできませんが、自分が遊んで楽しかったものをバリバリ紹介していくのでお楽しみに!